#教育
レッジョ・エミリア現地研修から2年…②~「研究者」としてのこども観と至適な応答性〜
しばらく私自身の自己紹介についてのブログが続きましたが、今回から少しずつ2年前に訪れたレッジョ・エミリア現地研修の振り返りをまとめていきたいと思います。
第1回目の振り返りブログでは、導入として「生産性を中心にした台形型のライフサイクル」という発達観と「銀行型教育」という教育観について考えていきました。
今回のブログでは、これらとは対照的であるレッジョ・エミリアの発達観・教育観について、現地研
レッジョ・エミリア現地研修から2年…③~レッジョ・エミリアで大切にされている「美」「アート」観考察~
前回の投稿から、かなり間が空いてしまいました…!大変申し訳ございません。
先日、オンラインでレッジョ・エミリア研修を通して学んだことを報告させていただきました。以前のレッジョ関連のブログ(https://note.com/pegasus19/n/n8cc498df83f3)の最後に「次回はプロジェクトとドキュメンテーションについて…」と書いていましたが、オンライン報告会の流れを受けて、先にレッジ
ルールについて考える〜固定化・絶対化、独裁化を越えた〝動き〟として捉える視点についての一考察〜
ルールってなんだろう…。学校現場と放課後の現場の双方を経験している立場から、その難しさに直面することがあります。今回のブログでは、ルールが固定化・絶対化されている状況と、表面的にはルールがない状況との比較をした上で、私自身が持っているルール観を、こどもたちとの遊びの事例や、レッジョ・エミリアの「権利 diritti」という価値観を通してまとめていきたいと思います。今回もかなりの長文なので、もし読み
もっとみるこどもたちが生み出す遊びの”動き”と「ピアッツァ」
しばらく間隔が空いてしまいました💦
遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初のブログは、遊びの混ざり合いと「ピアッツァ(広場)」について書いていきたいと思います。
遊びを取り巻く様々な囚われ「このおもちゃとこのおもちゃを混ぜて遊んだらいけないんだよ!」「折り紙は折るもの!絵を描いてはいけません!」「一度始めた遊びを抜けるのはダメ!抜けるなら、もう入らないで!
フレネ教育研究会に参加させていただきました
今日はフレネ教育研究会に初めて参加させていただきました。今まで興味はあったものの、なかなか接点がなかったため、たくさんの学びを得ることができました。その中でも特に自由テクストが持つ2つの可能性について、私自身の学びや興味関心がある分野と結び付けながら考えました。
マリオ・ローディの実践〜「個からコミュニティへ」のきっかけとしての自由テクスト〜午前中は、フレネのアプローチから学びイタリアで実践され