本当の自分とは？

双極を生き、日々思うことは
毎日違う自分と向き合う難しさだ

躁のときは自信に満ち溢れ、気分は高揚
鬱のときは世界が闇に包まれ、消えたくなる

じゃあ本来の自分の状態とは？
それがまだよく掴めていない。

「元気だな」と感じる時は
客観的に見ると軽躁だったり

「穏やかだな」と感じる時は
他人から見れば根暗な人見知りに映るだろう

一方で性格の問題と障害の症状がごっちゃになる

なぜなら自分の中には
たくさんの自分がいるように感じるからだ

過去に置いてきぼりにされたACの自分
敏感過ぎていつもビクビクしているHSPの自分
ストレスから逃避するため過食してしまう自分

自分の核を自分自身で掴めていない
「本当の自分」てどんな人物だろう？

「自分探し」という言葉は何か違う
自分は「探す」ものじゃなくて
今ここに「在る」はずのものだ

在るがままを受け入れるのが難しいから
遠回りして自分を見つめ直す旅に出るのだろう

私はここに「在る」はずの自分を認められず
よりよい自分を「探そう」としている

本当の私はとても臆病で寂しがりやの甘えん坊
そのくせ一人が好きで意地っ張りの天邪鬼

そんな自分をどこか好きになれないでいる

おかしなプライドが邪魔をしているんだろう
幼いころ苦労したせいか
誰かを羨む気持ちが人一倍強いんだと思う

そういうところも全部ひっくるめて私なんだ

まずは自分を好きになる努力から始めてみよう