堤嵩詞先生の「失敗しない補綴装置」連載から学ぶ

歯科技工6月号に掲載された堤嵩詞先生の連載「患者満足度が得られる『失敗しない』補綴装置を求めて」第31回を読みました。16ページにわたる専門的な内容で、理解するのに苦労しましたが、いくつか印象に残った点があります。


印象に残った点

特に印象に残ったのは以下の2点です。

  1. CAD/CAMチタン床の適合性: 堤先生は「適合性はすでに鋳造体を凌駕している」と述べており、金属床のキャストに悩まされてきた私にとって朗報でした。ただし、現時点では製造コストが課題となりそうです。

  2. 患者の求める配列: 患者が求めるのは「上品できれいに整った中での自然観」であり、術者と患者の間で認識のズレが生じやすいという点は、深く共感しました。

患者満足度と信頼関係

この記事を読み、YouTubeで義歯満足度に関する興味深い動画を見ました。義歯の出来栄えだけでなく、先生との信頼関係が満足度に大きく影響するという内容でした。技術的な研鑽はもちろん重要ですが、患者との信頼関係を築くことも、義歯治療成功の鍵と言えるでしょう。


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