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ステイホームが浮き彫りにした「孤独」
孤独は集団の中にある。
日記にそう綴ったのは、確か高校生の時だった。
休日に1人ぼっちで図書館やカフェにいる女子高生は寂しそうに見えるかもしれないが、私の場合は全く寂しくなかった。
学校という複雑な世界から飛び出して、1人で過ごす時間は、とても心安らかで孤独を感じるヒマもない。控えめに言って幸せである。
本当の孤独は、例えば「〇〇会」と名の付くような空間で発生する。
周りにはたくさんの友
こんな時代だから、「書くこと」と繋がっていたい
私は書くことが好き。だけど、書くことに全力になれないダメ人間。
フリーランスになった頃に作ったワードプレスのブログ。
更新も滞って、当たり前にビューも伸びない。
今は普通の会社員だし、そもそもブログを続ける才能もないし、解約しちゃえばいいのに、と何度も思った。
だけど、未だにサーバー代の300円ちょっとを毎月払い続けている。
毎月300円払ってでも、「書かない人」になりたくなかった。
幸せとは何か? 私の答え
幸せなこと。
人からの頼まれごとを、無理しない範囲で引き受けられたこと。
言い訳をしなかったこと。
笑顔で人を許せたこと。
私の淹れたコーヒーや、買ってきたお茶が誰かにとって美味しかったこと。
隣の人が嬉しそうなこと。
昔の自分なら怒っていたはずの出来事に、冷静でいられたこと。
辛い人の気持ちが分かること。
意味のある我慢ができたこと
引っ越し直前のエマニュエル婦人
桜新町の駅前を通りかかると、今でも胸が締め付けられる。
あの頃の、メソメソした自分がまだそこに置いてけぼりになっているようで、探してしまう。出来ることなら、もう1度この町に住みたい。1人暮らしをやり直したい。
銀行員という安定した仕事を捨て、夢だった脚本家という仕事に少しでも近づくため、恋愛ゲームのシナリオ編集者に転職した私。あまりにも忙しくなったので、実家よりも会社に行きやすい桜新町駅の近くに