379.ねえ、ねえ、もっと、もっと、お願いだから、笑ってください!
(32)人生に奇跡を呼ぶ方法
(1) 人間関係の苦手な人へ
いつも怒った顔をしていたり、無表情の人よりもいつも、笑顔でいる人の方が誰だって話しかけやすいよね。
それって、笑顔がそれだけ魅力があるからなんだね。
こんな不細工なcoucouさんだって、笑顔でいれば素敵な女性が声をかけてくれる、気がする…。
また『笑顔で楽しそうに話している人』のほうが話を聞きやすいし、理解しやすい、聞きたくなるという効果があると思う。
coucouさんはね、そんなことを反省材料として大きな講演会では必ず『笑う場面』を取り入れるようになった。
何時間という長丁場だから、必ず笑いを取るために自分の間抜けな部分や失敗談を、取り入れるようにしている。(本当のことをね)
人が集まらない、人が寄ってこない、気軽に相談してくれない、返事がないなどという人の共通点は笑顔のない人たちさ。
人間関係がうまくいかない人たちは、もっともっと笑顔が必要。
笑顔は相手に安心感を与えるからだもの。
笑顔は人間関係をとても良好にしてくれるものだもの。
(2) 笑うことで悩みを吹き飛ばす
笑っていると、悩んでいることがどうでもよくなる場合があるよね。
笑顔でストレスが解消される訳なんだから、悩みなども簡単に吹き飛ばす力があると思う。
私たちはどんなに悩んでいても、テレビや本に夢中になることができる。
面白い番組を見れば、一瞬でもその笑いにより悩みなどが消し去ることもできる。楽しければ、嬉しければ、笑っているとその悩みが吹き飛ぶからなかだ。
(3) 無理して笑うと逆効果
以前、ある会社に訪問し受付で待っていたところ、そこの会社の偉い人だと思うのだけど、こんなことを言われた。
その人には笑顔などなく怒ったような顔をして、「あんたあ、いつもニコニコしているが何かいいことでもあったのかな?」と言われた。
coucouさんは、あまりにも不機嫌な偉い人に対して、何か悪い事でもしたのかと考えた。彼は、coucouさんを褒めたのではなく、ニコニコしていることに対して不快に感じたようだ。
それが嫌味な発言となった。
これ以来、笑顔にも注意が必要だと感じるようになったんだ。
笑顔って、素晴らしい効果があると同時に、相手によって不快感を与える場合があるんだね。
でもね、笑顔でいることはとても大切なことだと思う。
おそらく、この人の回りでは誰も笑顔を見せないだろうね。
この会社は、暗く緊張感が漂う社内かもしれない。
嘘みたいな話だけれど、この会社の後日談がある。
この会社の社員に、coucouさんは質問してみた。
「この会社の社内はとても静かですね。それにお客さまにも笑顔がないけれど、どうして?」すると、驚いたことに…。
「coucouさん、信じられないかも知れないけれど、大きな声では言えないけれど、ここは大きな声は出してはいけない。私語は禁止、笑い声や、笑顔も禁止なんですよ!まあ、この上司が他に移動するまでは我慢なんです…。お許しください…」
まだ、こんな時代があるんだね。
その上司、本年の4月で定年、再雇用なし、延長なしで退社した。その後、coucouさんにお詫びした彼が上司となり、社内に笑顔が戻った。
でも、こんな問題もあるそうだ。
その問題は、適度な笑顔、無理した笑顔は逆にストレスとなる可能性があるということなんだ。
笑顔って、心から笑顔でいる事が大切な事であって、そこに感情のない伴わないものは良い結果に結びつかないということらしい。
確かに、人間の心は正直なもので無理したり、自分をごまかすための笑顔はいつまでも続くものじゃあないよね。
だから過剰に意識する必要はない。
ただ、自然な笑顔、自然な笑顔を大切にして、相手の環境も意識する必要があるものだと思う。
サンリオのキティちゃんには口がない。その理由は口元を入れると笑顔に見えたり、怒っているように見えるからだという。
例えば嫌な事があって、とても悲しいときキティちゃんが笑顔だったら嫌味に感じたり不快感を覚えてしまう。
逆に嬉しいときにキティちゃんが怒っている顔、悲しい顔をしていると、その表情を見ているだけで、その嬉しさが半減してしまう恐れもあるため、あえて口元を入れていないそうだ。
見る人のそのときの感情に任せるという意味があるという。
確かに悲しいときに、ドラえもんの笑顔を見るとね
切なくなる場合もあるのかもしれませねん。
こんな場合は、要注意。
(4) 笑顔の学校
笑顔の話、いかが?
『笑顔は自分』と『まわりの人』、『心と身体』を良くしてくれる素晴らしい奇跡効果のあるものといえるもの。
嫌な事があっても、少しだけでも笑うだけで心が明るくなったり、落ち着いてくる効果がある。
coucouさんはね、以前「笑顔の学校」という所に招かれて参加したことがあるんだ。
そこはお寺の中で玄宗和尚という人が主催で、たくさんの人たちが来ていた。和尚の話は面白くて笑いの渦で終わったけれど、その後の座談会で一人ずつ「笑いをテーマ」とした話となった。
でも、誰も笑わない。
みんな、下を向いているんだ。
その理由はね、笑いを理論的に話したり、技術的な説明であったりとむずかしい話が中心となつため、参加者のほとんどが笑えなくなってしまったんだ。
そこにcoucouさんの「100万ドルの笑顔の達人」の友人も参加しており、彼の順番が来たらみな笑顔になった。
その理由は、彼の笑顔にあったからなんだ。
無理して笑うのではなく、自然な笑顔、もう顔自体が仏様のように笑顔なんだ。たいした面白い話はなかったけれど、彼の顔を見ながら参加者が笑顔となった。
どうやら、笑顔には難しい理屈や理論など必要がないんだね。
自然な笑顔こそ、人を幸せにする力があるように思えた。
最近、「100万ドルの笑顔の達人」の彼は交通事故にあい、視力(片目)を失い、身体が自由に動かなくなり、現在は生活保護を受け病院通いをしている。
coucouさんは、偶然に病院で久しぶりに会うことになった。
その時の彼の顔はとても嬉しそうに、幸せそうな顔をしてcoucouさんに話しかけてきた。かすかだけれど、coucouさんの顔を認識できるようだ。
たかが、coucouさんごときに会っただけなのに、彼のあまりにも嬉しそうな顔を見ていたら、涙が込み上げてきた。
でもね、その涙はね、哀しみの涙じゃあないよ~
『うれし涙』の『笑い泣き』さ。
二人で泣き笑い~
こんな笑顔もあるんだね。
嬉しいものさ。
みんな~ごきげんよう~coucouさんです。
アメリカの心理学者ウイリアム・ジェームスの名言があった。
それは、「人は楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのである」
People don't laugh because they're fun, they're fun because they laugh
coucouさんははこんな迷言を作ってみた。それは、
「ノートが楽しいのではなく、ノートを楽しく作るから、楽しいのである」It's fun because it's not fun to make notes, it's fun to make notes.
ノートの面白さって、読んでくれる人がいるってことが一番嬉しいことだけれど、ノートを作ることも楽しいことだよね。
そう、楽しく、楽しむ、ってことができなければ続かないし、
何よりもつまらなくなる。
もしかすると、このノート記事が本になったら、
でも本にならなくとも、同じ。
それって、結果だよね。
大切なことはプロセスにある。
そして、このnote記事を読んでくれた人が喜んでくれれば嬉しいし、
何かのお役に立ったなら、最高だと思う。
coucouさんはね、いつも自分勝手に妄想しているのさ。
いろんな、みんなのノート記事を読ませてもらっているcoucouさん。
その、みんなの作品に勇気や元気をもらい続けているcoucouさん。
だからね、coucouさんもそれを目指している。
またね、そんな作品を発見すると、嬉しくなって、いつもメモを取っていた。でもね、自分だけ嬉しくったって、その嬉しさをみんなにも伝えたいと365日間思い続けてきたんだ。
それまでは、自分の文中にお名前を出すぐらいでの紹介しかできなかったけれど、なんと、365日目のノート記事で初めて大好きな人を紹介することができたんだ。
(note記事の技術的なことはまだまだ複雑でわからないけれど、まずは、紹介ができた)
他のクリエイターの皆さんの活躍を見ていると「マガジン」なるものを作れているけど、coucouさんにはまだわからない…。
でも、これからゆっくりと時間をかけてみなさんのマネをするんだ。
だから、それまでマガジンで紹介してくれたみんな、待っててほしい。
※追伸:後半に付録があります。お時間がある方は参考文献としてお読みくださいね。
そこでいっぺんにはできないけれど、coucouさんの大好きな人たちを少しずつ勝手にご紹介したいと思う。
父さんは、「生まれただけで金星だ」母さんは、「生きるだけで金星よ」と、名付けられた少年きんぼしと、その妹うたの物語。
その著作者は、大谷八千代さんです。
coucouさんはね、何度も何度も読み返しながら、涙が止まらなかった。
去っていく者の悲しみ、残されている者の悲しみ。
人生ってこんなにも救われないのか。
いや、それでも救われているのか。
coucouさんはこの物語を読んで「山のあなた」を想い出した。
「山のあなた」カール・ブッセ 上田敏訳 『海潮音』より
山のあなたの空遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
噫ああ、われひとと尋とめゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
Über den Bergen Karl Busse
Über den Bergen weit zu wandern
Sagen die Leute, wohnt das Glück.
Ach, und ich ging im Schwarme der andern,
kam mit verweinten Augen zurück.
Über den Bergen weti weti drüben,
Sagen die Leute, wohnt das Glück.
大谷さんの素敵な作品をお読みくださいね~
※大谷八千代さんの著作。「物語とエッセイ、イラスト。”複雑なことを童話のように表現したい”。難しい言葉を使わずに、子どもにも大人にも響く文章を書きたいと思っています。2020年度千葉日報社主催「第62回千葉児童文学賞受賞」
coucouさんのホームページ登場!https://www.theyesproject.biz/
付録 笑顔の効用
< TV番組「笑いが命を救う」より>
1.アマラとカマラ
インド奥地で1920年で発見された2人の少女。2才のアマラと8才のカマラ。笑いを知らず、アマラは翌年3才で死亡。カマラは片言は話すようにはなったが、ついに笑う事無く16才で死亡。
2.社会的微笑
妊娠8カ月、胎児は自発的微笑をする。9カ月、微笑みは何故か一旦消える。生まれると、自分をのぞき込む母親の表情を見て、笑うが、この微笑みは生後36時間ほどで消える。再び笑いを取り戻すのは生後3カ月頃から。周囲の人の顔や声に反応し、起きている間も笑うようになる。これは社会的微笑と呼ばれる。
社会的微笑には、「あなたに会えて嬉しい」、と言う赤ちゃんのメッセージが込められている。この微笑みに親や周囲の人が笑い返してあげないと、 親とのコミュニケーションが取れなくなり、赤ちゃんは情緒障害を起こす可能性が高くなる。
→ 人は、母の体内にいるときの自発的微笑みと、生まれてから色々と人とコミュニケーションを取りながら学んでいく社会的微笑の2つがある。
3.「天使の顔」と「悪魔の顔」
大人の笑顔は歪んでいる。左右非対象。 右効きの人の顔の右半分は「天使の顔」、左半分は「悪魔の顔」と言われている。右の方が自由に動かせるので顔がひきしまっている。
4.笑顔と血行
表情と血液の流れには大きな関連がある。笑うと血行は良くなる。嫌な顔をすると血行はとたんに悪くなる。血行が悪くなると色々な身体的障害が起こり始める。
◇ 実験:手にいきなりカメムシを乗せられたとたんに、血行は乱れ 悪くなる。大きなストレスを受けたからである。ここで、無理矢理笑顔を作る。
→ 弱くなった血行がすぐに快復。正常に戻り始める。
つまり、気持ちは動転していても、笑っていれば血流は良くなる。血流がよくなると生理的なものが落ち着くのでストレス解消となる!
ニガ笑いでも、作り笑いでも何でもいいから笑うこと。
5.笑顔に関する言葉
幸せは微笑み。嬉しいときには笑いあり。笑いが嬉しさの表現。
嬉しくなりたければ、幸せになりたければ笑うこと。
窮地に立ったら、虚勢でもいいから、馬鹿笑いでもいいから笑う。するとパニックから平常心を取り戻せる。
笑い → 余裕 → 平常心 → コントロール → パワー。
心が泣いていても、顔が笑うだけで状態は良くなる。笑顔が出発点となる。
6.病気も笑いで治る!
紀元2世紀にギリシアのガレヌス曰く、「陰気な人に病気が多い。」名ジャーナリストで、「No more 広島」の著者ノーマン・カズンズ氏の場合。49才の時に難病、硬直性脊椎炎にかかり、体の自由が効かなくなる。医者の薬にはアレルギーをおこし、手がつけられなくなる。
「どの患者も自分の中に自分自身の医者がいる。病気の治療とは、各人の中にいる医者を首尾良く働かせる事が出来ればめでたし、めでたしなんです。」
とのシュバイッツアー博士の言葉を思い出し、自分の中の医者を働かせるために、毎日コメディ映画や、漫画を見て、とにかく笑うという、奇妙な治療を始める。
笑い始めて8日目に硬直していた親指が動き始める。続いて体中に活力が戻ってきた。笑い始めて6カ月、治る確率500分の1という難病を克服。完治する。テニスまで出来るようになる。 やがて、この笑いによる治療法を全米に広める。
* * *
日本の松永きみ子さん、癌にかかり、死を決意するが(発病当時39才)、ユーモア治療で快復。ひたすら笑い、人を笑わせ、笑わせる努力をする。
笑いはインターフェロン(癌に対して有効な物質)などの、病気に対する免疫力の機能を活性化させる。エイズウィルスに対する免疫力、OKT4の分泌量は笑いの後に増加することは”実証済み”だそうである。
笑い → 体の中の医者が働き始める!
7.昔の人は知っていた。
病は気から。
笑いは百薬の長。
笑う角には福来る。
8.人と人との係わりで笑顔が絆を創る。
スポーツ選手が勝利を得た瞬間の笑顔を見ている観衆は、笑顔に溢れている。人の微笑みを見て、人は微笑みを知り、微笑む事により絆をって行く。心を開き、微笑み合う事。
アメリカの母親が、子どもにまず教える事の筆頭は、「笑顔でこたえる事」だそうだ。それがコミュニケーションでの最も大事なことだから。
寝られない時に楽しかった事だけを考えていると眠れるが、嫌な事を考えているとどんどん落ち込む。寝る前に笑うと決める。違いが創れる。明るさが違いを呼ぶ。
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