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HSP発信の現在地とこれからを考える。

私は基本的には、発信活動なんぞ楽しんでナンボのモンだとおもってます。

「フォロワー数が〜」とか「収益を増やすには〜」とか「価値を感じてもらうには〜」「差別化するには〜」とか頭を捻って考えるというよりは

限りある貴重な命の時間なんだから、どうせなんかやるなら他人ウケがどうこうとか思い悩んでいないで、まずは自分の『キュン』を突き詰めて、好きなことやって好きなこと喋って笑ってればいいって思ってるタイプの人類です。


でもまあ、「自分の好きなことに数字だとか収益が全然ついてこない」とかは自分にはあんまり相応しくないかなと思っているので、なんだかんだその点はチマチマがんばってますけどね。

とはいえ自分のことを嫌いになったり自分を見失ってまで、または自分に嘘をついてまで、自分の速度を裏切ってまで求めるモンではないとは、相変わらず思ってます。


という前提のもと、本日は【 HSP発信(HSP発信者)の現在地とこれから 】というなんともおこがましいテーマで、考えたこと・感じていることをシェアしていきたいなと思います。

と言いますのも、前々回くらいの記事にて「HSP情報のコモディティ化がすんげえのよ」という話をちらっと書きました。

そのことについて堀り下げずにはいられなかったという単なる私の欲求なんですがね。


コモディティ化っていうのは、すっごいざっくり言うと「(価値のあるものが市場に溢れすぎているために)どれ選んでもだいたい一緒でしょ」と思われるってことです。

HSP情報のコモディティ化というのは、有益なHSP情報が溢れているために「どの発信者さんの情報もそこまでの大差がないと、受け手側に捉えられる」という意味ですね。

こう聞いて、なんかイヤな気分になられたらごめんなさいね。悪口じゃないっす。そして自分のとこにも特大ブーメランになって返ってくるのを承知で言ってます。一応。笑


HSPに関する情報発信って、何年か前までは、それこそHSPの本を出している人や個人で専門のブログ・サイトを立ち上げているような限られた人しかやっていなかったってイメージなんですけど、

TVなどのメディアでHSP特集が組まれたり、芸能人のかたがHSPを公言されたり、そういう動きがあってからは一気にHSPのマーケットが拡大しましたよね。

(ここではあえてマーケットという言葉を使わせていただきますね)


余談ですが、数年前(たしか2019年くらい)に古参のHSP発信者のかたが「新しいHSP発信者が増えているので注意してください!」と新規のHSP発信者の人たちを牽制するという、まるで仲間潰しのような地獄絵図が繰り広げられていたことが懐かしく思い出されます。笑


先日の記事⬇の中でも「HSPの発信者さんがこんなにいっぱいいるんだよ〜!」ということをシェアしたのですが、

HSPの情報発信は、今となってはもう、限られたイノベーター・アーリーアダプター的な人たちの専売特許的なものではなく、

SNSの加速により、以前では考えられなかったほどたくさんの人が、以前では考えられなかったほど気軽に、なおかつ高いクオリティの活動をそれぞれがしているというフェーズにマーケット全体が来ているわけなんですね。

(もちろんこれは、HSPの発信に限った話ではないのですけれどね)


誰もが気軽に情報の発信局を立ち上げることが出来るようになったことで、

・私はHSPで、こんな経験をしました
・こんなとき、こういう気持ちになるよね
・HSPの人はこんなふうにしたら楽になれると思うよ!
・HSPの人にはこんな働き方がおすすめ
・こういうのってHSPあるあるだよね
・HSPの人はこういう人とは関わらないほうがいいかも…

なんていう『共感の渦』みたいなのが、マーケット全体に巻き起こっているように感じます。


強い共感のあるところに当然人は集まるから自然とコミュニティも生まれるし、人の集まるところにはビジネスも生まれる。

そうこうしているうちにメディアの追い風というものが吹いてきたりして、ここまで急成長したのがHSPという市場なんだと思います。


市場っていうとアレだけど… もうちょい優しい言葉で言うと、

HSPの気質ゆえに これまでやりづらかったこと、人とわかり合えなかったこと、誰かとわかり合いたかったことなどを、SNSの発信を通してみんなでわかちあって、

そしてその上で「これからはこんなふうに生きていきたいよね」という理想を掲げて、集合意識ごと次元上昇しているような、今ってそういう段階にきているんじゃないかなって。

もちろんこれは私の個人的な主観なんですけどね。


これがまあ、Instagram・YouTube・TikTokなどざっくりと(ほんとにざっくりと)全体を見た感想なんですが、

それじゃあそんな中で、冒頭に書いたように受け手目線で「だいたいみんな同じようなモンでしょ」とならない人ってどんな人かな??というのを考察してみたので、ここからはそれについてシェアしていこうと思います。

これができなきゃハイアウトー!とかそういうんではないんで、いいなと思った部分だけ参考程度にお受け取りいただければと思います。



まずひとつめ。

🌼 圧倒的な情熱を維持しながら継続している人。

いきなりハードルが上がるようなことを書いてしまいますが、これはやっぱり普遍的かなと。

ちなみに情熱はクオリティと言い換えてもいいと思います。


「圧倒的な情熱(クオリティ)」と「継続」のかけ合わせって聞くとすごく難しいことのように聞こえますが

自分にとっての『それが出来るフィールド』ってどこなのかな??ということを探求するのを諦めないって、最上級の自愛だと思うんです。


「そこそこ好きだしお金になりそうだから」とか「なんとなく数字が伸びそうだから」とか「もうこんな歳だから」なんていう打算や損得勘定を挟むと

本当に自分が輝ける(発信することで自分も人も満たされる)フィールドって見つかりにくいです。というか自分の才能を自ら潰してるとも言えるよね。


収益化や数字を伸ばすこと、他人に受け入れられることを頭で考える前に「これだったら(たとえお金払ってでも)(たとえ損してでも)やり続けたい」と思う何かをまずは見つけること。

それが『圧倒的情熱(クオリティ) × 継続』を生み出す秘訣なのだと思うのです。


とはいえ、その「何か」というのは直接発信につながるような趣味やスキル、行動とは限りません。

生活とか生き方とか、そういうものかもしれないです。


自分が心からキュン!となってたまらなくなる何か(趣味でも日常の動作でもなんでも)を、「でもこんなのやってもお金にならないしな〜」なんていう貧しいジャッジで潰してしまわずに、まずはしっかりと見つめてみる。

自分も満たされて、なおかつ「あなたじゃなきゃダメなの」と自分以外の他人からも言われてしまうような発信活動は、そんな小さな小さな小さなステップから始まっていくのですね。(大事だから三回言ったよ)



それから、こんな人も強い。

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