地域と選書 Vol.5 川越市
目次
川越市とは
■ 「Chabudai Guesthouse、Cafe&Bar」 共同代表 / 西村 拓也さん
■ 「Art space ruriro」/ 中村 純子さん
■ 「ままざめfarm」代表 / 岡村 大和さん
川越市とは
江戸時代の城下町として栄えた川越市は、歴史ある建築様式の古い土蔵や商家のある町並みが特徴。そんな風情ある貴重な建築物をリノベーションしたセンスの良いカフェやゲストハウスなどが増え始め、今では年間約700万人を超える人が訪れるほど人気を得るエリアとなっている。
■「Chabudai Guesthouse、Cafe&Bar」共同代表/西村拓也さん
大手通信企業に勤務しながら地方創生事業や市民大学の設立などに携わる。退職後、2018年に築100年を超える古民家をリノベーションしたゲストハウス 「Chabudai(ちゃぶだい)Guesthouse , Cafe&Bar 」をオープン。
インドのスラムに住み着いたオーストラリア人?の脱獄囚の話です。旅もののような冒険譚のような、作者の実体験をもとにしてるらしくマフィアやスラム、ヒッピーたちのムンバイでの日常が描かれています。様々な生き方、様々な地域、様々な暮らしがあるのだなと思いながら、物語にどんどんハマっていく感覚で読めました。インドや東南アジアのディープな旅が懐かしい方、行ってみたい方は是非。
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初めて読んだのは高校生の時か、中3のときか。どこかの入試面接でこの本についてしゃべっていた記憶があります。自分の周りにきっかけが転がっていること、信じる道を進むこと、実は最初から大事なものは身近にあること、進んだ先で気づくことがあること、などなど、今振り返ると結構生き方に影響受けてるのかと思うことがありました。是非、先に進みたいときに。
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三部作シリーズです。内戦に陥った日本を舞台に少年兵が成長?していくSFものです。いまでこそ当たり前の認識になっているLGBTや多様性、生きていくという事などが生々しい形で描かれています。どんな価値観の人もあり得るよなと思わされた作品です。作者が最終巻執筆中に亡くなってしまったので、結論は読者に委ねる形ですが、自分の世界だけが正解じゃないと改めて思う本でした。
■「Art space ruriro」/中村 純子さん
静岡県生まれ。食品会社勤務後、フリーのデザイナーをしていた時にギャラリーという仕事に出会う。数年後、アートを身近な生活の場に、そして、こころも遊ばせないとね、との想いで川越市駅近くにArt space ruriroを開く。
一枚の絵を巡る絵画ミステリー。アーティスト、コレクター、キュレーターの関係世界をのぞいているような感覚で物語世界に引き込まれます。キュレーターから小説家になった作家の持ち味がたっぷり楽しめるエンターテイメントの一冊。小説の中で作品を想像して楽しむ…新感覚の味わいです。
絵を見に行きたくなり、同時に読書欲が喚起されました。
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ruriroで月に一度開催している満月カフェの2023年12月の“今月の一冊”つながる読書会、野村謙次さんが毎月選書。横尾忠則さんはイラストレーターとして活躍後、突然アーティスト宣言をした美術家。悩みの回答に、世の常識の枠を超えた、アーティストという職を選んだ人、を感じます。
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安野光雅さんの絵に出会ったのは、中学生の頃。友人にもらった便箋でした。大好き過ぎて、使えなかった思い出。何年後か忘れましたが、偶然本屋でこの画集を見つけ、即購入。本を見るたびに、当時のキュンキュンした胸の高鳴りを思い出します。私にとっての、絵を観る喜びの原点のような本。
■「ままざめfarm」/岡村 大和さん
川越市今福にて地域とのつながりを大切にしながら、無農薬、無化学肥料で野菜作りを行っている。「ままざめ」は東北の言葉で「食事の支度」という意味。 https://www.instagram.com/mamazame_farm/
とにかくジャンルを問わず知りたい欲求を追求している作品が多い。歳も同じで生涯のライバルと位置付けている。
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中学時代、アウトローな大人にあこがれをいだいた本。影響されて焚き火や野宿を意味もなくよくやりました。
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好きなこと、得意なことで暮らしをたてる。誰もが憧れる働き方を実践する人がたくさんでてます。
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