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双極を生きる

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「自分が自分自身の主治医」になる。双極性障害について学んだこと。
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記事一覧

カプセル

お母さんが仕事で毎晩家を空けるので、学校から帰ってご飯を食べ終わる時間が苦痛だった。 自…

シラユキ
8か月前
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自己受容

人の世話をあれこれ焼くけれど、 「本当に救いたいのは自分だった」 という事がある。 自分…

シラユキ
2年前
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エアポケット

双極性障害と発達障害は一部で似ている症状がある。 双極性障害は診断が下りているが、発達障…

シラユキ
2年前
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双極の波が凪ぐまで

双極と診断された時 到底受け入れられずもがき苦しんだ その後、心理教育を受ける機会に恵ま…

シラユキ
4年前
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ライフチャート/過去を生かす

通院先で半年間、双極性障害の心理教育を受けた。 中でも症状に焦点を当てて自分の人生を振り…

シラユキ
4年前
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双極性障害と診断されたら

1.道しるべ 自分が双極の診断を受けた時、どうしていいかわからなかった。 ショックだったし…

シラユキ
4年前
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3月30日は世界双極性障害デー

世界双極性障害デーはヴァン・ゴッホの誕生日にちなみ、双極性障害への理解を深め、社会的なスティグマ(ネガティブなレッテル)をなくすために作られました。 私は双極性障害の当事者です。思うところがあって障害を「障がい」と表記していません。そもそも障害者という言葉が嫌いです。誰にとっての”障害”なのでしょう。 この疾病は生活を営む上で困難なことがあるだけです。障害を「個性」と飛躍するのは説明が難しいけれど、それに近い感覚を持っています。 障害に対する偏見には弊害があります。精神

おさまった過食/心と体は繋がっている

ここのところ毎日連続更新を続けているnote。一番読まれているのは過食の話題だ。 現在、過食…

シラユキ
4年前
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本当の自分とは?

双極を生き、日々思うことは 毎日違う自分と向き合う難しさだ 躁のときは自信に満ち溢れ、気…

シラユキ
6年前
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鬱のサイン

双極性障害で大切なのは「自分の気分の状態に気づく」ことだと思います。 鬱のサインを知るた…

シラユキ
6年前
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躁のサイン

双極性障害で大切なのは「自分の気分の状態に気づく」ことだと思います。 私は双極性障害と診…

シラユキ
6年前
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鬱は時間と希望が癒してくれた

私が鬱の真っ只中にいたとき、鬱から立ち直った人たちはどうやって暗闇から抜け出したのかを知…

シラユキ
6年前
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双極性障害を受け入れるまで

自分が双極性障害だと受け入れるまでに時間が掛かりました。その葛藤を綴ります。 ◆身近な人…

シラユキ
6年前
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双極性障害の診断に至るまで

◆最初の診断は『気分変調症』 初めてメンタルクリニックを受診したのは6年前。会社で上長の女性2人からちょっとしたパワハラを受けて体調を崩しました。 診断書には『気分変調症』とありました。主治医には「軽いうつだね」と言われ、抗うつ薬と睡眠導入剤を処方されました。仕事は続けることが困難になり退職しました。 一年ほど通院しましたが薬で良くなる兆しがなく、先の見えない不安に押しつぶされそうになりました。 抗うつ薬による躁転の可能性も否定できないのですが、今となっては薬よりも一