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《全文無料》【73年ロッテ考察/(番外編)「開幕戦」の73シーズン考察】

(写真 パ・リーグの船出。950(昭和25)年3月11日、西宮球場に7球団が集まった開幕セレモニーの様子、左から阪急ブレーブス(現オリックス)、大映スターズ(現ロッテに合併)、南海ホークス(現ソフトバンク)、東急フライヤーズ(現日本ハム)、毎日オリオンズ(現マリーンズ)、近鉄パールズ(現オリックスに合併)、西鉄クリッパーズ(現西武))

(番外編)「開幕戦」の73シーズン考察

 「たかが1試合、されど1試合」。かつてエースとして13回の開幕投手を務めた村田兆治の開幕戦に関する言葉だ。
 データ面から言えば、シーズンは100試合以上ある。当然、全ての試合に勝てる訳ではなく、敗れても「たかが1敗」である。しかし、選手や関係者の意識は違う。開幕日は特別な日であり、まさしく「一年の計は元旦にあり」と考える選手が多いのが現実だ。それは一年間の活躍を祈念した儀式かも知れない。開幕日は食卓に「鯛」などが並び、祝いの食卓になる選手もいる。球場に来ると、普段はラフな格好の記者さんたちも背広にネクタイという姿が多い。やはり、プロ野球人にとって開幕戦は特別な一日なのだ。

 さて、今回は特別編としてマリーンズ開幕戦の73シーズンを紐解く。実はマリーンズは伝統的に開幕戦に弱いと言われていた。オリオンズ時代に球場に通っていたファンも「開幕に弱い」は定説だった。しかし、実際に開幕戦の成績を見ると、負け越してはいるものの決して大きく負け越している訳ではないのだ。それほど、開幕戦の敗戦の印象が残っているのだと思う。ただ、それでも我々ファンにとっても特別なものであり。指折り数えて待つものだった。
 73年の開幕戦の歴史を紐解き、74回目の開幕戦を楽しみに待ちたい。

 まずは開幕戦のエピソードから。

【開幕戦成績 30勝39敗4分】

《開幕に主力は帰国間に合わず》

 創設2年目の1951(昭和26)年、キャンプを兼ねてパ・リーグはハワイに選抜チームを送ることになった。中心は圧倒的な強さでリーグを制した毎日オリオンズ。メンバー20選手(若林監督が監督として参加したが、選手兼任だった)のうち、14選手がオリオンズ、残りは6球団から各1選手の参加だった。
 この遠征は2月11日に日本を出発。帰国したのが4月7日だったが、驚くことにシーズン開幕は4月5日だった。毎日は当然開幕戦を留守軍で戦い3-5、翌日も1-6で連敗スタートとなり、シーズンの出鼻をくじかれた。

《開幕連勝球団記録は7連勝》

 翌1952(昭和27)年、前年、ハワイ遠征の影響で開幕戦は留守軍で戦い連敗。以降も波に乗れず3位に終わっていただけに、湯浅監督は開幕ダッシュを目論んだ。
 前々年フル回転した荒巻はこのシーズンも出遅れ。開幕投手は野村武が務めた。土壇場9回に1点差に詰められるも野村武が辛くも完投で逃げ切り開幕勝利。2戦目は打線が爆発して山根が11‐1で悠々完投勝利、ダブル2試合目の3戦目は上野が2安打完投勝利と3投手で3連勝、4戦目は打線が14得点と爆発して末吉が勝利、5戦目は榎原完封、6戦目は打ち合いとなったものの途中登板した上のが踏ん張り6連勝、7戦目は開幕投手の野村武が先発し9-1で勝利して開幕から7連勝した。このシーズンは2位に終わった。
 開幕連勝記録は西武(1954(昭和29)年/西鉄)と中日(1999(平成11)年)の11連勝、2番目はソフトバンク(1955(昭和30)年)の10連勝。開幕2ケタ連勝の3チームは全て優勝している。8連勝は1球団、マリーンズを含む7連勝は3球団(5度)あるが優勝2度、2位3度、4位1度。やはり開幕ダッシュが有利になることは間違いない。

《開幕投手を巡り…》

 1996(平成8)年、開幕投手を巡りちょっとしたトラブルが発生した。当時の投手陣は伊良部、小宮山、ヒルマンが3本柱。しかし、江尻監督が開幕投手に指名したのは4番手の園川だった。それに対してダイエーの王監督が「開幕投手には格というものがあるだろう」と不満を示した。後日明らかになったが、開幕投手は伊良部の予定だったが2日前に軽いケガをして大事を取って回避。すでに小宮山もヒルマンもそれぞれ2戦、3戦に合わせていたための処置だったが、伊良部の状態を明らかに出来ず批判が集まった。ちなみに園川は5回途中2失点と好投、吉田‐河本‐成本とつないで6-4で勝利した。伊良部は4戦目の先発に回った。

《開幕から日本記録に迫る11連敗》

 2002(平成14)年、札幌ドームが開場し日本国内に5つのドームが揃った。そこで、プロ野球界は特別措置として開幕戦を札幌(西武‐ロッテ)、東京(巨人‐阪神)、名古屋(中日‐ヤクルト)、大阪(近鉄‐オリックス)、福岡(ダイエー-日本ハム)の5ドームと広島(広島‐横浜)の6大都市で実施した。
 マリーンズの開幕投手は初のミンチー。黒木、小野がケガで離脱した中での開幕だった。8回途中まで3失点と好投も打線は9回に2点を返すも一歩届かなかった。これが悪夢のスタートだった。加藤、渡辺俊、小林宏、薮田と先発が総崩れ。千葉マリンに帰って「帰り開幕」も先発が踏ん張れず、打線もつながらずの悪循環で開幕連敗は9まで伸びた。
 GS神戸に移動してのオリックス戦も連敗し11まで伸びる。日本記録の開幕連敗記録12まであと「1」と迫った。4月13日のオリックス3回戦を前に山本監督は投手陣の配置換えを決断。抑えとして考えていた清水直を先発、中継ぎの小林雅を抑えに起用。打線も序盤に4点を先行して清水も7回途中1失点と粘投、最後は小林雅が締めて連敗を脱出。以降清水直は先発の軸、小林雅は抑えの切り札となった。チームは4位で終えた。


【歴代開幕投手】

 まずは一年間、投手陣の中心として任される開幕投手から。2023年シーズンは5年目の小島和哉が内定している。小島は27歳で初の開幕、28人目の開幕投手となる。

◆村田 兆治…13回(初26歳、最年長41歳・6勝7敗)
◆小宮山 悟…6回(初26歳・2勝3敗)
◆成瀬 善久…5回(初25歳・1勝3敗)
◆荒巻  淳…4回(初29歳・3勝1敗)
◆清水 直行…4回(初29歳・1勝2敗)
◆涌井 秀章…4回(マリーンズ初29歳・2勝1敗)
◆石川  歩…4回(初29歳・1勝0敗)
◆坂井 勝二…3回(初30歳・1勝1敗)
◆小野 正一…3回(初27歳・0勝2敗※1敗はリリーフ)
◆木樽 正明…3回(初23歳・2勝1敗)
◆黒木 知宏…3回(初26歳・1勝1敗)
◆野村 武史…2回(初33歳・1勝1敗)
◆小山 正明…2回(オリオンズ初31歳・1勝1敗)
◆成田 文男…2回(初26歳、1勝0敗)
◆水谷 則博…2回(初33歳、0勝1敗)
◆Nミンチー…2回(初33歳・0勝2敗)
◆以下1回の投手
榎原好(26歳・1勝0敗)、星野武男(22歳・0勝1敗)、清水宏員(21歳・0勝1敗)、植村義信(22歳・1勝0敗)、堀本律雄(29歳・―)、妻島芳郎(28歳・0勝1敗)、深沢恵雄(30歳、0勝1敗)、伊良部秀輝(26歳・0勝1敗)、園川一美(33歳・―)、久保康友(26歳・0勝1敗)、小林宏之(30歳・0勝1敗)

《村田と阪急山田の連続開幕投手争い》

 何と言っても13回の村田が際立つ。日本記録は金田正一(国鉄、巨人)と鈴木啓示(近鉄)の14回なので、1年足りなかった。
 その村田はロッテのエース。阪急のエースは山田久志。ともに1975(昭和50)年に初めて開幕投手を務め、以降「連続開幕投手」として毎年話題になった。しかし、1982(昭和57)年に8年連続を共に務めた後、村田はヒジ痛で長期離脱。山田はその後も開幕投手を86年まで務め、12年連続開幕投手、5年連続開幕戦勝利の日本記録をマークした。
 右ヒジ手術から復活した村田は3年のブランクの後、山田が日本記録を樹立した1986年に開幕投手に返り咲き。以降引退した1990(平成2)年まで5年連続務めた。
 ただ、村田は勝ち星には恵まれないケースが多かった。開幕投手は当然相手もエースがマウンドに立つ。打線の援護が無く敗れた試合も多かった。

《投手陣の柱が務める》

 村田以下、小宮山6回、成瀬5回、荒巻、清水直、涌井、石川の4回が続く。やはりエースとして中心になった投手が続く。逆に小野、成田、伊良部が少ない。小野はリリーフに回ったシーズンがあったため、成田は小山、木樽に譲ったシーズンがあり、伊良部は小宮山に譲ったシーズンが多かったことによる。
 助っ投で唯一開幕投手を務めたのがミンチーだった。3年連続で務めた黒木が離脱し、ミンチーが大役を務めた。


【開幕戦の個人打率、本塁打】

打率(16打席以上(3.1打席×5試合)
◆1位…A.ロペス .5294(4試合 17打数9安打5打点)
◆2位…落合 博満 .4545(7試合 22打数10安打5打点)
◆3位…別当  薫 .4091(5試合 22打数9安打0打点)
◆4位…レロンリー .4054(10試合 37打数15安打5打点)
◆5位…アルトマン .4000(6試合 25打数10安打8打点)
◆〃 …諸積 兼司 .4000(8試合 25打数10安打3打点)
◆7位…水上 善雄 .3846(8試合 26打数10安打1打点)
◆8位…小坂  誠 .3824(9試合 34打数13安打4打点)
◆9位…葛城 隆雄 .3636(8試合 33打数12安打9打点)
◆10位…◎角中勝也 .3600(7試合 25打数9安打0打点)

本塁打
3本塁打…葛城隆雄、山内一弘、アルトマン、有藤道世、レロンリー、堀幸一

《助っ人ロペスは開幕戦5割超え》

 球団創成期から、代々開幕戦に強い主力打者がいた。初代は別当薫だ。球団第1戦となった1950(昭和25)年の開幕戦でマルチ安打を記録すると、以降出場した開幕戦でもヒットを放ち、通算5試合で22打数9安打で打率.409だった。4番の山内は.273と開幕では今一つ。代わりに相性の良さを発揮したのが葛城。.364で3本塁打を記録している。
 助っ人でも開幕戦に強い打者がいた。1968(昭和43)年に入団したロペスはヤクルトに移籍するまでの4年間で17打数9安打、打率は5割を超える.529、1本塁打5打点だった。ロペスとともに入団したアルトマンも開幕戦に強く、6年間で25打数10安打、打率.400ながら2本塁打8打点、試合を決める一発もあった。

《伏兵? が開幕戦は好相性》

 打率ランキング5位までは歴代の主軸が並んだが、6位以下は伏兵?が並んだ。6位の諸積はアルトマンと並んでちょうど.400。7位には水上、8位には小坂がランキングした。9位の葛城を挟んで10位には現役の角中。俊足巧打の打者が並んだ。

《投手木樽はバットでも貢献》

 DH制度が無い時代、打者ではないが、投手の木樽は開幕戦はバットでも活躍した。ロッテとなった1年目の1969(昭和44)年、開幕投手はベテラン坂井。4-1とリードしながら9回に追いつかれて延長へ。10回から木樽が3番手として登板。12回裏、打席に立った木樽はレフトスタンドへサヨナラホームランを放ち、自らの1勝目をバットで叩き出した。翌70年は自身初の開幕マウンドに立つと、バットで2安打、投げては7回2失点で2年連続開幕勝利投手となった。

《ミスターロッテは開幕戦最多出場、17年中14試合で安打》

 通算打率は.279と高くないが、ミスターロッテこと有藤道世は開幕戦に必ずと言っていいほどヒットを放っている。歴代の開幕戦出場数も17試合でナンバーワンだが、2年目の1970(昭和45)年からスタメン出場、以降1986(昭和61)年まで17年間三塁手でスタメン出場を果たした。その間、71年は無安打だったものの、72年から76年まで連続安打、717年は無安打だったものの、78年から85年まで8年連続開幕戦安打を記録した。17年間で無安打は3試合のみ。14試合で安打を放つ相性の良さだった。

《現役で開幕戦好相性は角中と中村奨》

 現役で開幕戦の相性が良いのが角中と中村奨だ。角中は2013(平成25)年に初スタメンで初安打、翌14年にマルチ安打、以降スタメン出場時には必ずヒットを放ち通算25打数9安打、打率は360でベスト10に名前を連ねている。ただ、21年22年と2年間は開幕戦出場を果たしていない。3年ぶりに出場して活躍を期待したい。
 中村奨は、自身2年目の2016(平成28)年に開幕戦初スタメン。この年と翌17年は無安打だったものの、17年は3安打猛打賞と爆発、翌18年は一発を含むマルチ安打、以降も毎年ヒットを放ち、26打数8安打、打率は.308と現役で角中とともに高打率で3割をキープしている。


【ヤフオクドーム 開幕戦考察】

 2023年シーズンはヤフオクドームで開幕する。福岡ドームとして開場以来、マリーンズは8度開幕戦を戦っているが、1勝7敗と分が悪い。この戦いを考察する。

◆2000(平成12)年4月1日 ダイエー(福岡D)●7-8 ●黒木 (本)堀
 先発黒木が初回に6失点。打線が追い上げ9回には1点差に迫るも一歩届かず。
 開幕2連戦⇒0勝2敗 対Hシーズン対戦⇒12勝15敗 最終成績⇒5位

◆2003(平成15)年3月28日 ダイエー(福岡D)●3-7 ●ミンチー (本)ショート
 先発ミンチーは3、4、5回と2点ずつ失い6失点降板。終盤追い上げならず。
 開幕3連戦⇒1勝2敗 対Hシーズン対戦⇒9勝19敗 最終成績⇒4位
 
◆2006(平成18)年3月25日 ソフトバンク(福岡D)●2-7 ●久保
 前年POで勝利、新人王の久保が初開幕も2回に4失点、打線は終盤まで沈黙、終盤2点も5安打。
 開幕2連戦⇒0勝2敗 対Hシーズン対戦⇒5勝15敗 最終成績⇒4位

◆2014(平成26)年3月28日 ソフトバンク(福岡D)●5-11 ●成瀬
 8年ぶりの福岡開幕。序盤は追いつ追われつも中盤に突き放される。9安打5点も投手陣11失点
 開幕3連戦⇒0勝3敗 対Hシーズン対戦⇒10勝12敗2分 最終成績⇒4位

◆2015(平成27)年《3位》…3/27 ソフトバンク(福岡D)○3-1 ○涌井 (本)井口
 2年連続福岡開幕。涌井が6回無失点、7回に先行。9回に1失点も西野が踏ん張る。福岡開幕初勝利。
 開幕3連戦⇒2勝1敗 対Hシーズン対戦⇒10勝15敗 最終成績⇒3位

◆2017(平成29)年《6位》…3/31 ソフトバンク(福岡D)●1-3 ●涌井
 6回まで0-0の展開、7回に1点先行もその裏同点、8回に逆転と涌井が粘れず。
 開幕3連戦⇒0勝3敗 対Hシーズン対戦⇒7勝18敗 最終成績⇒6位

◆2020(令和2)年…6/19 ソフトバンク(福岡D)●1-2 石川(●東條) (本)―
 先発石川とH東浜の投げ合い。0が並び石川は6回降板。1-1の9回小野がサヨナラ許す。
 開幕3連戦⇒2勝1敗 対Hシーズン対戦⇒12勝11敗1分 最終成績⇒2位

◆2021(令和3)年…3/26 ソフトバンク(福岡D)●2-8 ●石川 (本)マーティン、吉田
 先発石川が序盤に3点を許す。6回マーティン一発もその裏追加点許し引き離された。
 開幕3連戦⇒0勝3敗 対Hシーズン対戦⇒10勝12敗3分 最終成績⇒2位

 マリーンズは福岡で8度開幕。勝利したのは2015年の一度だけ。1勝7敗と成績が悪い。開幕連戦に勝ち越したのは勝利した15年と20年。開幕3連戦3連敗が3度、開幕2連戦連敗が2度。開幕勢いに乗れず、そのままBクラス沈んだごとも5度。ただ、2020年はコロナの影響で6月開幕だったものの、開幕戦に敗れた後2戦目から8連勝して開幕ダッシュに成功し最終的に2位、21年は開幕5連敗の後、4連勝して取り返して最終的に2位と好結果につながっている。

※他に福岡では、ライオンズ平和台時代には2度あり。
 1957(昭和32)年《3位》…3月30日 西鉄(平和台) ○5-1
 1973(昭和48)年《3位》…4月14日 太平洋(平和台) ●7-8


【開幕戦 73試合一覧】

※開幕投手(責任投手)、◎完封、完〇完投 (本)本塁打 (猛)猛打賞 (マ)マルチ安打(2安打)

-----毎日オリオンズ-----(5勝3敗)
◆1950(昭和25)年《日本一》…3/11 西鉄(西宮)○9-1 完○榎原 (本)戸倉 (猛)呉 (マ)別当、戸倉、河内
◆1951(昭和26)年《3位》…4/5 東急(後楽園)●3-5 完●星野 (本)奥田 (猛)― (マ)長島
◆1952(昭和27)年《2位》…3/22 阪急(西宮)○6-5 完○野村武 (本)― (猛)別当 (マ)本堂
◆1953(昭和28)年《5位》…3/21 南海(後楽園)●0-5 ●野村武 (本)― (猛)― (マ)―
◆1954(昭和29)年《3位》…3/27 南海(大阪)●1-5 完●清水 (本)山内 (猛)― (マ)―
◆1955(昭和30)年《3位》…3/26 近鉄(西京極)○3-2 完○荒巻 (本)荒川博 (猛)― (マ)別当
◆1956(昭和31)年《4位》…3/21 東映(駒沢)○4-2 完○荒巻 (本)佃 (猛)佃 (マ)山内
◆1957(昭和32)年《3位》…3/30 西鉄(平和台)○5-1 完○植村 (本)葛城 (猛)― (マ)荒川博、葛城
------大毎オリオンズ-----(2勝4敗)
◆1958(昭和33)年《4位》…4/5 近鉄(奈良)○9-0 ○荒巻 (本)― (猛)矢頭 (マ)佐々木、山内、葛城
◆1959(昭和34)年《2位》…4/10 南海(大阪)○7-10 ●荒巻 (本)葛城2、小森 (猛)矢頭 (マ)田宮、葛城、小森
◆1960(昭和35)年《優勝》…4/9 西鉄(平和台)●2-4 完●小野 (本)柳田 (猛)― (マ)榎本、葛城、矢頭
◆1961(昭和36)年《4位》…4/8 東映(後楽園)●2-3 小野(●ビル西田) (本)― (猛)― (マ)田宮
◆1962(昭和37)年《4位》…4/7 東映(神宮)●4-5 坂井(●小野) (本)― (猛)― (マ)―
◆1963(昭和38)年《5位》…4/6 東映(神宮)●3-4 小野(●ディサ) (本)山内、八田 (猛)― (マ)山内、八田
-----東京オリオンズ-----(2勝3敗)
◆1964(昭和39)年《4位》…3/14 南海(大阪) ●2-3 堀本(●中西) (本)ソロムコ、パリス (猛)― (マ)ソロムコ
◆1965(昭和40)年《5位》…4/10 東映(後楽園) ○2-1 完○小山 (本)パリス (猛)― (マ)パリス
◆1966(昭和41)年《4位》…4/9 南海(大阪) ●4-7 ●妻島 (本)― (猛)― (マ)八田、篠原
◆1967(昭和42)年《5位》…4/8 南海(大阪) ●0-2 ●小山 (本)― (猛)― (マ)西田
◆1968(昭和43)年《3位》…4/6 東映(後楽園) ○4-1 完○坂井 (本)榎本 (猛)― (マ)アルトマン、得津
-----ロッテオリオンズ-----(9勝11敗3分)
◆1969(昭和44)年《3位》…4/12 南海(東京) ○5-4<11回サヨナラ> 坂井(○木樽) (本)ロペス、木樽 (猛)ロペス (マ)前田
◆1970(昭和45)年《優勝》…4/12 南海(東京) ○5-2 ○木樽 (本)山崎 (猛)ロペス (マ)池辺、木樽
◆1971(昭和46)年《2位》…4/10 近鉄(東京) ●3-4 ●木樽 (本)アルトマン (猛)― (マ)ロペス
◆1972(昭和47)年《5位》…4/8 近鉄(東京) ○7-4 完○成田 (本)アルトマン、有藤 (猛)アルトマン、醍醐 (マ)―
◆1973(昭和48)年《3位》…4/14 太平洋(平和台) ●7-8 木樽(●村田) (本)池辺、アルトマン (猛)弘田 (マ)ラフィーバー、村上、千田
◆1974(昭和49)年《日本一》…4/6 阪急(宮城) △1-1<10回> (完)成田 (本)有藤 (猛)弘田 (マ)有藤
◆1975(昭和50)年《4位》…4/5 南海(宮城) ○3-2 ○村田 S木樽 (本)有藤 (猛)弘田 (マ)―
◆1976(昭和51)年《3位》…4/3 日本ハム(後楽園) ●3-8 ●村田 (本)ブリッグス (猛)― (マ)ブリックス、江藤、飯塚
◆1977(昭和52)年《3位》…4/2 近鉄(宮城)●0-6 ●村田 (本)― (猛)― (マ)―
◆1978(昭和53)年《4位》…4/1 日本ハム(川崎)●3-7 ●村田 (本)得津、有藤 (猛)得津 (マ)―
◆1979(昭和54)年《4位》…4/7 日本ハム(後楽園)●3-5 完●村田 (本)― (猛)得津 (マ)飯塚、リー、レオン
◆1980(昭和55)年《2位》…4/5 阪急(西宮)△5-5 村田 (本)リー、張本 (猛)リー (マ)―
◆1981(昭和56)年《3位》…4/4 西武(川崎)○6-3 ○村田 S倉持 (本)落合、水上、張本 (猛)張本、落合 (マ)弘田
◆1982(昭和57)年《5位》…4/3 南海(川崎)○10-5 完○村田 (本)新谷 (猛)庄司、落合、水上、新谷 (マ)弘田、有藤
◆1983(昭和58)年《6位》…4/9 近鉄(日生)△10-10 水谷 (本)井上、弘田 (猛)井上 (マ)弘田、有藤、土肥
◆1984(昭和59)年《2位》…3/31 阪急(西宮)●3-7 ●水谷 (本)リー、袴田 (猛)― (マ)高沢、リー
◆1985(昭和60)年《2位》…4/6 日本ハム(川崎)●2-6 ●深沢 (本)リー (猛)― (マ)リー、水上
◆1986(昭和61)年《4位》…4/9 阪急(川崎)●2-6 ●村田 (本)落合 (猛)― (マ)リー、落合
◆1987(昭和62)年《5位》…4/10 近鉄(藤井寺)●3-8 ●村田 (本)田野倉 (猛)― (マ)佐藤健、横田、古川、庄司
◆1988(昭和63)年《6位》…4/8 日本ハム(東京D) ○3-2 ○村田 S牛島 (本)― (猛)― (マ)西村、水上
◆1989(平成元)年《6位》…4/9 西武(西武)○7-0 ◎村田 (本)佐藤健 (猛)高沢 (マ)佐藤健、愛甲、ディアズ、森田
◆1990(平成2)年《5位》…4/8 オリックス(西宮)○4-1 完○村田 (本)佐藤健、愛甲 (猛)― (マ)愛甲
◆1991(平成3)年《6位》…4/6 西武(西武)●2-14 ●小宮山 (本)ディアズ (猛)― (マ)愛甲、山下
-----千葉ロッテマリーンズ-----(12勝18敗1分)
◆1992(平成4)年《6位》…4/4 オリックス(マリン)●0-3 ●小宮山 (本)― (猛)― (マ)―
◆1993(平成5)年《5位》…4/10 オリックス(神戸)○8-1 完○小宮山 (本)マックス2 (猛)マックス (マ)堀、ホール、青柳
◆1994(平成6)年《5位》…4/9 日本ハム(東京D)●4-8 ●小宮山 (本)ホール (猛)平野 (マ)ミューレン
◆1995(平成7)年《2位》…4/1 オリックス(神戸)●2-3 ●伊良部 (本)― (猛)愛甲 (マ)―
◆1996(平成8)年《5位》…3/30 ダイエー(マリン)○6-4 園川(○吉田) S成本 (本)平井 (猛)南渕 (マ)堀、諸積、初芝、仁村
◆1997(平成9)年《6位》…4/5 日本ハム(東京D)○6-0 ◎小宮山 (本)五十嵐、清水将 (猛)小坂 (マ)諸積
◆1998(平成10)年《6位》…4/4 近鉄(大阪D)●4-5 小宮山(●デービソン) (本)堀 (猛)― (マ)堀、初芝
◆1999(平成11)年《4位》…4/3 オリックス(神戸) ●2-4 完●黒木 (本)― (猛)小坂 (マ)ブレディー、諸積
◆2000(平成12)年《5位》…4/1 ダイエー(福岡D)●7-8●黒木 (本)堀 (猛)― (マ)諸積、バリー、石井、堀
◆2001(平成13)年《5位》…3/24 西武(西武D)○6-3 ○黒木 S小林雅 (本)― (猛)サブロー (マ)―
◆2002(平成14)年《4位》…3/30 西武(札幌D)○2-3 ●ミンチー (本)― (猛)― (マ)小坂
◆2003(平成15)年《4位》…3/23 ダイエー(福岡D)●3-7 ●ミンチー (本)ショート (猛)― (マ)―
◆2004(平成16)年《4位》…3/27 西武(西武D)○5-3 ○清水直 S小林雅 (本)堀 (猛)― (マ)波留、堀、ベニー
◆2005(平成17)年《日本一》…3/26 楽天(千葉)●1-3 ●清水直 (本)― (猛)― (マ)里崎
◆2006(平成18)年《4位》…3/25 ソフトバンク(福岡D)●2-7 ●久保 (本)― (猛)― (マ)福浦
◆2007(平成19)年《2位》…3/24 日本ハム(千葉)△4-4 -清水直 (本)ズレータ (猛)― (マ)―
◆2008(平成20)年《4位》…3/20 日本ハム(札幌D)●0-1 ●小林宏 (本)― (猛)― (マ)里崎
◆2009(平成21)年《5位》…4/1 西武(千葉)●2-5 ●清水直 (本)― (猛)― (マ)早川
◆2010(平成22)年《3位・日本一》…3/20 西武(西武D)●1-2 ●成瀬 (本)― (猛)西岡 (マ)―
◆2011(平成23)年《6位》…4/12 楽天(千葉)●4-6 ●成瀬 (本)福浦 (猛)― (マ)岡田、今江
◆2012(平成24)年《5位》…3/30 楽天(宮城)〇5-3 〇成瀬 (本)― (猛)井口、ホワイトセル (マ)―
◆2013(平成25)年《3位》…3/29 オリックス(千葉)〇3-2 成瀬(○服部) (本)― (猛)― (マ)根本
◆2014(平成26)年《4位》…3/28 ソフトバンク(福岡D)●5-11 ●成瀬 (本)― (猛)井口 (マ)角中、クルーズ
◆2015(平成27)年《3位》…3/27 ソフトバンク(福岡D)○3-1 ○涌井 (本)井口 (猛)― (マ)井口
◆2016(平成28)年《3位》…3/25 日本ハム(千葉)〇3-2 〇涌井 (本)― (猛)― (マ)―
◆2017(平成29)年《6位》…3/31 ソフトバンク(福岡D)●1-3 ●涌井 (本)― (猛)― (マ)―
◆2018(平成30)年《5位》…3/30 楽天(千葉)●2-3 涌井(●益田) (本)― (猛)藤岡、中村奨 (マ)荻野
◆2019(令和元)年《4位》…3/29 楽天(千葉)○5-4 石川(○酒居) (本)加藤、中村奨、レアード (猛)― (マ)中村奨
◆2020(令和2)年《2位》…6/19 ソフトバンク(福岡D)●1-2 石川(●東條) (本)― (猛)― (マ)角中
◆2021(令和3)年《2位》…3/26 ソフトバンク(福岡D)●2-8 ●石川 (本)マーティン、吉田 (猛)― (マ)―
◆2022(令和4)年《5位》…3/25 楽天(宮城)〇4-0 〇石川 (本)― (猛)― (マ)高部、レアード

※参考------------------------------------------
・移籍選手は球団在籍時のみの数字で算出。通算数字は参考に掲出
・改名した選手名は、シーズン記録は当時の名前、通算記録は改名後の名前で掲出
 山内一弘は1962(昭和37)7月18日まで和弘、19日から一弘。
 有藤道世は1974(昭和49)年まで通世、翌年から道世。
 小林宏は2010(平成22)4月5日まで宏之、6日から宏。

※参考文献、引用--------------------------------
『千葉ロッテマリーンズ ガイドブック』各年度版
『千葉ロッテマリーンズ球団50年史』株式会社スリーライト刊
『日本プロ野球記録 公式戦全スコアWEB』
 https://2689web.com/#google_vignette


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