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阿佐ヶ谷姉妹的生活を送る為の準備

阿佐ヶ谷姉妹が、
「老後も二人で過ごしたいと思いますか?」
と聞かれて、
「もう私達も歳ですし、
その選択肢ひとつしかありません。
アプローチをしてくれる男性も、
子供もいませんから。」と答えている
インタビュー記事を読んだ。

世間一般で、20代前半は、
というか、若いうちはパートナーの選択肢もひろがる。
私達は、その今の時期に3年という試用期間を設けて暮らしを始めようとしている。
結婚前に同棲を始めるようなかんじだ、
三年間というのは、すごくあっという間なのか、それとも長く感じるものなんだろうか。
3年一緒に住めたら、
この後のお互いの人生をどうするのか、
また考える。
パートナーというか、友達というか、
私は姉妹関係になりたいのかもしれない。

血の繋がっている妹とは、
喧嘩をすることもあったけど、
お互いの成長とともにそれも無くなった。
喧嘩の理由は大体どれも今思い出すと「そんなこと?」くらいのことだし、
今も妹が大切だ。
もう私も妹も大きくなり、
それに伴い忙しくなった。
喧嘩出来た日々が恋しくもあり、
ピリピリするのはもう面倒くさいとも思う。

私は、結婚したいわけでも、
パートナーが欲しいわけでもないのかもしれない。
いや、断言はできない。
どんなに誰かといても寂しくなる時は、
寂しくなったもんだ。

ただ、私の求める関係を
言語化すると、近いのは
「偽姉妹がほしい」だ。

彼氏が夫になり、
成人した大人の男を
お母さんのように面倒みたくない。
家事だって本当のフェアさを保っている、
夫婦の話を見たことも聞いたこともない。

義実家の家族にお正月に会いに行ったり、
女の自分だけ家事をできるようになりなさいと言われるのも、
料理を作れば良い奥さんになれると当たり前の面をして言われるのももう、
嫌で、そんなことを言う相手から
一瞬で距離をおけてしまうそんな面を持つ、
自分に驚きつつも、
これでいいんだよね?と思う。



姉妹はある種ドライな面があるし、
私はベタベタとするのもあまり得意ではないというか、波があるから、
偽姉妹が一番気楽なんだ。

これから始まる偽姉妹の三年間、
一体どうなるんだか。

でも偽でも、姉妹になりたいと、
思える人に出会えた事が私にとっては
大きいんだよな。

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