見出し画像

もんじゃ亡者もじゃもじゃ

ファミリーマートの数十メートル先にファミリーマートがある光景を疑問に思った読者も多いのではないだろうか?こんな近くに同じコンビニを作っちゃってオーナーさんもドジね、なんて想いを馳せた紳士淑女の諸君にある回答を示したいと思う。ここ月島のもんじゃストリートには数百ヤード(短めのPar4くらい)もある道路の両脇にもんじゃ焼き屋さんがずらりと並んでいる。中でも興味深いのは同じ店名のお店屋さんが数店舗出店している点だ。例えばこの「おしお 和店」は他にも「おしお 本店」、「おしお NST店」と3店舗展開している。前出のファミリーマートと同じではないか。つまり、同じエリアに敢えて集中して出店することで、もんじゃを求める亡者を「我もんじゃを欲する者なり。月島へいざ赴かん。」というマインドへ導き、大量のもんじゃ亡者を囲いこもうという作戦だ。まるでウォーキングデッドのような話だが、これが月島のリアルである。(情けない話だが筆者はウォーキングデッドを見たことがないため、ウォーキングデッドに関する追求は御容赦願いたい。しかし敢えて言うならば、ウォーキングデッドの視聴経験の有無は黙っていれば、読者には想像の域を出ない。この事実を踏まえれば素直に自白した点を評価いただきたい。)当然のことながら、「おしお 和店」の店内にももんじゃ亡者は大量発生しており、鉄板から噴き上がる蒸気とエアコン非稼働による熱気も相まって、店内は少し早めのハロウィンパーティ状態であったことは容易に想像がつくだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?