なおとのすべらない食べログ

・面白い×食べログのシナジーの可能性を開拓する愛知の食べブロガーです。 ・暇なとき、笑…

なおとのすべらない食べログ

・面白い×食べログのシナジーの可能性を開拓する愛知の食べブロガーです。 ・暇なとき、笑いたいときに記事を読んでほしいです。 ・高校生のころ、現代文の先生に自分が書いた感想文をネットからコピーしてきた文章と疑われました。それだけ、クオリティの高い文章だったということでしょうか?

記事一覧

特上天丼の内容とは

いつもは中身の無い薄い文章ばかり書いていたが、たまには有意義な情報を書いてみたいと思った。今回はランチで特上天丼と天丼の2種類を注文し、天ぷらの種類にどんな違い…

カテナチオ

岐阜県の長良川は「日本3代清流」の一つです。あとの2つは四万十川(高知)と柿田川(静岡)です。共通するのはどこも水質の管理を徹底しているのと、「鮎」が有名なことです。…

ホタルイカの沖漬け

愛知で食べる回転寿司とは全くレベルが違うハイレベルな回転寿司。レーンは回転しているがコロナ対策なのかお寿司は回っていなかったので、回転寿司という定義が適切か否か…

富山のNo.1ラーメン

貪瞋癡(とんじんち)がお客さんに提供しているのはラーメンではなく体験だ。お店を後にした客は口を揃えてそう言っている気がした。(実際にそう言っているお客さんを確認し…

白エビの3σ

まずは富山のおばあちゃんに心よりの感謝の意を表したい。白エビを一匹一匹丁寧に剥いてくれるおばあちゃんの仕事が無ければ絶品の白エビ刺身丼をいただくことは不可能だ。…

日進のちょっといいお寿司屋さん

お寿司は特上のおまかせ握りをいただきました。お寿司の味が美味しいのはもちろんですが、大将と従業員の方もいい味を出していました。やや若めの愛想のいい大将、元大将風…

寅さんが愛したうなぎ?

古き良き情緒漂う柴又の帝釈天に続く参道の両脇には風情ある葛餅やら手焼き煎餅やらのお店が軒を連ねている。大正にタイムスリップしたような感覚を味あわせてくれるこの参…

Kai did a good job.

オープンしてまだ間もないこともあり店の前には10人程が列をなしていた。ぶろすは店の前で待つお客さんにとても優しいジェントルマンであることをご存知だろうか?炎天下で…

グリーンティーと尺取り虫

今日は全国的に猛暑日を記録しており、小生が本拠地としている三河もその例をもれなかった。それ故に西尾の平原の滝に赴いたのは至極当然の流れに思えてならない。平原の滝…

もんじゃ亡者もじゃもじゃ

ファミリーマートの数十メートル先にファミリーマートがある光景を疑問に思った読者も多いのではないだろうか?こんな近くに同じコンビニを作っちゃってオーナーさんもドジ…

人生の交差点

駅前のカフェには多種多様な人間模様があいまみえる。机の上に新聞を広げたまま終始俯いている老人、靴を脱ぎ両足をソファに乗せ膝を抱えたまま虚空を見つめるお婆さん、両…

陽はまた登る故に暑い

古き良き東京の情緒を残す綾瀬駅前の細い路地にはなぜか郷愁に駆られてしまう。角に位置する正に狭小な店の前には角を曲がった先まで常に7.8人程度が列をなしていた。店の…

三者三様のパンダ

最近の日本の明るいニュースと言えば、MLBでの大谷の活躍と上野動物園でのパンダの双子の赤ちゃんの誕生だろう。残念ながら赤ちゃんパンダはまだ見ることはできないが、こ…

最飛び牛は1年に1回

ここ馬喰一代では、あの飛騨牛の中の「最飛び牛」がいただける。なかなか「最飛び牛」をいただく機会など庶民にはないだろう。かくいう私も庶民の中の1人なので「最飛び牛…

木こりやの牛さん

夕方の5時30分だというのに店内はほぼ満席。お肉屋さんがやってるだけあって、ステーキもハンバーグの種類もかなり豊富。店員さんがメニューをめくりながら、ほぼ全てのメ…

登頂記録in刈谷

世界で1番高い山はエベレスト、日本で1番高い山は富士山。では刈谷で1番高い山は何かご存知だろうか?そうだね。キッチンよろずやのエビフライマウンテンだね。今回はこの…

特上天丼の内容とは

特上天丼の内容とは

いつもは中身の無い薄い文章ばかり書いていたが、たまには有意義な情報を書いてみたいと思った。今回はランチで特上天丼と天丼の2種類を注文し、天ぷらの種類にどんな違いがあるのかを明確にしてみたので結果を読者にシェアしたいと思う。一応、注文する前に店員さんにどんな違いがあるんですか?という旨の問いを投げかけたが、特上の方が天ぷらの種類が多くてボリューミーですという赤ちゃんでも想像できそうな情報しか得ること

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カテナチオ

カテナチオ

岐阜県の長良川は「日本3代清流」の一つです。あとの2つは四万十川(高知)と柿田川(静岡)です。共通するのはどこも水質の管理を徹底しているのと、「鮎」が有名なことです。これには明確な理由があって、鮎が何を食べてるか?が関わってきます。鮎は苔を食べます。苔は川の水質に左右されます。だから水質がよい川の鮎は香り高く、天然の鮎の醍醐味である内蔵も安心して美味しく食べられます。
とパスタカードに記載があった

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ホタルイカの沖漬け

ホタルイカの沖漬け

愛知で食べる回転寿司とは全くレベルが違うハイレベルな回転寿司。レーンは回転しているがコロナ対策なのかお寿司は回っていなかったので、回転寿司という定義が適切か否かについては読者の判断によるところだ。注文は紙に鉛筆で記入して板前さんに手渡しする方式。極度の引っ込み思案の方は板前さんに紙を手渡しするタイミングを掴めずに、熱いお茶と昆布ガリを食べるだけになってしまうので注意が必要だ。板前さんが自分の近くの

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富山のNo.1ラーメン

富山のNo.1ラーメン

貪瞋癡(とんじんち)がお客さんに提供しているのはラーメンではなく体験だ。お店を後にした客は口を揃えてそう言っている気がした。(実際にそう言っているお客さんを確認した事実は存在しないのでエビデンスとしては非常に脆弱だ。)

もともとミシュランにも掲載されて人気だったのに加えて、この度千鳥のノブと佐藤健がロケで訪れたこともありその人気にはさらに拍車がかかった様子。その証拠に開店11時30分の1時間前に

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白エビの3σ

白エビの3σ

まずは富山のおばあちゃんに心よりの感謝の意を表したい。白エビを一匹一匹丁寧に剥いてくれるおばあちゃんの仕事が無ければ絶品の白エビ刺身丼をいただくことは不可能だ。白エビ亭の白エビ刺身丼には約90匹の白エビが無数の富山県産コシヒカリの上で踊っている。ただし90匹という数字の正確性については議論の余地があるだろう。おそらく白エビ刺身丼ごとに白エビの数にはバラつきがあり、その中央値が90匹であることはおお

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日進のちょっといいお寿司屋さん

日進のちょっといいお寿司屋さん

お寿司は特上のおまかせ握りをいただきました。お寿司の味が美味しいのはもちろんですが、大将と従業員の方もいい味を出していました。やや若めの愛想のいい大将、元大将風のおじいちゃん、金髪おっちょこちょいのお姉さん(実際はおばさんの部類だがお姉さんと呼ばれると喜ぶタイプ)の主に3名に接客していただきました。先鋒の金髪お姉さんは挨拶代わりに熱いお茶と冷たいお茶を間違えた。注文を繰り返すときにも間違えており、

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寅さんが愛したうなぎ?

寅さんが愛したうなぎ?

古き良き情緒漂う柴又の帝釈天に続く参道の両脇には風情ある葛餅やら手焼き煎餅やらのお店が軒を連ねている。大正にタイムスリップしたような感覚を味あわせてくれるこの参道からは、どこからともなく寅さんのテーマソングが聴こえ、寅さんの息遣いまでも聞こえてきそうだった。ここには歴史ある鰻屋さんが数多存在しており、その中でも川千屋さんは参道のちょうど真ん中あたりに堂々と門戸を開けている。土用の丑の日も近いので店

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Kai did a good job.

Kai did a good job.

オープンしてまだ間もないこともあり店の前には10人程が列をなしていた。ぶろすは店の前で待つお客さんにとても優しいジェントルマンであることをご存知だろうか?炎天下での待ち時間に熱中症にならないように日傘と水が用意されている。1点注意されたいのは水を飲む用の紙コップを捨てるためのゴミ箱だ。直射日光に晒され続けたステンレスのボディは想像の3倍の熱さになっており、生卵を落とせば目玉焼きになりそうだ。(落と

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グリーンティーと尺取り虫

グリーンティーと尺取り虫

今日は全国的に猛暑日を記録しており、小生が本拠地としている三河もその例をもれなかった。それ故に西尾の平原の滝に赴いたのは至極当然の流れに思えてならない。平原の滝で涼を十分に感じた後は抹鶴園さんでお茶をいただくのが三河の若者の間の密かなブームだ。店内には席の種類がいくつかあるが若者なら脳死で窓際のカウンター席だろう。前面がガラス張りになっており、奥行きこそないものの眼前にはオシャレな庭が広がっている

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もんじゃ亡者もじゃもじゃ

もんじゃ亡者もじゃもじゃ

ファミリーマートの数十メートル先にファミリーマートがある光景を疑問に思った読者も多いのではないだろうか?こんな近くに同じコンビニを作っちゃってオーナーさんもドジね、なんて想いを馳せた紳士淑女の諸君にある回答を示したいと思う。ここ月島のもんじゃストリートには数百ヤード(短めのPar4くらい)もある道路の両脇にもんじゃ焼き屋さんがずらりと並んでいる。中でも興味深いのは同じ店名のお店屋さんが数店舗出店し

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人生の交差点

人生の交差点

駅前のカフェには多種多様な人間模様があいまみえる。机の上に新聞を広げたまま終始俯いている老人、靴を脱ぎ両足をソファに乗せ膝を抱えたまま虚空を見つめるお婆さん、両耳にワイヤレスイヤホンを装着しノートパソコンに没入している若者の隣には濃いめのメイクで着飾った女性が落ち着きのない様子でスマホを弄っている。およそ接点を持たない人達が織りなす人生の交差点を眺めながらすする一杯のコーヒーはいつもよりほろ苦く感

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陽はまた登る故に暑い

陽はまた登る故に暑い

古き良き東京の情緒を残す綾瀬駅前の細い路地にはなぜか郷愁に駆られてしまう。角に位置する正に狭小な店の前には角を曲がった先まで常に7.8人程度が列をなしていた。店の前に配置された室外機から放出される熱風は、茹だる様な暑さと相まって僕たちの体温を2℃程度上昇させる(絶対温度で表示するなら2K(ケルビン))。体温の上昇をもたらす要因が室外機なのかラーメンへの期待値なのか思考がまとまらないままに入店してし

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三者三様のパンダ

三者三様のパンダ

最近の日本の明るいニュースと言えば、MLBでの大谷の活躍と上野動物園でのパンダの双子の赤ちゃんの誕生だろう。残念ながら赤ちゃんパンダはまだ見ることはできないが、ここパンダジュースでなら個性豊かな沢山のパンダに出会うことができる。お店の前で日に当たり少しくたびれたパンダ。入り口の側で背中にウクレレを乗せられたパンダ。店内の角で用心棒の様に店内を見張るパンダ。こんなにもパンダが頑張っているんだから自分

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最飛び牛は1年に1回

最飛び牛は1年に1回

ここ馬喰一代では、あの飛騨牛の中の「最飛び牛」がいただける。なかなか「最飛び牛」をいただく機会など庶民にはないだろう。かくいう私も庶民の中の1人なので「最飛び牛」をいただけるのは1年に1回くらいだ。1年に2回くらい食べるチャンスがある年もあるかも知れない。その場合はバランスを考えて次の年は一回休みにするような配慮も忘れない。若しくは、次の年はあみやき亭で我慢するような裁定が下される可能性もゼロとは

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木こりやの牛さん

木こりやの牛さん

夕方の5時30分だというのに店内はほぼ満席。お肉屋さんがやってるだけあって、ステーキもハンバーグの種類もかなり豊富。店員さんがメニューをめくりながら、ほぼ全てのメニューを紹介してくれたが説明が長すぎて最後らへんは南無阿弥法蓮華経に聞こえた。結局、分かったのはサーロインが1ポンドしかないこと。1ポンドとは453.592g。いまどき、ポンドを使うとこは木こり家かボーリング場くらいのものだろう。

帰り

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登頂記録in刈谷

登頂記録in刈谷

世界で1番高い山はエベレスト、日本で1番高い山は富士山。では刈谷で1番高い山は何かご存知だろうか?そうだね。キッチンよろずやのエビフライマウンテンだね。今回はこの刈谷の最高峰に登頂した記憶をここに記してみたい。

あれは小学生低学年くらいのころ。友達とその友達のお父さんと3人で登頂に臨んだ。初めての登山に期待を胸に五合目まではバスで向かい、それ以降は木の杖をつきながら意気揚々と登った。九合目付近で

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