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にんふぇあのバカ舌マガジン

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私が旅の途中で食べたり飲んだりしたものを語ります。
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記事一覧

日本は「うまい」であふれてる(山口編)

日本は「うまい」であふれてる(山口編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は山口編です。

※前回の鳥取編はこちら

①バリそば

春来軒が元祖とされる、皿うどんに似たご当地麺。あげられた麺に鶏ガラ出汁のとろみが少ないあんがかけられています。

お酢が効いていてあっさりとしており食べやすい一品。ちなみに「バリ」は麺のバリバリ感ではなく、「すごい」を指す方言だそうです。

正直、近所にあったら通うおいしさ

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アデリアレトロのグラスを買う

アデリアレトロのグラスを買う

アデリアレトロの脚つきグラスを買った。

焼き物の名産地で手に入れたカップは元からいくつか持っていたが、冷たいものを飲むためのグラスは安い汎用品しかなかった。

そこで少しいいグラスもほしかったのだが、ウイルス的なアレがアレなのであまり遠方に観光に行けず、どうやったら少しいいグラスを手に入れられるか悩んでいた。

そんな時アデリアレトロのグラスを見つけたので、特に小樽ガラスや沖縄ガラスのような工芸

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世界観の癖が強い飲食店

世界観の癖が強い飲食店

飲食店とは、いわばひとつの世界のようなものである。

その世界の王である店長が、メニューはもちろん店の飾りもコンセプトも決めることができる。

つまり飲食店を訪れるということは、店長の作りだした世界にお邪魔するということにほかならない。

当然その世界は王の思うように作られているのだが、時々「この世界、癖が強いな」と思うことがある。

居心地のいい店やお洒落な店は正直いくらでもあるので、今回は「世

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ルートビアを10年ぶりに飲む

ルートビアを10年ぶりに飲む

成城石井でA&Wのルートビアを買ってきた。

沖縄の飲み物というイメージだが、成城石井やヴィレッジヴァンガード、ディスカウントストア、沖縄物産展などで見かけるため、沖縄へ行かなくてもその気になれば楽に入手できる。

最後にルートビアを飲んだのは10年前だ。

まずいという前情報は聞いていて、飲んで「確かにまずいな」と思った記憶がある。とはいえ10年ぶりに飲んだら感想も変わるかもしれない。

ノンカ

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日本は「うまい」であふれてる(鳥取編)

日本は「うまい」であふれてる(鳥取編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は鳥取編です。

※前回の高知編はこちら

①砂丘らっきょう

鳥取砂丘に隣接している砂丘畑で作られたらっきょう。鳥取らしいネーミングにするために名づけられたというわけではなく、本当に砂丘のすぐ近くで作られています。

本来は地力が低く農業に向いていない砂丘ですが、この環境でらっきょうが育つと白く歯触りもよくなるそうです。

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日本は「うまい」であふれてる(高知編)

日本は「うまい」であふれてる(高知編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は高知編です。

※前回の愛媛編はこちら

①ゴリ

炭水に生息する魚の通称。日本各地にゴリと呼ばれる魚がいますが、ここでは四万十川で獲れるハゼ科のチチブという魚の幼魚を指しています。

四万十川の中で苔を食べて生きておりいかにも臭みがなさそうですが、その小ささからか卵とじにして丼にされたり、佃煮や唐揚げにされるなど、わりと濃い

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日本は「うまい」であふれてる(愛媛編)

日本は「うまい」であふれてる(愛媛編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は愛媛編です。

※前回の滋賀編はこちら

①柑橘

愛媛といえば柑橘類。

温州みかんの生産量では日本2位〜3位であり、和歌山にはもちろん静岡にも時々負けてしまうことはありますが、その他の柑橘類を入れれば生産量日本一を誇ります。

お接待のオレンジ。お遍路中のお接待としてオレンジが出てくるのは愛媛ならではの光景ですね。

②鯛

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ご当地の「甘味」からおやつのヒントを得よう

ご当地の「甘味」からおやつのヒントを得よう

地方には、全国区にはなっていない様々な「甘味」がある。

そういった「甘味」を見ていって、日頃のおやつに取り入れられそうなアイデアがないかを探そうというのがこの記事の目的だ。

地方で比較的よく見る例として、ソフトクリームに醤油や味噌を入れるというものがある。

当然地元の方が普段からソフトクリームに醤油や味噌を入れているというわけではない。醸造で栄えた場所で、名物をアピールするために作られる商品

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日本は「うまい」であふれてる(滋賀編)

日本は「うまい」であふれてる(滋賀編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は滋賀編です。

※前回の愛知編はこちら。

①近江牛
②赤こんにゃく

赤こんにゃくが入った近江牛丼の写真があったのでまとめて紹介。

近江牛は滋賀県内で長く育てられた黒毛和牛を指します。ぽっと出ではなく400年の歴史を持ち、生産量も多い優等生。

赤こんにゃくは、近江八幡で食べられている赤色のこんにゃくのこと。派手好みな織田

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日本は「うまい」であふれてる(愛知編)

日本は「うまい」であふれてる(愛知編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は愛知編です。

※前回の岐阜編はこちら。

1.ひつまぶし

いわゆる名古屋めしの中でも圧倒的な人気を誇る料理。

切り分けたうなぎの蒲焼をご飯に乗せたもので、茶碗に取って薬味や出汁・お茶などをかけることで味の変化を楽しめます。

誕生の経緯は諸説ありますが、蒲焼として出せない小さいうなぎを有効活用するために細かく切った、かた

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食べ慣れない生き物を食べよう

食べ慣れない生き物を食べよう

せまい日本の中でも、限られた地域でしか取れない、または食べられていない食べ物というものがある。

例えば白えびはとても甘くておいしいが、富山湾にしか漁場がない上にすぐ傷んでしまうため、富山周辺以外では手に入りにくい。

白えびは見た目が普通のえびなのでなじみがあるが、今回は少々見た目に癖のある、あまり食べられていないものを食べてみよう。

①イルカ
芸をこなす高い知能と愛嬌のあるルックスで、水族館

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日本は「うまい」であふれてる(岐阜編)

日本は「うまい」であふれてる(岐阜編)

日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。

今回は岐阜編です。

※前回の長野編はこちら。

①五平餅

ざっくりいうと、うるち米を餅のようにして平たい串に刺し、味噌だれをつけて焼いたもの。岐阜だけでなくて長野や愛知の山間部でも見かけますね。

においと見た目による集客力が高いためかどこでもそれなりに売れています。

その人気ゆえか、手作りではなくて密閉された袋に入っている

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アイスに八丁味噌をかけよう!

アイスに八丁味噌をかけよう!

愛知県の岡崎は、八丁味噌の生誕地である。

岡崎の味噌蔵を見学した。

そこで八丁味噌をフリーズドライにしたものを手に入れた。

料理に使えるほか、アイスとも相性がいいらしい。

試してみよう。

アイスに八丁味噌を山盛りかける。

ちなみにカップアイスは、少しとかしたあとラップをかぶせた茶碗に入れて再冷凍すると、カップアイスっぽさが消えてお洒落な形に固まるので暇な人は試してほしい。

さっそく食

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【クイズ】海鮮で金銭感覚をみがこう

【クイズ】海鮮で金銭感覚をみがこう

経験を積み重ねていかないと決して身につかないもののひとつに、金銭感覚というものがある。

例えば、若者が独り立ちして一人暮らしを始めると、分かっていそうで分かっていなかった金銭感覚のズレにしばしばおどろかされることになる。

牛肉がそれなりに高いのは知っていたが、比べると豚肉はかなり安い。それに対して野菜は、お腹にたまりにくいくせに高い。納豆や卵は栄養満点なのにおどろくほど安い。下手に料理するより

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