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《無料》【ロッテ球団73年考察/(40)「オールスター」73シーズン考察】

(写真 左・1951年第1回オールスター戦のパ・リーグベンチ、前列右から浜崎真二(阪急)、土井垣武、野村武史(毎日)、木塚忠助(南海)、後列右から荒巻淳、佐藤平七(毎日)、右・「オールスター男」MVP3度受賞の山内和弘、写真は1959年オールスター戦第1戦表彰式)


(40)「オールスター」73シーズン考察

 2リーグ制となった翌年の1951(昭和26)年から始まったオールスター戦。昨シーズン2022(令和4)年まで72シーズンに渡り、開催されている(2020(令和2)年のみ新型コロナウイルスの感染拡大により中止)。
 かつてテレビ中継も少なく、注目度が低かったパ・リーグの選手にとっては人気のセ・リーグを相手に「燃える」選手も多かった。ファンの注目度も、パとセの普段見ることの出来ない対決に高かったが、2005(平成17)年からスタートした交流戦でリーグ間の対決もペナントレースの中で見ることが出来るようになり、かつてほどの熱狂度も無くなっていることは間違いない。
 それでも、選手にとって出場することはステータスに変わりはない。
 今回はオールスター戦の考察を。最後にオールスター出場全選手も掲載。

※オールスター戦開催変遷
・1951(昭和26)年、53年、60年、63年~1988(昭和63)年…本拠地球場3試合開催(同一球場2試合開催あり)
・1952(昭和27)年、54年~59年、61年~62年…本拠地2試合開催(同一球場2試合開催あり)
・1989(平成元)年~1998(平成10)年…本拠地2試合開催、夏季五輪開催年3試合(1試合は地方球場)
・1999(平成11)年~2001(平成13)年…本拠地2試合、地方球場1試合開催
・2002(平成14)年~2012(平成24)年…本拠地2試合+隔年本拠地地方球場各1試合開催(2年に1試合地方開催)
 ※東日本大震災復興支援として2011(平成23)年宮城、12年岩手、13年福島で開催、計3試合開催
・2013(平成25)年~現在…本拠地2試合開催
・2018(平成30)年~現在…4年で1球場地方開催(2018年熊本、2022年松山で各1試合開催)

【本拠地開催】

★1963(昭和38)年7月23日・第2戦 東京スタジアム
★1969(昭和44)年7月19日・第1戦 東京スタジアム
★1972(昭和47)年7月22日・第1戦 東京スタジアム
★1980(昭和55)年7月20日・第2戦 川崎球場
★1985(昭和60)年7月21日・第2戦 川崎球場
★1992(平成4)年7月19日・第2戦 千葉マリンスタジアム
 ※第3戦(7月21日)は県営宮城球場で開催。ロッテが主管球団
★1998(平成10)年7月23日・第2戦 千葉マリンスタジアム
★2003(平成15)年7月16日・第2戦 千葉マリンスタジアム
★2011(平成23)年7月23日・第2戦 QVCマリンフィールド
★2017(平成29)年7月15日・第2戦 ZOZOマリンスタジアム

 1952(昭和27)年にフランチャイズ制が導入され、以降、本拠地球場持ち回り開催となる。毎日オリオンズは後楽園球場を本拠地としていたが、5球団が本拠地としていたため、明確に主管球団としての開催試合は不明。
 大毎オリオンズ時代の1962(昭和37)年に東京球場が完成し、オールスターを主管球団として開催した。
 なお、1973(昭和48)年~77(S52)の5年間は県営宮城球場を本拠地としていたが、宮城球場が開催条件を満たしておらず、主管球団としての開催はなかった。1992(平成4)年から地方球場でも開催することになり、主催試合を多く行っている主催球団が主管球団となったが、同年の宮城球場での試合の主管球団となった。

【オールスターMVP選手 一覧】

★1954(昭和29)年 第2戦(後楽園)…山内 一弘
★1955(昭和30)年 第1戦(大 阪)…山内 一弘
★1959(昭和34)年 第1戦(西 宮)…山内 一弘
★1961(昭和36)年 第2戦(甲子園)…田宮謙次郎
★1966(昭和41)年 第2戦(甲子園)…榎本 喜八
★1973(昭和48)年 第3戦(平和台)…山崎 裕之
★1976(昭和51)年 第1戦(川 崎)…有藤 道世
★1983(昭和58)年 第3戦(広 島)…落合 博満
★1987(昭和62)年 第1戦(西 武)…高沢 秀昭
★1989(平成元)年 第1戦(神 宮)…村田 兆治

 オールスター戦では、開催初年度から試合ごとに「オールスターMVP選手」を選出しているが、オリオンズ~マリーンズからは過去10人が選ばれている。
 初めて選出されたのは、1954(昭和29)年第2戦の山内一弘。入団3年目でレギュラーに定着したシーズンだったが、第2戦ではパ1番に座り5打数4安打1打点の活躍だった。山内は翌55(S30)年も出場し1、2戦ともパ5番としてスタメン出場し、第1戦では自身先制1号を含む4打数2安打2打点で2年連続MVPに選出、6年連続6度目の出場となった1959(昭和34)年の第1戦ではパ4番として自身2本目の本塁打を含む4打数2安打3打点で3度目のMVPに選出された。
 山内はMVP獲得以外の年も大活躍。ほぼ毎年、表彰選手に選ばれ、優秀選手3度、打撃賞4度、美技賞5度(下記全表彰選手一覧参照)と出場した
10年間で表彰が無かったのは2年だけという活躍で「オールスター男」と呼ばれていた。
 1961(昭和36)年の第2戦では、阪神から移籍し大毎で3度目の出場となった田宮謙次郎がパ2番として2打席連続タイムリー二塁打を含む4打数2安打2打点と活躍し選出された。
 山内と同じくオールスターで活躍したのは榎本喜八。山内と競うように表彰選手として選出されていたが、MVPには縁がなかった。しかし1966(昭和41)年の第2戦で先制2ランを放ち、11度目の出場で初めて選ばれた。
 1973(昭和48)年第3戦では途中出場の山崎裕之が9回裏二死満塁のチャンスでレフト前にサヨナラヒットを放ち選ばれた。
 1976(昭和51)年第1戦では有藤道世が先制のチャンスメークのヒットを含む4打数2安打で選出された。
 1983(昭和58)年第3戦では落合博満が4回表にレフトスタンドへ先制ソロ、9回表にもレフトへダメ押しソロと2本塁打を放ち選出された。
 1987(昭和62)年第1戦では高沢秀昭が6回裏、逆転に成功しなおも続く1死1、2塁のチャンスにレフトスタンドへ勝利を決定づける3ランホームラン含む4打数2安打で選出された。
 1989(平成元)年第1戦では、このシーズン限りで引退となった村田兆治が13度目の出場で先発マウンドへ。3回を打者11人2安打3奪三振で零封。勝利投手となり初の選出。なお、39歳8ヶ月の最年長勝利投手となった。

 この村田が最後のMVP。マリーンズとなってからは選出されていない。
 次に、MVP以外の表彰選手一覧。

【MVP以外の全表彰選手】

※敢闘賞、打撃賞、優秀投手、優秀選手、美技賞(1951(昭和26)年~62(S37)年まで
-----毎日オリオンズ-----
★1951(昭和26)年…第1戦(甲子園) 美技賞:別当薫
★1952(昭和27)年…第2戦(後楽園) 優秀投手賞:土井垣武(毎)、美技賞:別当薫(毎)
★1953(昭和28)年…第3戦(中 日) 優秀投手:荒巻淳
★1954(昭和29)年…第2戦(後楽園) 美技賞:山内和弘
★1955(昭和30)年…第1戦(大 阪) 打撃賞:山内和弘
★1956(昭和31)年…第1戦(後楽園) 打撃賞:山内和弘、第2戦(後楽園) 美技賞:榎本喜八
★1957(昭和32)年…第1戦(中 日) 打撃賞・美技賞:山内和弘、第2戦(中 日) 敢闘賞:榎本喜八
-----大毎オリオンズ-----
★1958(昭和33)年…第2戦(広 島) 打撃賞・優秀選手:葛城隆雄、榎本喜八、美技賞:矢頭高雄
★1959(昭和34)年…第2戦(大 阪) 敢闘賞:山内和弘
★1960(昭和35)年…第1戦(川 崎) 優秀選手・美技賞:山内和弘、第2戦(後楽園) 優秀選手・美技賞:山内和弘
★1961(昭和36)年…第1戦(中 日) 打撃賞:田宮謙次郎、優秀選手:榎本喜八
★1962(昭和37)年…第1戦(平和台) 優秀選手:山内一弘、第2戦(広 島) 優秀選手:山内一弘
★1963(昭和38)年…第1戦(後楽園) 美技賞:山内一弘、第2戦(東 京) 敢闘賞・打撃賞:榎本喜八、第3戦(神 宮) 打撃賞:山内一弘
-----東京オリオンズ-----
★1964(昭和39)年…第3戦(大 阪) 優秀選手:榎本喜八
★1965(昭和40)年…第2戦(西 宮) 優秀投手:小山正明
★1966(昭和41)年…第1戦(東 京) 優秀投手:小山正明
★1967(昭和42)年…第2戦(中 日) 優秀投手:成田文男
★1968(昭和43)年…第1戦(川 崎) 打撃賞:ロペス
-----ロッテオリオンズ-----
★1969(昭和44)年…第1戦(東 京) 優秀投手:成田文男
★1970(昭和45)年…第1戦(神 宮) 優秀選手:山崎裕之
★1971(昭和46)年…第3戦(後楽園) 優秀投手:村田兆治
★1973(昭和48)年…第1戦(神 宮) 優秀投手:成田文男
★1974(昭和49)年…第1戦(後楽園) 優秀投手:村田兆治
★1975(昭和50)年…第2戦(中 日) 優秀投手:水谷則博
★1978(昭和53)年…第3戦(後楽園) 優秀投手:村田兆治
★1979(昭和54)年…第2戦(ナゴヤ) 優秀選手:白仁天 第3戦(神 宮) 敢闘賞・打撃賞:白仁天
 ↓1980年からMVPと優秀選手賞3名、1981年から優秀選手賞4名
★1980(昭和55)年…第1戦(西 宮) リー
★1981(昭和56)年…第1戦(甲子園) 落合博満、第2戦(横 浜) 庄司智久、第3戦(神 宮) 有藤道世
★1982(昭和57)年…第1戦(後楽園) 落合博満
★1984(昭和59)年…第1戦(後楽園) 深沢恵雄
★1985(昭和60)年…第2戦(川 崎) 落合博満
★1986(昭和61)年…第3戦(広 島) 落合博満
★1987(昭和62)年…第1戦(西 武) 牛島和彦
★1988(昭和63)年…第3戦(東京D) 高沢秀昭
-----千葉ロッテマリーンズ-----
★1994(平成6)年…第1戦(西 武) 伊良部秀輝
★1996(平成8)年…第1戦(福岡D) ヒルマン、第2戦(東京D) 伊良部秀輝
★1997(平成9)年…第1戦(大阪D) 小宮山悟
★1998(平成10)年…第2戦(マリン) 平井光親
★1999(平成11)年…第3戦(倉 敷) 小坂誠
★2001(平成13)年…第1戦(福岡D) 黒木知宏
★2004(平成16)年…第1戦(ナゴヤD) 渡辺俊介
★2005(平成17)年…第2戦(甲子園) イスンヨプ
★2006(平成18)年…第1戦(神 宮) 里崎智也
★2007(平成19)年…第1戦(東京D) 小林宏之
 ↓2008年からMVPとベストバッター賞、ベストピッチャー賞、ベストプレー賞3名
★2008(平成20)年…第2戦(横 浜) ベストプレー賞:大松尚逸
★2010(平成22)年…第2戦(新 潟) ベストバッター賞:里崎智也
 ↓2011年からMVPと敢闘選手賞2名まで、2012年から3名まで
★2015(平成27)年…第1戦(東京D) 敢闘選手賞:清田清宏
★2017(平成29)年…第2戦(ZOZOマリン) 敢闘選手賞:鈴木大地
★2022(令和4)年…第2戦(松 山) 敢闘選手賞:松川虎生

 オールスターという舞台では、相性が良い選手と悪い選手がいる。MVP同様に毎試合MVP以外にも表彰選手が選出されてきたが、毎日から大毎時代は前述の山内、榎本らの他にも別当や葛城、田宮ら必ず主力が表彰されていた。1951(昭和26)年からスタートしたが1971(昭和46)年まで、毎年オリオンズからは表彰選手が選ばれていた。
 初めて表彰選手が出なかったのは4人出場した1972(昭和47)年。かつては複数人が表彰されることが多かったが、東京になったころから、3連戦で1人しか選出されない年が増えていた。
 川崎時代には落合が相性の良さを見せた。MVPを含めて3年連続で表彰選手に選出される。
 千葉移転後は2試合開催となるシーズンが増え、1996(平成8)年の第1戦ヒルマン、第2戦伊良部と2人表彰されるが、複数人の表彰がこれが最後となり、選出される選手も数年ごとになってきている。

【同一球団最多出場】

<10人>
◆2005(平成17)年 薮田、清水直、小林宏、渡辺、小林雅、里崎、フランコ、西岡、李承燁、福浦
※2011年ソフトバンクと並ぶ記録

【最年長勝利投手】

<39歳8ヶ月>
村田兆治 1989(平成元)年7月25日・第1戦(神宮)

【最多被安打】

<11被安打>
成瀬善久 2008(平成20)年8月1日・第2戦(横浜)

【オールスター出場 全選手一覧】

◎ファン投票選出 ( )内人数は監督、コーチ、辞退者を除く出場人数
-----毎日オリオンズ-----
◆1951(昭和26)年(8人)…監/湯浅禎夫、投/◎荒巻淳、野村武史、佐藤平七、捕/◎土井垣武、片岡博国、外/◎別当薫、伊東庄七、呉昌征
◆1952(昭和27)年(8人)…コ/湯浅禎夫、投/山根俊英、野村武史、末吉俊信、捕/◎土井垣武、内/本堂保次、外/◎別当薫、三宅宅三
◆1953(昭和28)年(5人)…コ/若林忠志、投/荒巻淳、内/本堂保次、外/◎荒川博、◎別当薫、呉昌征
◆1954(昭和29)年(4人)…投/荒巻淳、捕/ルイス、外/◎山内和弘、◎別当薫
◆1955(昭和30)年(6人)…投/荒巻淳、植村義信、捕/◎ルイス、内/榎本喜八、外/◎山内和弘、◎別当薫
◆1956(昭和31)年(4人)…コ/別当薫、投/◎荒巻淳、捕/◎佃明忠、内/◎榎本喜八、外/◎山内和弘
◆1957(昭和32)年(5人)…コ/別当薫、投/◎荒巻淳、小野正一(辞退)、内/◎榎本喜八、葛城隆雄、外/◎山内和弘
------大毎オリオンズ-----
◆1958(昭和33)年(4人)…内/◎葛城隆雄、榎本喜八、外/山内和弘、矢頭高雄
◆1959(昭和34)年(5人)…コ/別当薫、投/小野正一、植村義信、捕/谷本稔(辞退)、内/◎榎本喜八、◎葛城隆雄、外/◎山内和弘、◎田宮謙次郎(辞退)
◆1960(昭和35)年(7人)…コ/西本幸雄、投/小野正一、中西勝己、捕/谷本稔、内/◎榎本喜八、◎葛城隆雄、外/◎山内和弘、◎田宮謙次郎
◆1961(昭和36)年(4人)…投/小野正一、内/◎榎本喜八、外/◎山内和弘、◎田宮謙次郎
◆1962(昭和37)年(4人)…コ/宇野光雄、内/◎榎本喜八、葛城隆雄外、/◎山内一弘、◎田宮謙次郎
◆1963(昭和38)年(3人)…投/小野正一、捕/谷本稔、内/榎本喜八、外/◎山内一弘
-----東京オリオンズ-----
◆1964(昭和39)年(4人)…投/◎小山正明、坂井勝二、内/◎榎本喜八、※石黒和弘
◆1965(昭和40)年(3人)…投/小山正明、捕/醍醐猛夫、内/前田益穂
◆1966(昭和41)年(5人)…投/◎小山正明、成田文男、内/◎榎本喜八、◎前田益穂、外/◎井石礼司
◆1967(昭和42)年(4人)…投/小山正明、成田文男、内/前田益穂、外/池辺巌
◆1968(昭和43)年(6人)…投/坂井勝二、成田文男、佐藤元彦、捕/醍醐猛夫、内/◎榎本喜八、外/ロペス
-----ロッテオリオンズ-----
◆1969(昭和44)年(5人)…コ/濃人渉、投/成田文男、木樽正明、捕/醍醐猛夫、内/◎山崎裕之、外/池辺巌
◆1970(昭和45)年(8人)…コ/濃人渉、投/木樽正明、成田文男、小山正明、内/◎山崎裕之、有藤通世、外/アルトマン、池辺巌、ロペス
◆1971(昭和46)年(8人)…監/濃人渉、投/木樽正明、成田文男、村田兆治、捕/醍醐猛夫、内/◎有藤通世、江藤慎一、外/池辺巌、アルトマン
◆1972(昭和47)年(4人)…コ/大沢啓二、投/野村収、成田文男、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、外/アルトマン(辞退)
◆1973(昭和48)年(6人)…投/木樽正明、成田文男、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、◎千田啓介(辞退)、外/◎長谷川一夫、アルトマン
◆1974(昭和49)年(8人)…コ/土屋弘光、投/木樽正明、村田兆治、捕/村上公康、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、◎千田啓介、外/◎アルトマン、弘田澄男
◆1975(昭和50)年(6人)…監/金田正一、投/村田兆治、水谷則博、捕/村上公康、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、外/弘田澄男
◆1976(昭和51)年(3人)…投/村田兆治、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、
◆1977(昭和52)年(6人)…コ/土屋弘光、投/◎村田兆治、内/◎山崎裕之、◎有藤通世、外/リー、得津高宏、弘田澄男
◆1978(昭和53)年(2人)…コ/徳武定之、投/村田兆治、内/有藤道世
◆1979(昭和54)年(4人)…投/村田兆治、内/有藤道世、外/リー、白仁天
◆1980(昭和55)年(5人)…投/村田兆治、仁科時成、倉持明、内/◎有藤道世、外/リー
◆1981(昭和56)年(5人)…コ/山内一弘、投/村田兆治、内/◎有藤道世、落合博満、外/リー、庄司智久
◆1982(昭和57)年(3人)…コ/山本一義、捕/袴田英利、内/◎落合博満、有藤道世
◆1983(昭和58)年(2人)…投/水谷則博、内/落合博満
◆1984(昭和59)年(4人)…投/深沢恵雄、石川賢、内/◎落合博満、外/高沢秀昭
◆1985(昭和60)年(6人)…コ/稲尾和久、投/◎村田兆治、荘勝男、捕/袴田英利、内/◎山本功児、西村徳文、落合博満
◆1986(昭和61)年(3人)…コ/稲尾和久、投/村田兆治、内/落合博満、外/高沢秀昭
◆1987(昭和62)年(3人)…投/牛島和彦、内/西村徳文、外/高沢秀昭
◆1988(昭和63)年(5人)…投/村田兆治、牛島和彦、小川博、内/西村徳文、外/高沢秀昭
◆1989(平成元)年(5人)…投/村田兆治、牛島和彦、内/愛甲猛、外/ディアズ、高沢秀昭
◆1990(平成2)年(2人)…投/白武佳久、外/西村徳文
◆1991(平成3)年(2人)…投/小宮山悟、外/愛甲猛
-----千葉ロッテマリーンズ----- 名前の後ろの[ ]は表彰
◆1992(平成4)年(2人)…投/前田幸長、河本育之
◆1993(平成5)年(3人)…投/小宮山悟、内/◎宇野勝、外/西村徳文
◆1994(平成6)年(2人)…投/伊良部秀輝[1戦優秀]、内/初芝清
◆1995(平成7)年(6人)…投/◎伊良部秀輝、小宮山悟、成本年秀、内/堀幸一、初芝清、フランコ
◆1996(平成8)年(5人)…コ/江尻亮、投/伊良部秀輝[2戦優秀]、成本年秀、ヒルマン[1戦優秀]、内/堀幸一、初芝清
◆1997(平成9)年(3人)…投/小宮山悟[1戦優秀]、河本育之、内/小坂誠
◆1998(平成10)年(5人)…投/小宮山悟、黒木知宏、内/◎フランコ、初芝清、外/平井光親[2戦優秀]
 ↓1999年からファン投票でパ・リーグのみ「DH」が追加される
◆1999(平成11)年(4人)…投/小宮山悟、黒木知宏、ウォーレン、内/小坂誠[3戦優秀]
◆2000(平成12)年(5人)…投/小野晋吾、小林雅英、内/小坂誠、ボーリック、福浦和也
 ↓2001年からファン投票の投手は「先発」「中継ぎ」「抑え」の3名選出に
◆2001(平成13)年(4人)…投/黒木知宏[1戦優秀]、藤田宗一、小林雅英、内/小坂誠
◆2002(平成14)年(2人)…投/小林宏之、内/サブロー
◆2003(平成15)年(4人)…投/◎小林雅英、清水直行、ミンチー、内/小坂誠
◆2004(平成16)年(3人)…投/渡辺俊介[1戦優秀]、小林宏之、内/福浦和也
◆2005(平成17)年(10人)…投/◎薮田安彦、◎小林雅英、清水直行、渡辺俊介、小林宏之、捕/里崎智也、内/◎西岡剛、フランコ、福浦和也、イスンヨプ[2戦優秀]
◆2006(平成18)年(4人)…監/バレンタイン、投/小林雅英、捕/◎里崎智也、内/◎今江敏晃、西岡剛
◆2007(平成19)年(6人)…投/薮田安彦、小林宏之、成瀬善久、捕/里崎智也、内/TSUYOSHI、外/早川大輔
 ↓2008年から選手間投票開始(該当選手☆)
  12球団の支配下登録選手全員による投票。各ポジション1位が選出(ファン投票と同一は2位を繰り上げない)
◆2008(平成20)年(4人)…コ/バレンタイン、投/成瀬善久、清水直行、内/西岡剛、大松尚逸[2戦ベストプレー]
◆2009(平成21)年(4人)…投/シコースキー、捕/◎☆里崎智也、内/◎☆井口資仁、外/☆サブロー
 ↓2010年~13年、18~19年、22年 プラスワン投票実施(該当選手+)
  ファン投票・選手間投票・監督推薦の選手以外から「最後の1名」を決めるファン投票
◆2010(平成22)年(5人)…投/小林宏、捕/◎里崎智也[2戦ベストバッター]、内/◎☆金泰均、◎井口資仁、西岡剛
◆2011(平成23)年(3人)…コ/西村徳文、投/唐川侑己、捕/里崎智也、内/◎井口資仁
◆2012(平成24)年(5人)…投/成瀬善久、唐川侑己(辞退)、益田直也、捕/里崎智也、内/◎井口資仁、外/+角中勝也
◆2013(平成25)年(5人)…投/益田直也、西野勇士、内/◎☆井口資仁、今江敏晃、鈴木大地
◆2014(平成26)年(1人)…監/伊東勤、内/鈴木大地
◆2015(平成27)年(4人)…投/涌井秀章、内/クルーズ、外/☆清田清宏[1戦敢闘]、角中勝也
◆2016(平成28)年(7人)…コ/伊東勤、投/石川歩、涌井秀章、西野勇士、益田直也、捕/田村龍弘、内/鈴木大地、外/角中勝也
◆2017(平成29)年(4人)…コ/伊東勤、投/二木康太、捕/田村龍弘、内/鈴木大地[2戦敢闘]
◆2018(平成30)年(5人)…投/石川歩、内竜也、ボルシンガー、内/中村奨吾、外/荻野貴司(辞退)
◆2019(令和元)年(4人)…投/二木康太、内/◎レアード、鈴木大地、外/荻野貴司
◆2020(令和2)年(新型コロナウイルスの感染拡大により中止)
◆2021(令和3)年(5人)…コ/井口資仁、投/佐々木千隼、益田直也、内/中村奨吾、外/◎☆マーティン、指/◎レアード
◆2022(令和4)年(7人)…コ/井口資仁、投/◎☆佐々木朗希、東條大樹(辞退)、小野郁、益田直也、捕/◎☆松川虎生[2戦敢闘]、外/高部瑛斗、指/◎レアード
◆2023(令和5)年(4人)…投/◎☆佐々木朗希、種市篤暉、ペルドモ、内/安田尚憲

◎ファン投票選出 ( )内人数は監督、コーチ、辞退者を除く出場人数
☆選手間投票 +プラスワン投票

※参考------------------------------------------
・移籍選手は球団在籍時のみの数字で算出。通算数字は参考に掲出
・改名した選手名は、シーズン記録は当時の名前、通算記録は改名後の名前で掲出
 山内一弘は1962(昭和37)7月18日まで和弘、19日から一弘。
 有藤道世は1974(昭和49)年まで通世、翌年から道世。
 西岡剛は2007(平成19)年のみTSUYOSHIとして登録。
 小林宏は2010(平成22)4月5日まで宏之、6日から宏。

※参考文献、引用--------------------------------
『千葉ロッテマリーンズ ガイドブック』各年度版
『千葉ロッテマリーンズ球団50年史』株式会社スリーライト刊
『日本プロ野球記録 公式戦全スコアWEB』
 https://2689web.com/#google_vignette


【オリオンズ&マリーンズ 記録・数字の球団73年史 INDEX】

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