《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(22)-22-「投球回」73シーズン歴代ベスト10】
(22)(投手編)「投球回」の73シーズン考察
今回は投球回の73シーズンの考察。先発や完投、完封と同様、ローテーション間隔や分業制が確立した現在では、考えられない数字が並ぶ。今回もオリオンズ時代の名前が並ぶことをご了承頂きたい。
まずはシーズンの投球回数記録から。大まかな計算になるが、長らく続いていた130試合制では単純計算で130試合×9回(8回もあるが)+延長回として、大体1シーズンのチーム全体の投球回は1100回~1200回となる。現在の143試合では1200回代後半になる。昨シーズンマリーンズの投球回は1274.2回だった。
この数字を頭に入れてランキングをご覧頂きたい。
【歴代シーズン投球回 ベスト10】
◆1位…小山 正明 361.1回【リーグ1位】1964(昭和39)年 ※NPB100傑56位
◆2位…小山 正明 322.1回(リーグ2位)1965(昭和40)年
◆3位…成田 文男 317.0回(リーグ2位)1969(昭和44)年
◆4位…成田 文男 306.2回(リーグ4位)1968(昭和43)年
◆5位…小野 正一 304.0回(リーグ2位)1960(昭和35)年
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