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日進のちょっといいお寿司屋さん

お寿司は特上のおまかせ握りをいただきました。お寿司の味が美味しいのはもちろんですが、大将と従業員の方もいい味を出していました。やや若めの愛想のいい大将、元大将風のおじいちゃん、金髪おっちょこちょいのお姉さん(実際はおばさんの部類だがお姉さんと呼ばれると喜ぶタイプ)の主に3名に接客していただきました。先鋒の金髪お姉さんは挨拶代わりに熱いお茶と冷たいお茶を間違えた。注文を繰り返すときにも間違えており、そこで間違いを訂正し、すいません的なくだりがあったにも関わらず冷たいお茶を2個持ってきちゃうあたりが愛らしい。次鋒の元大将風のおじいちゃんに本日のおすすめの一品を尋ねてたところ、少々お待ちください的なコメントを残して小嵐のようにどこかへ消えてしまった。おじいちゃんはどこへ消えてしまったのだろう。写真を撮ってくださいと金髪お姉さんにお願いしたら、まさかの若大将へタスクを放り投げる英断。店内で1番忙しいのは若大将では?という当然の疑問符をよそに若大将は愛想良く写真を撮ってくれた。
初めに握りが10貫、次にウニと大トロをいただき、最後に巻物があるからねとおじいちゃんが次回予告を入れてくれた。おじいちゃん無事だったのね。本日のおすすめの一品まだ聞いてませんけど?最後の巻物を心待ちにしていたその刹那、金髪お姉さんがお待たせしましたと初めの握りとほぼ同等の握りが乗ったお皿をテーブルに置いた。最後にそんなわけない量のお寿司が再登場。後ろから若大将のすいませんの声が聞こえる。さすがにそんなわけないよね。
最後まで大活躍の金髪お姉さんにお会計をお願いしたら、今度はおじいちゃんへのお会計のラストパス。金髪お姉さんは計算ができないみたいだ。僕たちには金髪お姉さんの行動が計算できなかった。

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