日本は「うまい」であふれてる(鳥取編)
日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。
今回は鳥取編です。
※前回の高知編はこちら
①砂丘らっきょう
鳥取砂丘に隣接している砂丘畑で作られたらっきょう。鳥取らしいネーミングにするために名づけられたというわけではなく、本当に砂丘のすぐ近くで作られています。
本来は地力が低く農業に向いていない砂丘ですが、この環境でらっきょうが育つと白く歯触りもよくなるそうです。
確かに、普通のらっきょうがバリバリとした食感なのに対し、しゃりしゃりとやわらかく繊細な気がします。
どちらがいいかは好みの問題ですが、分かりやすい特徴を持つ名物です。
ちなみに、らっきょうそのものの生産量も鳥取県が日本一です。
②砂たまご
砂丘の砂で蒸し焼きにされた卵。観光地定番の温泉卵を元に作られた商品だそうです。
むいた表面にこげめがついていますね。
蒸している関係上、水分が少なくホクホクとした食感になるようです。ただ、食べた限りではあまりよく分からなかったので、普通のゆで卵と同時に食べて比較するといいかもしれませんね。
③砂丘コーヒー
熱した砂丘の砂で焙煎されたコーヒー。
独特な味わいがするそうですが、これも違いがよく分からなかったので普通のコーヒーと比較するといいかもしれませんね。
あれ、もしかして砂を経由して熱を伝えれば何でも鳥取名物ということになるのでは……?
④ホルモンそば
通称ホルそば。牛のホルモンを使用した焼きそばで、味噌味が多いですが、店ごとに個性があるそうです。
いわゆるB級グルメではなく、戦後に鳥取で自然発生的に誕生したご当地料理。
観光客だけでなく地元民の間でも食べられており、非常に味が濃いためご飯と一緒に注文されることもあるとか。
確かに味が濃いめでジャンクですがおいしいです。
⑤牛骨ラーメン
鶏ガラや豚骨ではなく牛骨で出汁を取るラーメン。鳥取の西部のものだそうです。
諸説ありますが、農業用や食肉用の牛が多い土地のため誕生し、鳥取の中には牛骨を使ったラーメンがめずらしいことを知らない人も多いといわれます(ほんと? 秘密のケンミンSHOW的な感じで話を盛ってないよね?)。
⑥カレー
実は日本一のカレールー消費量をほこる鳥取県。そんなカレー県でカレーを食べてみるのもいいかもしれません。
写真は、鳥取市の鶴太屋珈琲(閉店済)のカレー。甘味や酸味が少なく、スパイスの苦味を感じます。
はっきりいって味としてはおいしくない部類だと思うのですが、独特な中毒性があってまた食べたくなる不思議な一品。舌ではなくて体が「これは美味い」と太鼓判を押すタイプの魔性のカレーです。
…………。
今回は以上です。
鳥取県ならではのものではないので今回はふれませんでしたが、この県は海に面しているので海産物もとれます。
カレーやホルモンそばなど地元で愛されるグルメもありますし、砂丘一本槍の県に見えて意外と食べ物面では優秀ですね。
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