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アーティスト/田舎暮らしの日々

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アーティストが田舎で過ごす日々をnoteに綴ります。 アーティスト/演出家/メダカとウーパールーパー飼い/田舎暮し 紅茶と宝塚歌劇、ピンク色と紫色が好きな人間
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#自然

街中のビルの屋上、雲を見ながら天気の話をする夕暮れ

街中のビルの屋上、雲を見ながら天気の話をする夕暮れ

「ほら、あそこに黒い雲が見えるやろ?あれが1時間ぐらいしたらここに来て、雨を降らすんや」

タバコを吸いながら、おじさんは言った。時刻は夕方の18時過ぎ、日が暮れる時間も徐々に早くなり、18時には空がオレンジ色に変わっていく。
私はそこで育てているハーブの剪定をしていた。大きめのプランターには、そろそろ花を咲かせそうなバジルとモリモリの日日草。両者は私が植えた訳ではないが、昨年の種が残っていたのだ

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ホー・ツーニェン「百鬼夜行」、ニットキャップシアター『チェーホフも鳥の名前』

ホー・ツーニェン「百鬼夜行」、ニットキャップシアター『チェーホフも鳥の名前』

職場の事務所。たまたまその場に居合わせた人に「明日、名古屋に行くんですよね」と私は話した。その人は私と同じ集落に住んでいる人で、翌日は全国的に雪予報が出ている日だった。その人は勿論、「大丈夫?気を付けて行きやー」と言った。

翌日、京都駅に朝早くから出発する名古屋駅の高速バスに乗る。バスが出発する時点で名神高速道路は通行止めになっており、新名神高速道路を通る為、到着時間が遅れる、とバスの運転手さん

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世界に対して誠実であれ

世界に対して誠実であれ

雪が降った日の朝、私の家の裏庭に積もった雪はレフ板の効果で、太陽からの明かりを反射して、室内がかなり明るくなっていた。あまりにもその光が眩しくて、私は驚いて目を細めた。
家の前の道は雪で凍結していた。運転初心者の私は迷わず、徒歩で勤め先の農園まで行くことを決める。前日に急いで購入したワークマンのスノーシューズを履いて、一歩づつゴリゴリと音を鳴らしながら歩く。氷を踏んでいく音をこんなにしっかり聞いた

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サクランボとの一期一会

サクランボとの一期一会

在宅勤務中も、家の周りは緑が豊かなせいか、休憩時間は思う存分リフレッシュすることが出来た。
ただ縁側で緑を見つめる事もあれば、畳でたれぱんだのように少しうたた寝をする事もある。特に、庭にあるサクランボの木になっているサクランボを取る時には、童心に帰ったような気持ちになり、とても楽しい。

今週は梅雨が近いのか、一日雨が降る日があった。雨の日は基本的に家で過ごす事が多く、ただ雨が降り続ける様子を縁側

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私は鳥とキスをする

私は鳥とキスをする

4月から会社員として街中に毎日出勤する日々が続いている。そんな中、急遽今日から在宅勤務となった。

元々在宅勤務を希望して入社した会社であったが、半年ほどは出社するという事で合意していた為、少々突然の事に戸惑い、午前中はずっとソワソワしていた。
将来的に在宅勤務に移るにあたって、ゆくゆく準備しようと思っていた事が急に押し寄せる。椅子がない、照明が暗い、窓を見れば、緑。あまりにも世界観が違いすぎる。

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私の実家はキラキラ世界だった。 「ここ」での表現を作るために。

私の実家はキラキラ世界だった。 「ここ」での表現を作るために。

現在、住んでいる家から然程遠くない場所に私の実家はある。
同じ県内、なんなら同じ市内だ。しかし、私は畑をしたり、ヤギや鶏を飼いたい、という願望のため、今まで住んでいた実家とはまた異なる土地に引っ越したのだ。

GWという事もあり、たまには実家でゆっくりしようと昨日から帰省(最早帰省という距離感でもないが)していた。今朝は天気予報の通り、快晴。実家から見える外の景色を見ると、何ともキラキラしていた。

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新生活から1ヵ月、「感じる事」を思い出すGW。

新生活から1ヵ月、「感じる事」を思い出すGW。

4月の下旬、家族や知人、色んな人から「会社はどう?」「新生活は慣れた?」と聞かれる。また、会社では入社して1ヵ月の振り返りのような時間もあった。
私は至って幸せであった。新居も特別困った事などは発生せず着々と環境に定着し、居心地の良さを構築していっている。仕事も特別嫌な事やしんどい事はあまりない。強いて言うなら、最寄駅から新居までの帰り道が暗くて怖い、それぐらいだ。

ただ幸せ、それ以上でもそれ以

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贈り物をもらう

贈り物をもらう

土曜日、ゆったりと朝ごはんの準備を行っていると、宅急便が届いた。

大学院の同級生二人から、それぞれ就職祝いとギフトが送られてきたのだ。

就職祝いとして頂いたサラダの本とお塩。きっと私が一人暮らしを始めた事や、畑で野菜を育てようとしている事を思って、プレゼントしてくれたのだろう。少しづつ料理を作り始めた私であったが、何故かまだ塩を持っていなかった事に前の日の晩に気付いた事を知っていたかのようなプ

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雨読の土曜日、料理の楽しみを知る

雨読の土曜日、料理の楽しみを知る

この土日は特に予定もなかった。どこかに出掛ける気分でもなかった為、土日で畑作業を進めようと考えていた。金曜日、会社でお昼ご飯を食べていると、同期の子から「明日は一日雨だって」と言われた。

最初は雨なら畑作業が出来ないではないか、と感じてしまった。しかし、私は自然に抗うことは出来ても、支配することは出来ない。大人しく土曜日は晴耕雨読を実践しようと考えた。

土曜日、朝から近所に住む知り合いに車を出

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別府旅行記 23時台にお紅茶を飲んでしまうのも、これもまた人生。

別府旅行記 23時台にお紅茶を飲んでしまうのも、これもまた人生。

3月もいよいよ下旬に突入し、どんどん4月が近づいている。4月から就職する予定の会社の研修の帰りにふと、もう時間を無限に使える日々も少なっている事を認識し、「とにかくどこかに行きたい!!」という思いが強まっていた。
「旅行に行きたい!!」という気持ちだけで、目的地は全く無かった。いつもフラっと旅をするなら金沢とかそのあたりに行くのだが、せっかくならまだ行っていない場所に行きたい。東北?北海道?四国?

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初めての農作業は発見がいっぱい

初めての農作業は発見がいっぱい

近々家を借りる予定の家主さんから家だけでなく、家の近くにある畑も借りることになっていた。家主さんから畑の説明を受けた時、「農薬や化学肥料は使わないでね」と言われた。勿論、そのつもりで野菜を育てる予定だったが、一般的には逆のことを言われるので、少し驚いた。

有機農業というものは大変奥深い。(そもそも、農業自体が奥深い) 幾つか有機農業について書かれた本を読んでみたが、土は耕すとか、耕すなとか、雑草

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