笑うことと、相手に笑ってもらうことの効果

に最近、気付いたんです。

たとえ、個人が抱えている課題や病気?の症状が治らなくても、
そのことを本人が笑って気楽に捉えることができたら、抱えながらも人生を楽しく生きていけるような気がします。
ではそうなる為には、どうしたら良いのか。本人ができる事と、周囲の人ができる事を考えていくと、ある一つの答えが見えてきました。

それが、笑うことと、笑ってもらうことです。

笑う行為が、心身に良い影響を与えることは有名ですが、他者から自分を笑ってもらうことの有意性について今回は書いていきたいです。

もちろん、いじめや悪意があるニュアンスで笑われることではありません。
ある程度の信頼関係ができた人、例えば家族やパートナー、又は自分が信頼している人との会話の中で発生するものと捉えていただければとおもいます。
自分の言葉や行動を相手に話した時に、相手が愛情を持って面白がってくれる、笑ってくれる、その行為があると、本人にどんな効果があるのか…

"自分を受け入れてもらえた感"が、自然と湧くという事です。
同時に感情と身体の状態を見てみると…感情では、ざっくりですが"楽しい"とかプラスの感覚があります。身体も"心地良さ"を感じ、神経系も良い状態なのではないかなと思います。
つまり心身ともに健康な状態です。

不思議なのですが、私自身もプレゼン前など、緊張をほぐすべく何か思い出そうとする時に、プププ♪と自分が笑えたシーンや、相手に本気で笑ってもらえたシーンが、出てくるんですよね。
あまり人の声としては耳にしないような音で、本気で笑ってくれたとき、すごく印象に残ってるんです。作り笑いや営業スマイル、社交辞令ではなくて、"本当に"笑ってくれた、面白いと思ってくれたんだと感じたんです。
それが、とても心地よく、私の神経系を落ち着かせてくれる。そして、ありのままの私を受け入れてもらえた感覚がすごく残っています。

思えば、学校や家の中で、相手の顔色を伺っていた子ども時代にも、相手を笑わせようと行動した事が多々あります。
親から怒られそうな時も、ちょっと笑いに転換しようと試みたり…してました。笑

小学生の頃も、短期間ですが、お笑いユニットを組んで、クラスメイトを笑わせようとしていたなぁ。。友達と2人でレモンとオレンジというコンビ名を付けてました。
相手に心から笑ってもらえると、自分の気持ちが楽になるんですよね。楽しいだけじゃなくて。
そこには、"自分(の行動や発言)を受け入れてもらえた感"が強くあったのかも。。今思うと。

部下に対して、子どもに対して、家族や大切な人に対して、その人の発言を愛を持って笑ってあげてください。💕その出来事が、相手の心身に心地よいものとして残り、自己肯定感へと繋がります。

SSTの現場でも、ユーモア(面白さだけでなく、柔軟さの意もあり)がいかに大切かを実践しているところもあるようです。

精神疾患の有無に関わらず、何かしらの個人的な課題や、症状に悩んでいる方。
それを治療する方向性だけが、その人の心地良さを感じられる人生に繋がるのではないですよね。悩んでいたことが治ってきたら嬉しいけど、もし治らなくても、それを抱えていても楽しく感じられて生活できたら、それはそれで心地よい人生に繋がります。

私も、相変わらず職場で同じような状態になってしまい、長年に渡り悩んでいた課題があります。
今は、昔に比べたらすごく楽しく、やりがいも感じつつ職場に存在できていますが、症状は改善したのかと言われると…してないんです。
それでも、こんなにも景色が違って見える。✨

以前は、心理には専門性が大事だと考えていました。いろんな臨床心理士やカウンセラーのカウンセリングに通いましたが、効果が感じられずお金がかかるので継続できず…という感じでした。SSTもとても高額な印象です。。

認知行動療法や心理系のいろんなテストも、何度も大学時代にやってみた。カウンセリングでの受け答えや導かれる方向性についても、「うんうん、そうだよね。。知ってます。分かってはいるけど、その先に行けないのよ。苦悩から抜けられないのよ…」と何度感じたことか…

なるほどなと納得するものの、実際の効果を生活で実感できるレベルにはいかないと悟りました。(※個人差はあります)

仕事や依存症で悩んでいる方がいたら、高額なカウンセリングやSSTに継続して通うことは現実的ではないよなぁ…と昔感じた事があります。たとえ効果的なアプローチだとしても。

本当に欲している人に提供できない、それをなんとか解決できないものか、将来的にはその辺りを考慮したサポートを行いたいと思っています。

今は"質"にこだわってしまうことのデメリットも浮かんできています。専門性が高いと、そこにかかるクライアントの負担費用も高いまま。そして何より、日本中に広まるのに時間がかかる。

もし、民間のカウンセラー資格でも、日本中に心理やメンタルヘルスが広まれば、そこでまたクリエイティブが生まれ、さらに発展する可能性もある。心理に対する人々のハードルが下がる。
そんな考え方もできるのかとようやく気付きました。

質と柔軟性は両方とも大事。
医療に偏りすぎず、心理に偏りすぎず、福祉にも偏りすぎない。
専門性の固執は、領域を狭め結局のところクライアントが望んでいるものを提供できない可能性が出てくるんだなぁと。。

もっともっと学びを深め、少しずつ現場での経験を増やしていきたいです。
数年後には、そのときの見解や目指す方向性が変わってくるかも分からないけど、柔軟な思考や感情をこれから獲得していければなと思いました。



_私の成長記録2022.5.21



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