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歯科技工士のための理想的な技工室設計:広さと形態について


こんにちは。今日は、技工室の理想的な広さと形態について、私の経験と考えを共有したいと思います。

現在の技工室の状況

現在、私は約45平米の賃貸スペースで仕事をしています。基本的には一人で作業していますが、パート様が交代で来ているので、常時2人で作業している状態です。

理想的なスペースの必要性

当初は一人には十分なスペースだと思っていましたが、徐々に狭く感じるようになってきました。歯科技工の仕事には、様々な作業スペースが必要です:

  1. ワックスアップと研磨や模型作りの作業台を分ける

  2. 経理作業用のスペース(パソコンやディスプレイの設置)

  3. 梱包作業用のスペース

  4. 各種機材の設置場所

これらのスペースを適切に配置するには、現在のスペースでは少し狭いと感じています。

技工室と一般的な事務所の違い

技工室は一般的な事務所とは大きく異なります:

  • 大型の専門機器が必要(キャスト機、CAD/CAM機器、3Dプリンタ、集塵機、リングファーネス、コンプレッサー、レーズ台、サンドブラスターなど)

  • 様々な作業スペースが必要

  • 粉塵対策が重要

理想的な技工室のイメージ

私が想像する理想的な技工室は、工場のようなスタイルです:

  1. 天井が高く、広々としたスペース

  2. 換気がしやすい環境

  3. 粉塵が広がりにくい設計

  4. 十分な作業スペースと機材の配置

デジタル作業と従来の作業の分離

CAD/CAM作業など、デジタルでの設計作業は別のスペースで行うことも可能です:リモートワークも可能になっているようです

理想と現実のバランス

理想的な技工室を実現するには、いくつかの課題があります:

  1. 家賃の問題:広いスペースは家賃が高くなる

  2. 立地の問題:都市部では広いスペースの確保が困難

  3. アクセスの問題:広いスペースを確保するために郊外に移動すると、人材確保や物流面で課題が生じる可能性がある

まとめ

理想的な技工室は、十分なスペースと適切な設備配置が重要です。しかし、現実的には予算や立地などの制約があるため、自身の状況に合わせて最適なバランスを見つけることが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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