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アキの詩集

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#恋愛詩

言葉の花束ーアキの詩集No.161

言葉の花束ーアキの詩集No.161


1.「化粧」
誰に見せるためでもなく

自分を喜ばせるために

化粧をしたって

良いじゃない

2.「苦手な人」
みんな
仲良く

なんて
無理だよ

合う
合わないは

どうしても
出てくるよ

苦手な人は
好きにはなれないよ

あぁ!
刻んで
ハンバーグに混ぜられる
具材になって欲しいよ

そうしたら
気にならなくなるのに

3.「梅雨始めの夜」
何もせず

ただ
仰向けになって

止めど

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言葉の花束ーアキの詩集No.153

言葉の花束ーアキの詩集No.153


1.「雑談」
他愛のない
あなたとの雑談は

あなたを
知り

あなたとの
距離を縮めるための

大切な
時間

少しずつ
知っていきたいな

出来れば
私のことも

少しずつ
知って欲しいな

なんて
欲張りかしら?

2.「もっと強く生きたい」
あのとき
自分の気持ちを
はっきり言えていたら

ブレずに
自分の考えに
自信を持って

もっと
堂々と振る舞えていたら

そんな振り返りを
繰り返

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言葉の花束ーアキの詩集No.146

言葉の花束ーアキの詩集No.146


1.「私は何者になっていくのか?」
病も
苦労も
痛み苦しみも

実際に
味わってみないと
分からないものだね

人柄の良い
謙虚なあの人も

実は
たくさん
色んな痛み苦しみを
味わってきたのかもしれない

芯の太い
あの人も

たくさん
苦労と重ねてきたのかもしれない

そう思うと
敵わないなと感じてしまう

私は
これから
何者になっていくのだろう

どんな経験も
自分を育む糧に出来たら

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言葉の花束ーアキの詩集No.143

言葉の花束ーアキの詩集No.143


1.「青空に浮かぶ白い月」
青空に
ぽつんと
白い月

夜でもないのに
あなたはどうして
そこにいるの?

誰かを
探しているの?

それは
お日様かしら?

そうよ

お日様に
近づき過ぎれば

目が潰れ
自身の体を
焼いてしまう

だから
遠くから
見つめているの

でも
それじゃあ

あなたの
想いは
届かないわよ?

良いの
私は見つめるだけで
満足なの

それは
あなたの
強がり?

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言葉の花束ーアキの詩集No.141

言葉の花束ーアキの詩集No.141


1.「寂しい」
こうして
言葉を交わし合うのは

お互いが
寂しいからなのでしょう

寂しさを埋めるのに
どれだけの言葉が
必要なのでしょう

寂しいからこそ

人は
関わり合うのでしょうね

自分を
受け止めて欲しくて

誰かを
受け止めることで
自分を肯定したくて

言葉を
交わし合う

それが
人の営みでも
あるのでしょう

私の言葉は

あなたの心を包み
温め癒す
布の役割を果たしている

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言葉の花束ーアキの詩集No.133

言葉の花束ーアキの詩集No.133


1.「生きる力」鳥達の
おしゃべりを
聞きたくて

やわらかな
風と
ハグしたくて

外に
出てみたんだ

お日様が
燦々としていて

私の
生きる力が
わいてきたよ

ありがとう

今日も
生きたいと
思うことが出来たよ

2.「世界を鬱陶しく感じても」世界が
鬱陶しく感じても

相も
変わらず

空が
澄み渡り

陽射しが
暖かくて

こんなにも
世界が

優しく私を
包みこんでくれるから

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言葉の花束ーアキの詩集No.127

言葉の花束ーアキの詩集No.127


1.「推しのスマイル」私の
推しアイドルよ

あなたの
笑顔が見たい

あなたの
笑い声が聞きたい

あなたの
スマイルがあれば

どんなに
しんどい仕事も
乗り切れる

あなたは
私の太陽よ

なのに
最近のあなたは
疲れているのか

元気が
足りないね

あなたに
再び
スマイルあれ!

どんなあなたも
私は好きだけど

やっぱり
笑顔のあなたが
一番良い

だから
笑って下さい

あなたは

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言葉の花束-アキの詩集No.121

言葉の花束-アキの詩集No.121



1.「夕映えの飛行機雲」夕映えの中に

すっと伸びていく

飛行機雲

希望を乗せて

明るい未来に向かって

進んでいくような

イメージが浮かぶね

綺麗な光景

何だか

生きる力が湧いてくる

夕映えの

飛行機雲を励みに

これから先も

起こることに

胸をときめかせながら

生きていきたいと思ったよ

2.「大切な人」側にいたら
鬱陶しくて

つい
小言を言いたくなる
けれど

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言葉の花束ーアキの詩集No.115

言葉の花束ーアキの詩集No.115


1.「夜」あなたと
言葉と瞳を
交わし合い

共に
笑い

あなたを常に
感じていた
あの日々は

夜なんて
あっという間に過ぎてしまって

いつまでも
夜が続いて欲しいと
思っていたのに

あなたがいない夜は
時が過ぎるのが遅すぎて

眠ろうにも
眠たくなくて

何をして
時間を潰そうか

考えるのも
億劫で

ただ
ぼんやりと
過ごすのが情けなく

つい
あなたと過ごした日々を
思い出してし

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言葉の花束ーアキの詩集No.108

言葉の花束ーアキの詩集No.108

1.「30分間の逢瀬」週1回
30分間だけ
貴方に逢える

その一時が
最高に
幸せです

兄貴肌で
ちょい悪だけれど
筋は通す

貴方の
生き様に
惚れました

毎日
貴方に逢いたいけれど

残念なことに
貴方は2次元の存在です

画面を超えて
貴方のいる世界に
飛び込めたら
どんなに良いか

それが叶わないことが
分かっているから
じれったいのです

貴方と
逢瀬を重ね

貴方を
感じられる

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言葉の花束ーアキの詩集No.104

言葉の花束ーアキの詩集No.104

1.「傍にいて」何も
言わなくて言いから

ただ
傍にいて

どんな言葉も
今の私には響かない

響かないけれど

あなたがいると

私の硬くなった心が
何だか
芯まで解きほぐれていく
感じがする

だから
何も言わずに
私の傍にいてちょうだい

2.「自分の中の宝物」自分には
何もない

あるとしたら
欠点だけだ

そう
思っていた

けれど
違ったね

欠点と思っていたものは
見方を変えれば

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言葉の花束ーアキの詩集No.87

言葉の花束ーアキの詩集No.87

1.「色んな初を切り出して」
朝起きて
チョコをほおばり
初チョコ

作り置きした
おせち料理に

お雑煮を
作って

家族揃って
初おはよう

そして
初朝ご飯

猫を愛でて
初猫ラブ

通信の
課題をやって
提出して
初勉強

正月から
良い調子で
走り出している

色んな
初を切り出して

これから先に向かって
人生を開拓していこうとしている

まずは
スタートが肝心

途中で
躓いて転んだ

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言葉の花束ーアキの詩集No.83

言葉の花束ーアキの詩集No.83

1.「寒いね」寒いね

今日は
その言葉が本当に
似つかわしい気候だ

顔を洗うため
蛇口をひねり
水を掬ったとき

あまりの冷たさに
思わず
ひゃっと声をあげてしまった

外に出れば
ひんやり凍える寒さ

天然の冷蔵庫で
冷やされる心地だ

道行く人々も
寒いねと言い合って
震えている

ますます
冬か深まっているようだ

寒さをしのぐのに
何が必要か?

暖房器具も
必需品だし

何よりも

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言葉の花束ーアキの詩集No.82

言葉の花束ーアキの詩集No.82

1.「砂漠の中の少女」どこまでも続く
砂漠の中に
少女が一人

少女以外
何もない

あるのは
砂だけ

いや

少女の頭上に
空が広がっている

少女は
泣いている

理由は
分からない

少女に
尋ねたくても

尋ねるキャラクターが
どこにもいないから
知ることが出来ない

少女は
ずっと
泣いている

空の
太陽と月が
何度も少女の上を行き通う

少女の流した涙は
砂漠へと吸い込まれて
消え

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