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言葉の花束ーアキの詩集No.108


1.「30分間の逢瀬」

週1回
30分間だけ
貴方に逢える

その一時が
最高に
幸せです

兄貴肌で
ちょい悪だけれど
筋は通す

貴方の
生き様に
惚れました

毎日
貴方に逢いたいけれど

残念なことに
貴方は2次元の存在です

画面を超えて
貴方のいる世界に
飛び込めたら
どんなに良いか

それが叶わないことが
分かっているから
じれったいのです

貴方と
逢瀬を重ね

貴方を
感じられる

束の間の30分が
いつも待ち遠しいのです


2.「年を取っても」

年を取っても

「ありがとう」を
口癖にしたい

年を取っても

朗らかで
素直な心で
生きていきたい

年を取っても

人への思いやりを
忘れずに
生きたい

年を取れば
色んなことが出来なくなるし
色んなことを忘れていく

けれども

人を想う心と
人を愛する心を

いつまでも
保ち続けていきたいんだ


3.「ライトな関係」

いくら
心を許している
相手だとしても

常に
想われ
執着されるのは
苦しい

また
常に誰かを
想い続けるのも
しんどい

適度に
想い合い

たまに
忘れるくらいの関係が
ちょうど良い

束縛しない
束縛されない

お互いの自由と自立を
尊重し合える

ライトな関係が
築けると良いな


4.「音楽をガソリンに」

缶詰め
授業は

煮詰まれば
煮詰まるほどに
眠くなる

だから

頭の中で
お気に入りリストを
ガンガンかけて

眠気を飛ばし
やる気を起こす

音楽を
ガソリンにして

やる気という
エンジンを
全開にかける

よし!
かっ飛ばして
勉強頑張るぞ!


5.「夢のようなシチュエーション」

駅のホームを出ようと
階段を降りて

ふと
前を見れば

イケメンが
こっちを見ながら
手を振っている

ドキッとして
思わず
手を振り返したくなったよ

でもね
残念

相手は
私じゃないんだ

分かってはいるけど

一度は
イケメンを待たせて

待った?
ごめんね
なんて
言ってみたくなるんだ


6.「お供」

昔の私は
不安をお供にしていたけれど

これからは
自分や周りの人々への信頼と
挑戦へのわくわく感をお供に

人生を
切り拓いていきたい


7.「いつか挑むための逃避」

人との縁は

繋がるべくして繋がり
切れるべくして切れる

これから
出会うはずだった人が

自分から
関わりを絶ち
出逢いを拒んでしまった

それに対して
ショックはあるけれど

今は
挑むべき時ではなかったのだろうね

逃げて拓ける道もあるよ

ただ
いつかは
挑む勇気を持って欲しい

いつか挑むために
必要な逃避だったならば

今回のことは
快く受け入れたい


8.「欲を使うか使われるか」

欲がなければ

食べることも
寝ることも
上手く出来ないだろうし

人を愛することも
おそらく
出来ないだろう

欲は
人に生きる力を
与えてくれる

だから
良い悪いはない

欲は
薬と同じで
使い方次第だと思う

欲を使って
上手く自分を生かせるか

欲に使われ
支配されるか

私は
前者を選びたい


9.「ため息と独り言」

仕事に
かこつけて

想い人に
近付く

同じ
空間にいる

それだけで
ドキドキ

たまに
もれるため息

そして
独り言

聞く度に
きゅん

もっと
聞きたい

あぁ
でも
作業が終わってしまった

残念

頭の中でリピートする
ため息と独り言

幸せの
ループ

この余韻
いつまでも続いて欲しい


10.「眠気を誘うBGM」

どんよりとした天気の
昼下がり

そよ風と
草木がすれる音

さざ波のように
遠くから静かに響く
車の通る音が

眠気を誘う
BGMとなり

子守唄を聞いた
幼子のように

私は
心地よく眠りにつく

そんな
休日の午後の一時


11.最後に

1.の詩について
アニメキャラに恋する
痛い女が私です(笑)。

ホント、カッコ良すぎて
そのキャラのことばかり考えてしまう。

やベー奴が私です。

2.の詩について
年を取れば
より頑固に我が強く出る人もいるし
角が取れて
柔和になる人もいます。

私は
後者を選びたいです。

年を取ると
その人の本質が出てきます。

だからこそ
人を大切にする心と愛する心を
大事にしていきたいと思います。

7.の詩について
私の勤める老健施設の清掃パートで
通信制の学校に通う10代の女の子が入る予定だったのですが
結局、入職する前に辞退してしまったんですよね。

私は受け入れる気満々だったので凄くショックなのですが
それを恨んでも仕方ないです。

挑める状態ではなかったと言うことなのでしょう。

ただ
後悔しない選択をして欲しいと思います。

いつか
挑める勇気を持てたとき
そのチャンスを必ず掴んで欲しいです。

最後までお読み下さりありがとうございます。









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