記事一覧
最小単位が「ふたり」だったらいいのに
偏見の眼鏡、想像力の翼——世界双極性障害デーに寄せて
【世界双極性障害デーとは】
“双極性障害に対する理解を深め、社会的スティグマ(社会的に立場の弱い人々に対する差別や偏見)をなくすことを目的とされており、双極性障害を患っていたとされるファン・ゴッホの誕生日が3月30日だったことにちなんで制定されました”
★
そもそも偏見とはどういう心の働きでしょう。「好意的ではない先入観」と言い換えることが出来ないでしょうか?
「障害※」と聞くと、いわゆる
ちょうど下弦の月。夜ふかししないと会えない月。顔を伏せるようにして沈んでゆく。月と地球は元々ひとつだったという話が好き。いつまでも追いかけっこしているみたい。いつか水平線にのぼる月を見てみたい。Fly me to the moon.
キャッチャーミットを構える
幼い頃、両親との関係が私の心に風穴を開けた。
父が突然いなくなったこと、母がアルコールの問題を抱えていたこと。
それを自分のせいだと思い込んでいた。
人には二面性があるということを子どものうちに理解出来るはずもない。
だから見捨てられるのがこわくていい子でいようとした。
大人になるとその穴を何かで埋めようとして承認欲求をこじらせた。
今もそれが消えたわけではない。たださみしさを「認識す
何していいかわからない夜がある
スローなブギにしてくれ
♠️
カウンターでロックグラスを傾けると氷が音を立てて耳を撫でた。
今夜は満月だとお前が言った意味を考えている。
このくらいじゃ酔わないはずなのに頭がクラクラした。
なあ、終電なんか気にするなよ。
🖤
じゃあ一杯だけと言ってカシスソーダを頼んだ。
あなたの声を聞いていると体がフワフワする。
駆け引きなんて出来ないの。
距離を縮めるにはどうしたらいい?
♠️
シーツの冷たさか
影も自分の一部。
胃が痛くて眠れない。理由はよくわからない。雪に埋もれてしまいたい。久々の低迷。
生きづらさを抱える人へ
これはMessage in a bottle, 空き瓶に託した手紙です。
あとからこの荒れ狂う海を渡る誰かのために私が伝えられることはこの二つです。
1.自分を知る
2.ありのままを受け入れる
★
「自分を知る」
長所も短所も、トラウマや才能も。あらゆる角度から自分を客観視してみてください。
そのためには、他人と関わる必要があります。
自分で自分のことは見えません。一方で、人は鏡で