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人と暮らす記録

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腐れ縁のうーちゃんとのよくわからない二人暮らしが始まるまでの記録
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昔からの悩み

昔からの悩み

肉体を触られたい時と
指一本触れてほしくない時の差に
自分でも困惑する。

相手の体温ですら感じたくない、
吐息さえ触れたくない。
こたつの中で足が触れることさえ
気分が悪い。

相手が自身の家族でさえこれなのだから
一体全体どうすれば良いものか。

人の体温そのものが心地よいものではなく、
異物であると捉えてしまう。

満たされると書く気が起きなくなる

満たされると書く気が起きなくなる

幼馴染との生活が始まり
その結果
私はめちゃくちゃ健康的な生活が送れるようになった。
ご飯もバランスよく食べる、
夜には寝れて朝起きれる、
無気力にならない、

幼馴染とはずっと話してられるという幸せ、
だけど
そうすると不思議だ創作意欲が皆無になる。

だけど、それとは引き換えに
毎日涙が出そうなほど幸せだ。

私はどうすれば良いのか、
久しぶりにSNSを開いて思った。

私は、拠り所を求めて書

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長生きしたいかも

長生きしたいかも

今日は肉じゃがを幼馴染と二人で作った。
調味料を入れ忘れて真っ白な肉じゃがになったけどそれを「虚無ジャガじゃん」と呼んでいて
それにツボった。

人と暮らすというのは、こんなにも寿命が延びそうなことの連続なのか。

生殖可能な着脱式男性器

生殖可能な着脱式男性器

ウールさんの家族は仲良しだ。
お互いを大切にしあっていると感じる。

だからこそ、
そのウールさんの家族に
「子供の顔を見たい」と言われると、
私はどうしたらいいか分からなくなる。

その事で悩むウールさんを見ると、尚更だ。

私達は若い、若過ぎるくらいだ
だから子供を産むカウントダウンには
まだ暫く余裕がある。

自分の心は女だ。
女でしかない、しかしこういう時だけ
椎茸が生えるように
「ニョキ

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終わりの始まりだとしても

終わりの始まりだとしても

入居初日

新居には夕方ついた。

鍵は持っていたのに何故か躊躇い
ドア越しに部屋の中の音に耳をそばだてる
ウールさんは誰かと電話していたのか話し声が聞こえた。

意を決してドアを開けると
ドアの前にはウールさんがいた。
「おかえり」と言われた。
おかえりと言われただけなのに無性に恥ずかしくなった。
「うーぉ〜」みたいなよくわからない返事をした。

いてもたってもいられずに私はその場を離れまた荷物

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エッセイ本オマケ遊園地編④

エッセイ本オマケ遊園地編④

レストランで服を沢山着込み、
レジャーシート片手にネットで穴場と書いてあった下見済みのショー鑑賞場所へ。
この日に備え、アルミのレジャーシートに
ポータブルクッションも購入済み。
お湯を入れた水筒、
そして追加で足先にカイロと太い血管の通る場所全てにカイロを貼る。
これで極寒の中一時間余裕でショーを待てた。
2日連続強風で中止、
前日は開始の30分前にキャンセルとアナウンスが出たので、
その日も気

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エッセイ本オマケ遊園地編①

エッセイ本オマケ遊園地編①

自分で稼いだお金でずっと行きたかったし、
行こうよと約束してきた
テーマパークへついに行ってきた。
この文は喜びのあまり帰ってきたその朝に書いている。
食べたい食べ物が食べられて、
泊まりたいホテルに泊まれて、
休みたい時にベンチに座れる。
なんて自由なんだろう、
お金を稼ぐってのは選択肢を増やせる事なんだと気付いた。

朝六時に起床したら、寝ぼけ眼で着替えて
ホテルを出て開園の一時間前に門の前に

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阿佐ヶ谷姉妹的生活を送る為の準備

阿佐ヶ谷姉妹的生活を送る為の準備

阿佐ヶ谷姉妹が、
「老後も二人で過ごしたいと思いますか?」
と聞かれて、
「もう私達も歳ですし、
その選択肢ひとつしかありません。
アプローチをしてくれる男性も、
子供もいませんから。」と答えている
インタビュー記事を読んだ。

世間一般で、20代前半は、
というか、若いうちはパートナーの選択肢もひろがる。
私達は、その今の時期に3年という試用期間を設けて暮らしを始めようとしている。
結婚前に同棲

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「阿佐ヶ谷姉妹的生活に憧れて」

「阿佐ヶ谷姉妹的生活に憧れて」

「現代は、一人が楽しすぎる」
私は、一人カラオケ、一人焼肉、一人旅など、一人の活動が大好きだ。
複数人と出かけることももちろん好きなのだが、
田舎ゆえか、22歳を超えてから
だんだんと日常の会話に結婚や出産などの話題が増える
ようになってきて、どうにも話題が合わないというか、
なんだか聞いているとむず痒くてたまらない。
「今の彼氏のままじゃ結婚は考えられない」だの、
「早く結婚して専業主婦になりた

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人が居なくなるのが怖いのは人を大切にできる事

人が居なくなるのが怖いのは人を大切にできる事

昨晩お風呂に入る前に
角田光代さんの旅に関するエッセイを
読んだ。
そこには角田さんが25歳の時に
フィリピンへはじめて一人旅をした
エピソードが書かれていた。

角田さんはそのとき
フィリピンで五泊したそうで、
その際に一冊の日記 兼 金銭の記録ノートを
つけていたんだとか。
今そのノートを見返すとお金のメモばかり書いてあって、
「当時は本当にお金がなかったんだなぁ……」
と思い出すんだそうだ。

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「自分の中のモラハラの芽」

「自分の中のモラハラの芽」

「モラハラ加害者側になる可能性について」

腐れ縁のうーちゃんと
一緒に住むのが
早まるかもしれない。
当初の予定としては、
うーちゃんが働き始める
4月に合わせ、
3月半ば頃に入居の予定だったのだけど、
地元からかなり離れた新しい町での生活や、
家事に慣れる時間を
考えると、
1月2月に入居した方が
いいんでは無いかって事
になりつつある。

なので、早まった入居に関しては、
うーちゃんが1人で

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「一緒に住もう」と言われてから

「一緒に住もう」と言われてから

一緒に住まないか?と言われた日は、
腐れ縁のうーちゃんの様子がおかしかった。

うーちゃんの就職先の話をしても
どこかうやむやにするし、
一人暮らしなんてなんでもやり放題だね〜
なんて冗談言ってもどこかもじもじ。

私は違和感を感じつつも、
特に気に留めてもいなくて、
せっかく出かけているのだからと
さんざんその場を楽しんだ。

夜にホテルに着いて、
近くのおでん屋さんに行く予定だったけど、
二人

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ルームシェア可の物件少ない

色々物件調べてみてるんだけど、
田舎だからルームシェア可の物件すっくないんだなぁ。

大家さんも保守的な考えの人多め。

一人の時には、
すんなりなこともなかなかうまい具合にいかんもんだ。

一緒に住むのOKな物件があっても、
プロパンガスだったり(ガス代がすごく高くなるやつね)
一階しか物件が空いてなかったり(女性同士の暮らしなので防犯上避けたい)
と、なかなか望む条件の家は見つからない。

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月給安すぎ問題

月給安すぎ問題

相変わらず、引越しの準備は着々と進んでる。
今日はお互いが持ち寄る家具について相談した。
うーちゃんは、とにかく長く使えてコスパの良い新品の家電を買いたいらしい。
だから冷蔵庫は、新品の三口式で、大容量。
あとベーグルを作りたいらしくオーブンレンジも新品で買いたいそうな。

私は
自分で持ってる炊飯器やコタツ、電気鍋なんかを
連れて行く予定。
洗濯機は運ぶとお金もかかるし、
せっかくだから新居で新

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