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ナイトガード製作法(エルコプレス+レジン盛り) 第2回 マウント~設計
第2回マウント~設計1 印象時の気泡修正 ーマウント前準備ー
アルジネート印象時に咬合面窩に気泡がある場合、これを放置してしまうと後にマウントする際に模型上の咬頭嵌合位に妨げになることがあります。そのため、気泡を削るか、デザインナイフなどで取り除く必要があります。
しかし、削った箇所は本来の歯牙と全く同じになるはずはありません。仮に気泡を削った箇所が本来より多い場合、口腔内でのフィットに悪影響
ナイトガード製作法(エルコプレス+レジン盛り) 第1回 作製の前に知っておきたい重要なこと
はじめに、この記事ではJIADS型のナイトガード・バイトプレート、または通常のスタビライゼーションスプリントの製作方法を数回にわたってご紹介します。使用材料はエルコデント社のエルコヂュールをプレスし、咬合面にはオルソドンティックレジンを築盛し、対合歯に均等接触する形態となっています。基本的には上顎に作製します。
筆者は25年以上JIADS型のナイトガードの作製に携わり、現在年間で1,200ケース
スタビライゼーションスプリント・バイトプレートにエルコデント(Erkodur)を使うことのメリット
メリットその1
全体的に薄くコンパクトに出来る為、他の厚みを必要とする材料と比較して装着感が良い。
なぜ薄く出来るのか?
Erkodurの素材(PETG)特性により薄くしても強度(粘り)がある程度確保される。 つまり薄くしても壊れにくい。
PETGとは?
PETGのもととなるPET(ポリエチレンテレフタレート)は、ペットボトルの材料として、世界で最も利用されているプラスチック材料です。PETG
歯科技工士という職業
虫歯や歯槽膿漏で歯を削ったり、抜かなければならない場合には、歯科医師によって治療された後、歯科技工士が補綴物を作成します。
歯の硬組織は再生能力がなく、自然治癒力も乏しいため、失われた組織は人工材料で補う必要があります。歯科技工士は、歯科医師の指示のもと、高度な専門知識と技術を駆使して、患者に合わせた精度の高い補綴物(例えば、差し歯や詰め物、入れ歯、矯正装置、スポーツマウスガードなど)を製作する
ナイトガード バイトプレートつくり方 後半 動画
レジン硬化後〜研磨
集塵ボックス 自作
歯科技工用の自作集塵ボックス(作業机)
特徴
マイクロスコープの使用が可能
作業範囲が広い ボックス上部に物が置ける
カスタマイズが可能
ナイトガード (エルコプレス+レジン盛り) つくり方 前半 動画
スタビライゼーションスプリント \ナイトガード \バイトプレート つくり方 ダイジェスト 前半
エルコプレスによりエルコデュール圧接後、オルソドンティックレジンにて咬合面にテーブルを形成し、対合歯全てが接触するように調整する。