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双極を生きる

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「自分が自分自身の主治医」になる。双極性障害について学んだこと。
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記事一覧

カプセル

お母さんが仕事で毎晩家を空けるので、学校から帰ってご飯を食べ終わる時間が苦痛だった。 自…

シラユキ
4か月前
5

王様の耳は

初めて訪れた文学フリマの高揚感が冷めやらない。久しぶりに何か書きたくなった。 以前の私は…

シラユキ
5か月前
1

自己受容

人の世話をあれこれ焼くけれど、 「本当に救いたいのは自分だった」 という事がある。 自分…

シラユキ
1年前
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エアポケット

双極性障害と発達障害は一部で似ている症状がある。 双極性障害は診断が下りているが、発達障…

シラユキ
1年前
3

双極の波が凪ぐまで

双極と診断された時 到底受け入れられずもがき苦しんだ その後、心理教育を受ける機会に恵ま…

シラユキ
4年前
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ライフチャート/過去を生かす

通院先で半年間、双極性障害の心理教育を受けた。 中でも症状に焦点を当てて自分の人生を振り…

シラユキ
4年前
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双極性障害と診断されたら

1.道しるべ 自分が双極の診断を受けた時、どうしていいかわからなかった。 ショックだったし、病気のことをあまりにも知らなさ過ぎた。 当事者会に参加するようになって、同じ思いをしている人にたびたび出会う。 若い頃、子宮内膜症と言われて戸惑った。診察室でパンフレットを渡され、帰宅して何度も目を通した。 当時はインターネットなんて普及していなかったから、情報を集めるのが大変だった。 今は簡単に知りたい情報にアクセス出来る。ただ玉石混淆だ。 正しく有益な情報に早くたどり

3月30日は世界双極性障害デー

世界双極性障害デーはヴァン・ゴッホの誕生日にちなみ、双極性障害への理解を深め、社会的なス…

シラユキ
4年前
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おさまった過食/心と体は繋がっている

ここのところ毎日連続更新を続けているnote。一番読まれているのは過食の話題だ。 現在、過食…

シラユキ
4年前
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本当の自分とは?

双極を生き、日々思うことは 毎日違う自分と向き合う難しさだ 躁のときは自信に満ち溢れ、気…

シラユキ
6年前
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鬱のサイン

双極性障害で大切なのは「自分の気分の状態に気づく」ことだと思います。 鬱のサインを知るた…

シラユキ
6年前
9

躁のサイン

双極性障害で大切なのは「自分の気分の状態に気づく」ことだと思います。 私は双極性障害と診…

シラユキ
6年前
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鬱は時間と希望が癒してくれた

私が鬱の真っ只中にいたとき、鬱から立ち直った人たちはどうやって暗闇から抜け出したのかを知…

シラユキ
6年前
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双極性障害を受け入れるまで

自分が双極性障害だと受け入れるまでに時間が掛かりました。その葛藤を綴ります。 ◆身近な人の死 病院ではっきり診断される前から、本やネットで症状を調べるうちにもしかして自分は双極性障害なんじゃないかと疑っていました。 しかしそれを認めたくなかった理由があります。私は身近な人を自死で失くしており、その時の状況を振り返ると双極性障害だったのではと思っているからです。 本人が病院へ行くことを頑なに拒んだためどうすることも出来ませんでした。ある日突然姿を消し、帰らぬ人となってし