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2021年7月の記事一覧

【coxco+1】“夢”のような出来事でひらけた夢への道 :クララ ブラン
 Vol.12

【coxco+1】“夢”のような出来事でひらけた夢への道 :クララ ブラン Vol.12

皆さま、こんにちは。


「服のかたちをしたメディア」として、様々な社会課題を発信し皆さまと共に課題解決を目指すファッションブランド"coxco(ココ)”です。

この「+1」の企画では、独自のスタイルをお持ちの方に「わたしをつくる+1」をテーマに取材させて頂いたことを発信しています。
これまでの「トレンド」を追いかけ大量消費する時代から、自身の「スタイル」を築く価値観にシフトすることが、サスティ

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母の背中

母の背中

看護師になってから、20年近く経とうとしている。

正確にいうならば、18年くらいだ。最初は指折り数えていた何年め、も、この歳になるとどうでもよくなる。

新人として十把一絡げに病棟に送り込まれて以来、異動や転職はあるものの、一応途切れることはなくコツコツと働いている。

10年くらい前に結婚して、子どもが産まれた。

そのときも自然と産休と育休をとってフルタイムで復帰する道を選んだ。運良く、とて

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5年生だった君へ

5年生だった君へ

10年間の支援員生活で、たくさんの子どもたちと出会いました。
心に残る出会いは数多くあれど、特別な存在感を持って、今も私の心の中に居続ける少年がいます。
小学校の支援員を辞めた今、彼のことを書いておきたいと思い、noteに綴りました。私とある少年との一年間を一緒に味わっていただけたら嬉しいです。

お元気ですか。

あなたに手紙を書くのは、これが3度目です。
1度目は5年生の年度終わり。2度目は小

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自分のための時間を

自分のための時間を

この1年、行きたい企画展が急に休館したり終了したり、予約制になって行けないまま終了してしまったということが続いている。

行きたいなぁと思いながらなかなか行きづらいことのひとつが、平日に行こうとしているからだ。

数年前、仕事と家庭と自分のバランスの見直しのために半年ちょっとの間、有給をつかって自主的に週休3日で働いた。

子どもが生まれて週末は家庭にバランスがよる結果、自分のための時間が減ってし

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いい文章を書くために文章術の本を後回しにする私のおすすめ10冊

いい文章を書くために文章術の本を後回しにする私のおすすめ10冊

何度かブログでも書いたけれど、私は文教術の本をほとんど読まない。

正確に言うとライター1年目くらいから読まなくなった。

読まなくなったのは自分の文章に自信が持てるようになったから...というわけではなく、むしろ逆で、どうしてもうまくなりたいから読まなくなったというのが正しい。

文章術の本がためにならないと思っているわけではない。単純に、もっと読むべき本があると思っているのだ。

というのも、

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「積み木子育て」について書いたら起きたこと

「積み木子育て」について書いたら起きたこと

Twitterフォロワー11万人!インフルエンサーでライターの5歳さんが編集長を務めるメディア「ぶんしょう社」が6月にオープンしました。

こちらに、我が家の10年間の積み木子育ての様子を語る記事を寄稿しました。

3人の子どもたちの作ったものや遊びの様子の写真を振り返りながら書いたら筆が進まない進まない…!でもとても楽しく、夢中になりながら書けました。

読んだ方からも、

・こんなに積み木って

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自己決定を繰り返して、おもしろく生きる

自己決定を繰り返して、おもしろく生きる

一年ほど前に自己決定と幸福度に関する話を聞いた。

要は自分の人生を自分の意思で決めてこれたかどうかが幸福度を上げて、いわゆる親のレールに敷かれたような大学受験→大企業に入るような生き方は幸福度が低い傾向にあると。

自分に置き換えてみた。30歳過ぎまで幸福だなんてあまり考えたことがなかったけれど、振り返るとターニングポイントの進路はすべて自己決定で生きてきた実感がある。むしろ、自己決定のみかもし

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なぜ今、エネルギーを学ぶ必要があるのか

なぜ今、エネルギーを学ぶ必要があるのか

わざわざでは現在、B Corp認証取得を目指し準備を始めています。以前公開した記事「B Corpってなんのこと?」でお伝えしたように、このB Corp認証取得に向けた第一歩として、自社で使用する電力の供給源を見直し、100%自然エネルギーへの切り替えを検討してきました。

この「自然エネルギーへの切り替え」にあたり、なぜ今エネルギーの切り替えが必要なのかを改めて考え、その経緯をまとめました。エネル

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当たり前ではない、と認識する【ふたり暮らしと本/24】

当たり前ではない、と認識する【ふたり暮らしと本/24】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」

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カッコ悪いわたし、がカッコいい人

カッコ悪いわたし、がカッコいい人

久しぶりに高峰秀子さんのエッセイを読んだ。

彼女のエッセイは他にも数冊持っていて、とくにネタの幅が広いわけではないから、いつも読み出しは「あれ、前にも読んだかな」という既視感から始まるのだけど、惚れ惚れするような文章力にいつしか引き込まれ、読み終えた後は、その話の閉じ方の見事さ、余韻のふくよかさに、もう唸るしかない。文章がうまいとはこういうことをいうのだ、という真実に毎回向き合わされる。

高峰

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