マガジンのカバー画像

中の人から見た。サウナ水風呂の往復ブルース

44
サウナのはなし、運営のはなし、熱波のはなし
運営しているクリエイター

#スーパー銭湯

風呂屋の防火管理者

風呂屋の防火管理者

風呂屋の防火管理者として、日々日々地震火災洪水について話しているが、まあ聞かない人は聞かない。

またその話かと思われてるけど、それでも避難誘導の話をする。

顔みてると聞いてるか聞いてないかよくわかる。目をそらす人、時計をみる人。

だいたいそういう人に質問すると、ゴモゴモする。

裸のお客さんの命を預かっている以上、消防法がどうではなく避難誘導はやらなくてはならないことですよ。

支配人が代わると世界が代わる

支配人が代わると世界が代わる

エネルギーに溢れた温浴施設のパワーの源となる支配人やスタッフがいなくなると、ありふれた施設になってゆく。

逆はじわじわSNS露出が増えて、話題も増え、クチコミも増え集客になる。

思いを形に出来ないまま、社内で理解されないままという支配人スタッフを私は社外から応援したい。

浴場って構造的に変えられない。

浴場って構造的に変えられない。

熱波もイズネスも無ければズーッと1日動き無し。昼と夜の明るさとマット交換の動きだけ。
つまらない。
だから、浴場イベントが店を変えると思った。

昔、どこかの人に「風呂屋は掃除してお湯を沸かせばいい。余計なことすんな」と言われたことをいつも思い出す。

心の熱気の無い温浴施設

心の熱気の無い温浴施設

13年くらい前、スパ銭ブームで店は増えお客さん大勢来て、湯船やサウナが熱くても心の熱気はどの店にも無い。

井上師がそれまでの熱波を進化させたように、みかんと #OFR48 がおふろアイドルという誰もいない世界を切り開いた。その先頭でみかんは歌い続けたんだ。

誰が何と言おうと評価されるべきだよ

スーパー銭湯は心からスーパー銭湯であるべきだ

温浴施設をつくるには、もちろん色々調査して建設されるわけです。人口から競合から何から何まで。半径なんキロからのデータで。

そして、実際開店すると今度は実際の来場者に合わせてイベントや販促を考える。回数券キャンペーンで何枚売るとか目標作って。また、認知度高める為にチラシ入れたりするわけです。

やっぱり基礎はそういう形なんだと思います。でも、サウナブームとコロナとSNSで変化した世の中においては、

もっとみる
社会の裏方でした

社会の裏方でした

ちょっと最近まで
温浴施設は社会の裏方でした。
働く皆さんを癒すには
掃除して湯を沸かして
余計なことしないで
待ってなさい。
風呂屋は余計なこと
する必要ないからと。
そういう世界でした。

でも、それじゃ他の業界に追い付けないよね。新卒の異常に少ない業界です。つまり輝きがなかった。輝きってなんだろ。カッコいいことなんか似合わないし、風呂屋には出来ないから面白いこと、楽しいこと繰り広げた。人類v

もっとみる
サウナ愛を糺す。

サウナ愛を糺す。

東京ビッグサイトで開催された

ホテル&レストランショーの

テルマエ・セミナーで最近の

サウナとサウナーの楽しい関係を

お話してきました。

今年はコロナ対策でセミナー会場も広くなり

登壇者はデパートの物産展の実演ブース

みたいな枠の中でのお話でした。

あつあつのおこわでも売りそう。

毎回月刊サウナ代表として、おふろの国として感じることや予言をお話してますが、今年は、サウナーの方々の

もっとみる
7割経済の世界とサウナ施設の裏側

7割経済の世界とサウナ施設の裏側

こんにちは。

早くも「明けましておめでとう」に飽きてしまった。疲れてしまった。

全くおめでたいことなど社会的にはほとんどない状況で、おめでとうなどと言う気分になれないので、正月くらいで言いたくないし聞きたくないと思ってしまう。

場末のスナックから聞こえてくる「こんな世の中に誰がした~♪」なんて歌があったような。

まあ仕方ない。

スーパー銭湯を運営してると、水回り設備部品関係の高額に驚く。

もっとみる
サウナの闘いが動画版熱波甲子園へと

サウナの闘いが動画版熱波甲子園へと

いよいよ辿り着きました!
コロナの波を、社会の風を突き抜けて、
動画版となってしまいましたが、
第11回熱波甲子園春の代わりに開催です。
出場チームの皆様、審査員の皆様、
ありがとうございます。
撮影時期がコロナのど真ん中、
まだどうなるかわからない状況下で
お願いしたものですから、
参加できなかった施設や、個人の方も
おられて、申し訳ありませんでした。

また日本を代表する温浴関係者、
またサウ

もっとみる

デスマッチと風呂屋と流血の話。

ふと思ったのですが、デスマッチって本当にサービス業研修にいいですよ。

またまた、適当なこと言ってるな~と思われちゃいますが、その事実をここにお伝えしたいですのよ。

デスマッチって、蛍光灯で殴りあったり、剣山や画ビョウの入ったバケツをかぶったり、脚立の上からエルボーしたり、有刺鉄線バットで叩いたりするのですが・・・

・人間の体にとって本当に致命傷となることを防ぐ工夫。

例えば蛍光灯。あれは頭

もっとみる

サウナって危ない?水風呂で心臓が?

サウナって、熱くて、つまらなくて、ヒリヒリして、オヤジが汗をペチャクチャやって、もうなんだかつらいというか切ないって言う方も多いです。

それは体験されたことだから仕方ないけど、実はそれがあまりに気になるという貴方は、ヒトコトで言うなら、「自分の世界に入っていない」と言えるんです。

実はそれが気になる以上に、その後の水風呂という快楽に出会えていないのです。

でも、あんな冷たいところに入ったら心

もっとみる

日々大量生産される軽々しい誹謗中傷やクレーム

プロレスラーの木村花さんが亡くなった。タレント活動に対しての誹謗中傷が原因ではないかとの報道。本当のことはわからないけど、しつこくネットとはいえ言葉の罵声を日々しつこくされると精神的に追い込まれるよね。誰でも。

昔、オープン数年後のおふろの国HPの掲示板で、脱衣室の露天風呂側で喫煙スペースがあって(バルコニー的な)そこは喫煙OKだったんだけど、喫煙しない人からのしつこいクレームがかなりあったんだ

もっとみる
サウナでリサイタルするセラピスト

サウナでリサイタルするセラピスト

サウナは劇場である。が持論なわけですが、サウナ歌謡との相性は果たしてどうなのか?
31周年のお祝いに天然温泉平和島の岩盤浴ロウリュウサウナで井上勝正熱波の前座として、大西一郎が歌わせていただきました。

日本サウナ大賞浴場芸能協会賞受賞曲
「あかすりブルース」

いつもの通りラジカセ持参で、マイクは必要なし、ikiヒーターの周りを回転しながら2曲。生声でも中々の聞き応え、お客さんとの一体感も良い。

もっとみる

純烈さんから始まる「スーパー銭湯」わりと深いかもしれない物語

「スーパー銭湯」アイドル純烈が大変なことになってますが、僕ら「スーパー銭湯」側にいる人間にとってはテレビやメディアで露出する度に違和感を感じているのです。

いやいや、あんたまたOFRみたいにパクるのやろ!って言われそうですが、そういう話ではなく、実は我々業界の歴史に関わる話なんです。

純烈さんは「スーパー銭湯アイドル」ではなく、「健康ランドアイドル」なんです。

そんなんどどでもええわ!

もっとみる