おおたき D.T

2021年現在 歯科技工士歴27年 独立 開業して9年です 技術や情報の共有ができれば…

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2021年現在 歯科技工士歴27年 独立 開業して9年です 技術や情報の共有ができればと思います 【stand.fm おおたきDT 】

マガジン

  • 保母先生著「オーラルリハビリテーション」を読み進める

    保母先生著「オーラルリハビリテーション」を少しづつ読み進めて 勉強するためのアウトプット 本書の全容を理解せずに書いております。そのため、まとまりがなく、読み手や著者に対してご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。これは私個人の勉強のためのアウトプットです。

  • 50才からの歯科技工

    今年で50才になる自分自身の為の積み重ね日記

  • 50歳からの気付き

    50歳になってようやく気づけたことなどを書いていきたいと思います

  • 歯科技工士(関係者向け)

    歯科技工士の関係者に向けての記事

  • ナイトガード作り方解説(テキスト)

    ナイトガードの製作手順や注意点を詳しく解説しています。動画でご覧になりたい方は、ナイトガードの作り方動画のマガジンをご利用ください。

最近の記事

歯科技工9月号から 「疋田一洋先生CADCAM冠の過去現在未来」を読んでのまとめQ&A

Q1: CADCAM冠の歴史と現状について教えてください。A1: CADCAM冠の歴史と現状は以下の通りです: 1970年代:国内外で歯科へのCADCAM技術応用の構想が始まりました。 1999年:GCから「デンタルCADCAM GN1」が販売されました。 2014年:小臼歯限定で保険診療に組み込まれました。 2022年:小臼歯部で金パラクラウンを超える使用量となりました。 それ以前は、ロストワックス法、築盛、焼成といった手法が主流でした。一般工業界では、CADCA

    • 保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』を読み進める その8 咀嚼器官の解剖と生理

      顎関節 Q1: 顎関節とは何ですか?A1: 顎関節とは、以下の2点で説明できます 下顎骨と頭蓋の間に存在する関節です。 頭蓋骨の側頭骨にある下顎窩と、下顎骨の下顎頭からなる関節です。 Q2: 人の顎関節が他の関節と区別される特徴は何ですか?A2: 人の顎関節は高度に特殊化しており、以下の5点で他の関節と区別されます 左右の顎関節の解剖的構造は一対であり、歯牙の影響も受けます。 関節面は他の関節にみられるようなガラス軟骨ではなく、線維性軟骨で覆われています。 下顎

      • 日曜雑談:50代技工士のつぶやき ~仕事と趣味と人生と~

        はじめにこんにちは、50代の歯科技工士です。今日は日曜日。たいていは休日出勤で仕事場にいるはずですが、珍しく休みを取って、ソフトボールの練習試合に参加してきました。その帰り道、ふと頭に浮かんだ様々な思いを、ここで吐き出してみようと思います。 趣味のソフトボールと仕事のバランス久しぶりのグラウンド 先日、3週間ぶりにソフトボールの練習試合に参加してきました。小学校のグラウンドに3チームほど集まり、人数の足りないところは選手を貸し借りしながら、和やかな雰囲気で行われました。汗

        • 歯科技工指示書の電子化とクラウド化:業界の変革

          はじめに:歯科技工指示書の電子化とクラウド化の背景 現在のクラウドアプリの状況 代表的なクラウドアプリの紹介と特徴 各アプリの比較 導入に関する考察 業界への影響と今後の展望 はじめに歯科技工業界において、長年紙ベースで行われてきた業務プロセスに、大きな変革の波が押し寄せています。その中で歯科技工指示書の電子化とクラウド化に注目します。この動きは、単なるペーパーレス化にとどまらず、業務効率の向上や情報管理の適正化、さらにはデジタルトランスフォーメーション(DX)の

        歯科技工9月号から 「疋田一洋先生CADCAM冠の過去現在未来」を読んでのまとめQ&A

        マガジン

        • 保母先生著「オーラルリハビリテーション」を読み進める
          8本
        • 50歳からの気付き
          4本
        • 50才からの歯科技工
          32本
        • 歯科技工士(関係者向け)
          9本
        • ナイトガード作り方解説(テキスト)
          3本
        • CADシステム3Dプリンター導入検討~
          5本

        記事

          本日の雑談

          今日はちょっと雑談のような感じでお話しさせていただきたいと思います。 ■占い 最近、スタンドFMでイシスノリ子さんの「星のお天気占い」をよく聞いています。8月は「手放しの月」とおっしゃっていて、毎日のように「手放す時」と言及されています。もやもやしているようなことがあったら手放して、今やろうとしていることすべてはできないと。 占いというのは、自分の心情に当てはめてしまうものなのでしょうか。私は割と影響される方で、疑っているわけではありませんが、そういうものなのかなという

          切削バー:技工用具の選択と経験の重要性

          こんにちは。今回は、技工用具の選択の重要性について、私の経験をお話しします。 技工用具の選択の重要性ナイトガード製作において、使用する切削バーの選択は非常に重要です。私自身、様々なバーを試し、最適なものを見つけるまでに時間がかかりました。これは貴重なノウハウの一つです。 使用する道具、材料、機材の選択は、経験を積み、試行錯誤を重ねないと分からないことが多いです。そのため、経験者から直接教わる機会があれば、それは非常に貴重な経験となります。 学びと成長のプロセス技術を学

          切削バー:技工用具の選択と経験の重要性

          歯科技工士のための理想的な技工室設計:広さと形態について

          こんにちは。今日は、技工室の理想的な広さと形態について、私の経験と考えを共有したいと思います。 現在の技工室の状況現在、私は約45平米の賃貸スペースで仕事をしています。基本的には一人で作業していますが、パート様が交代で来ているので、常時2人で作業している状態です。 理想的なスペースの必要性当初は一人には十分なスペースだと思っていましたが、徐々に狭く感じるようになってきました。歯科技工の仕事には、様々な作業スペースが必要です: ワックスアップと研磨や模型作りの作業台を分

          歯科技工士のための理想的な技工室設計:広さと形態について

          3Dプリンターとキャドスキャナー導入決定!デジタルデンチャーへの挑戦と不安

          3Dプリンターとキャドスキャナー導入決定!デジタルデンチャーへの挑戦と不安はじめに皆さん、こんにちは。昼休みを終え、仕事場に戻る途中でこの投稿を書いています。昨日、キャドスキャナーと3Dプリンターの導入が決定し、10月頃に届く予定です。この決定に関連して、2点ほどお話ししたいと思います。 1. キャドシステム導入に伴う心理的影響昨日から何となくドキドキしています。鼓動が激しくなったり、少し息苦しさを感じたりしています。病気ではないと思うのですが、これはおそらく新しいシステム

          3Dプリンターとキャドスキャナー導入決定!デジタルデンチャーへの挑戦と不安

          小規模LABOの存在意義

          歯科技工業界の集約化は避けられない流れですが、小規模ラボの存在意義は何でしょうか? 小規模LABOの存在意義についてclaude.aiに聞いてみた 歯科技工業界の集約化と小規模ラボの存在意義について、詳細な分析を作成しました。この分析によると、小規模ラボと大手企業にはそれぞれ固有の価値があり、両者が共存することが業界全体にとって有益であると考えられます。 小規模ラボは、個別化されたサービス、技術と芸術性の維持、イノベーションの源泉、雇用の多様性という面で重要な役割を果たし

          小規模LABOの存在意義

          地域活動とLINEグループの活用:新規事業への挑戦

          地域活動とLINEグループの活用:新規事業への挑戦はじめに皆さん、こんにちは。今日は、地域活動とLINEグループの活用、そして思いがけない新規事業への挑戦について、私の経験をお話ししたいと思います。 LINEグループの便利な活用私が住む市では、LINEグループを通じてゴミ出しの日程を通知するサービスを提供しています。これが非常に便利なんです。缶や瓶の回収日など、覚えにくい日程も事前に知らせてくれるので、とても助かっています。 しかし、市の賢い点は、このLINEグループをゴ

          地域活動とLINEグループの活用:新規事業への挑戦

          歯科技工士が単独で介護施設を訪問して入れ歯の清掃を行うことはできますか?

          歯科技工士が介護施設で入れ歯の清掃を行う場合、歯科医師の指示が必要です。歯科技工士の業務は、歯科医師の指示書または直接の指示に基づいて行われることが法律で定められています。したがって、歯科技工士が単独で介護施設を訪問して入れ歯の清掃を行うことはできません。歯科医師の指示がある場合に限り、歯科技工士はその業務を適切に行うことができます。 (Perplexityより) 現行の法律下では、歯科医師の指示のもと、患者さんの入れ歯の清掃が可能となっています。しかし、チーム医療に歯科技

          歯科技工士が単独で介護施設を訪問して入れ歯の清掃を行うことはできますか?

          「歯をつくらない歯科技工士」という新しい可能性

          皆さん、こんな歯科技工士を想像できますか? 歯をつくらない お客様が歯科医師ではない それでも安定した収入を得ている 意外に聞こえるかもしれません。しかし、発想の転換によって、私たちの仕事の可能性は大きく広がるのです。 従来の枠にとらわれず考えることで: 新たな収入源を見つけられるかもしれません 心の安定を得られるかもしれません キャリアに新しい展望が開けるかもしれません 皆さん、一緒に考えてみませんか?今こそ、歯科技工士の未来について新しいアイデアを探る時

          「歯をつくらない歯科技工士」という新しい可能性

          「感情のコントロールについて」会話型AIチャットGPTとの会話

          私たちは、自分の体験から生まれた感情や思考を整理したいとき、誰かに相談したくなることがあります。そんなとき、ふと思いついたのが、会話型AI「ChatGPT」を相談相手として活用できないかということでした。 ChatGPTとの対話を通じて、自己省察や感情の整理を試みる過程は非常に興味深いものでした。以下に、その会話の内容をテキストとしてまとめましたので、よろしければご覧ください。この体験を通じて得られた気づきや洞察が、皆様の参考になれば幸いです。 ちょっと聞いてもらいたいこ

          「感情のコントロールについて」会話型AIチャットGPTとの会話

          保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』を読み進める その7

          早期接触についてはじめに オーラルリハビリテーションを理解するためには、まず「中心位」と「咬頭嵌合位」という2つの重要な概念を把握する必要があります。 中心位:下顎骨の顆頭が関節窩内で緊張せずに最も後方の位置にあり、そこから自由に側方運動ができる頭蓋と下顎の位置関係。 咬頭嵌合位:上下顎歯列の相対する咬頭と傾斜面が最大面積で接触し、咬頭が密接に嵌合して安定した状態。 理想的な咬合では、患者が中心位で閉口したときに、上下顎歯列が咬頭嵌合位でかみ合います。これを「中心位咬

          保母須弥也先生の『オーラル リハビリテーション』を読み進める その7

          歯科技工7月号より「口腔内データおよび受発注システムの一元化に関する一考察」を読んで

          口腔内データおよび受発注システムの一元化に関する一考察著者:藤田耕介(株式会社横浜トラスト歯科技工研究所) はじめに歯科技工業界は今、大きな変革の時期を迎えています。デジタル技術の進歩により、より効率的で高品質な歯科技工が可能になる一方で、新たな課題も浮上しています。本稿では、口腔内データおよび受発注システムの一元化に関する考察を通じて、業界の未来を展望します。 1. 日本のデジタル化の現状日本のデジタル化は、残念ながら世界的に見て後れを取っています。 2023年の世界

          歯科技工7月号より「口腔内データおよび受発注システムの一元化に関する一考察」を読んで

          AIとの会話で気付いたあたり前のこと

          最近、ChatGPT、Gemini、Perplexity などの 生成AIを使って、提案してもらったり文章を 構成してもらったりしています。 そこで気づいたことがあります 例えば、何かアイデアを出して それに対してAIが 「それはとても良いアイデアですね」と励ましてくれると 安心して会話ができるということです。 これは人間同士の会話でも同じで まず否定から入るのではなく 「とてもいいですね」と認めたり 励ましたりすることから始めると 相手は安心して話しやすくなります。 私

          AIとの会話で気付いたあたり前のこと