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田舎暮らし考察シリーズ

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兵庫県北部の移住相談員として、地方で起業する若者として、そして東京からのUターン者として田舎暮らしについて様々な角度から考察します。
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#Uターン

「世界を細かくアレンジできない田舎」への違和感

「世界を細かくアレンジできない田舎」への違和感

twitterでこの投稿が多くの共感を得ていて、モヤモヤ。

よくわかる。ステレオタイプな意見でよくわかる。だから共感を集めるのもわかります。

ただ、同意はしたくない。

概ね同意せざるを得ない感じではあるんだけれども、地方都市を画一的に表現しているのが嫌だ。

この方自身が東京志向だから、自分の欲求が東京にあって、自分の世界を東京で細かくアレンジできるだけ。

地方志向であれば、東京でアレンジ

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地元を離れる高校生に贈る言葉

地元を離れる高校生に贈る言葉

豊岡を離れる高校生へ。
豊岡市がこの時期に行う素敵な取り組み、知ってますよね?

コウノトリの野生復帰プロジェクトで有名な豊岡市。
兵庫県北部の片田舎にあり、例に違わず人口減少に直面しています。
この地域では高校卒業を機に卒業生の約8割が地域外へ出ていきます。
当然、地域にとってこの流出はかなりの痛手です。

でも、豊岡市は地元を離れる君たちを応援しています。
その名も「わかもの巣立ち応援プロジェ

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親にあと何日会えるだろうか

親にあと何日会えるだろうか

大学生卒業後、すぐにUターンした28歳の男です。
地元で塾やNPOや移住相談員をしています。

大学生のころ、たまーに考えることがありました。
親にあと何日会えるだろうか、と。

もし、ずっと東京で働いたなら
盆と正月だけの帰省が基本。
帰れない年や葬式なども加味して年平均4日。
22歳から親が死ぬまで。
あと25年前後かな?

てことは4日×25年分。あと100日しか会えないのか。
みんなはUタ

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