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富山のNo.1ラーメン
貪瞋癡(とんじんち)がお客さんに提供しているのはラーメンではなく体験だ。お店を後にした客は口を揃えてそう言っている気がした。(実際にそう言っているお客さんを確認した事実は存在しないのでエビデンスとしては非常に脆弱だ。)
もともとミシュランにも掲載されて人気だったのに加えて、この度千鳥のノブと佐藤健がロケで訪れたこともありその人気にはさらに拍車がかかった様子。その証拠に開店11時30分の1時間前に
日進のちょっといいお寿司屋さん
お寿司は特上のおまかせ握りをいただきました。お寿司の味が美味しいのはもちろんですが、大将と従業員の方もいい味を出していました。やや若めの愛想のいい大将、元大将風のおじいちゃん、金髪おっちょこちょいのお姉さん(実際はおばさんの部類だがお姉さんと呼ばれると喜ぶタイプ)の主に3名に接客していただきました。先鋒の金髪お姉さんは挨拶代わりに熱いお茶と冷たいお茶を間違えた。注文を繰り返すときにも間違えており、
もっとみる寅さんが愛したうなぎ?
古き良き情緒漂う柴又の帝釈天に続く参道の両脇には風情ある葛餅やら手焼き煎餅やらのお店が軒を連ねている。大正にタイムスリップしたような感覚を味あわせてくれるこの参道からは、どこからともなく寅さんのテーマソングが聴こえ、寅さんの息遣いまでも聞こえてきそうだった。ここには歴史ある鰻屋さんが数多存在しており、その中でも川千屋さんは参道のちょうど真ん中あたりに堂々と門戸を開けている。土用の丑の日も近いので店
もっとみるKai did a good job.
オープンしてまだ間もないこともあり店の前には10人程が列をなしていた。ぶろすは店の前で待つお客さんにとても優しいジェントルマンであることをご存知だろうか?炎天下での待ち時間に熱中症にならないように日傘と水が用意されている。1点注意されたいのは水を飲む用の紙コップを捨てるためのゴミ箱だ。直射日光に晒され続けたステンレスのボディは想像の3倍の熱さになっており、生卵を落とせば目玉焼きになりそうだ。(落と
もっとみるグリーンティーと尺取り虫
今日は全国的に猛暑日を記録しており、小生が本拠地としている三河もその例をもれなかった。それ故に西尾の平原の滝に赴いたのは至極当然の流れに思えてならない。平原の滝で涼を十分に感じた後は抹鶴園さんでお茶をいただくのが三河の若者の間の密かなブームだ。店内には席の種類がいくつかあるが若者なら脳死で窓際のカウンター席だろう。前面がガラス張りになっており、奥行きこそないものの眼前にはオシャレな庭が広がっている
もっとみるもんじゃ亡者もじゃもじゃ
ファミリーマートの数十メートル先にファミリーマートがある光景を疑問に思った読者も多いのではないだろうか?こんな近くに同じコンビニを作っちゃってオーナーさんもドジね、なんて想いを馳せた紳士淑女の諸君にある回答を示したいと思う。ここ月島のもんじゃストリートには数百ヤード(短めのPar4くらい)もある道路の両脇にもんじゃ焼き屋さんがずらりと並んでいる。中でも興味深いのは同じ店名のお店屋さんが数店舗出店し
もっとみる陽はまた登る故に暑い
古き良き東京の情緒を残す綾瀬駅前の細い路地にはなぜか郷愁に駆られてしまう。角に位置する正に狭小な店の前には角を曲がった先まで常に7.8人程度が列をなしていた。店の前に配置された室外機から放出される熱風は、茹だる様な暑さと相まって僕たちの体温を2℃程度上昇させる(絶対温度で表示するなら2K(ケルビン))。体温の上昇をもたらす要因が室外機なのかラーメンへの期待値なのか思考がまとまらないままに入店してし
もっとみる最飛び牛は1年に1回
ここ馬喰一代では、あの飛騨牛の中の「最飛び牛」がいただける。なかなか「最飛び牛」をいただく機会など庶民にはないだろう。かくいう私も庶民の中の1人なので「最飛び牛」をいただけるのは1年に1回くらいだ。1年に2回くらい食べるチャンスがある年もあるかも知れない。その場合はバランスを考えて次の年は一回休みにするような配慮も忘れない。若しくは、次の年はあみやき亭で我慢するような裁定が下される可能性もゼロとは
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