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言葉の花束ーアキの詩集No.87


1.「色んな初を切り出して」


朝起きて
チョコをほおばり
初チョコ

作り置きした
おせち料理に

お雑煮を
作って

家族揃って
初おはよう

そして
初朝ご飯

猫を愛でて
初猫ラブ

通信の
課題をやって
提出して
初勉強

正月から
良い調子で
走り出している

色んな
初を切り出して

これから先に向かって
人生を開拓していこうとしている

まずは
スタートが肝心

途中で
躓いて転んだり
ペースダウンしたりするかもしれない

でも
トラブルや苦労も
楽しんで解決していこう

何とか
やれるさ

上手くスタートが切り出せたから
何とかなる気がする

さぁ!
今年はどんなドラマが
待っているだろう?

おどおどするよりも
わくわく感をお供にして

今年も面白く
生きていきたい


2.「慌ただしい大晦日と来年の抱負」

今日は
大晦日

仕事から帰り
休む間もなく

正月に備え

芋きんとん
きんぴらを
せっせと作っていたら

紅白歌合戦が
あることを忘れ

始まりを
見そびれてしまった

昨日作った
お煮しめを合わせ

三品
味見してみると

なかなか
深みのある
良い味だった

我ながら
文句無しの出来映え

今年の年の瀬は
休みを取らず
出勤し

一日中働き

帰宅後は
正月のご馳走を準備し

瞬く間に
時間が過ぎていった

慌ただしい
大晦日

おかげで
くたくただ

でも
充実した
疲れだ

明日は
正月

朝起きたら
お雑煮を作り

おせち料理を
盛り付けて

色々することがあるな

新年早々
忙しくなりそう

でも
やることがあって
やりたいようにやれるのが
何より嬉しい

来年は
通信の実習がある

やれることを
悔いなく
とことん
やり抜こう

自分のやることに
責任持って

やりたいことを
存分にやる

それが
来年の抱負だ


3.「やらかしそうな話」

乾燥した
唇に

リップクリームと
間違えて
塗ってしまいそうになる

同じポーチに
入っている

スティックのり

疲れて
寝ぼけて
塗ってしまって

唇がくっついて
離れない

とか
なったら
笑ってしまう


4.「そこに愛はありますか?」

医療系の大学に通い
病院や施設で
実習を受けていた頃

それはもう
厳しい先生にばかり当って

毎日
しごかれた

リハビリ職は
今はやっていないけれど

根性をたたき上げ
自分を強くしてくれたことに
感謝している

なんて
言えない自分がいる

あれから何年も経って
人間的に成長して

いっそう
あの頃のしごきとか
指導者さん
スタッフさん達から受けた
仕打ちを
許せないと感じている

どうしてか?

自分が
浅はかで
弱かったから
起きたこと

なんて言ったら
自己否定だし

そんなことを
思わせるような指導なんて
普通に考えたら
おかしい

中には
「私が浅はかでした」と言わせて
満足している指導者もいたり

また別の実習では
スタッフから
明らかに差別的な対応をされて

それを指導者に
相談したら

「自分(指導者)でさえ
君の対応に苦労しているんだから
彼がそうするのは
仕方ない」みたいな

いじめを
肯定するようなことを平気で言う
なんて指導者もいたり

全ては
私の被害者意識が
現実を引き寄せていたから
起きたことなのだと
納得しているけれど

だとしても
彼らがやったことは

明らかな
差別と偏見
いじめだ

そういった
攻撃や暴力を

「あなたのためだから」とか
「指導に必要だったから」とか
「そのおかげであなたは強くなれたでしょう?」
なんて言って

肯定して
いいものなのだろうか?

それを
肯定していた人達に
言いたい

あなたのそこに
愛はありますか?

彼らの行ないの根底に
愛を
私は見つけることは
出来ない

愛から生じた行ないは
厳しいものも
含まれることもあるけれど

それが
ためになるかどうかは
受け手が決めることであり

受け手が
納得できないもので

ただ
心身を傷つけるだけの行ないは

愛ではない

信頼関係とか
合意があるかどうかも
関係してくると思うが

ただ
指導する側だから
何をしてもいい

そう思うのは
おかしい

セクハラと
パワハラと変わらない

攻撃や暴力
いじめ

正義の名の元
それを行使するのは

戦争を
肯定するのと
何も変わらない

愛のある行為は
本来
人を傷つけるものではない

された側にも
原因がある

確かに
そうだけれど

だから
許して良いのか?

もう一度言います

先生達
あなた方がしたことの
根底に
愛はありましたか?

私は
あなた方のした行ないを
許すことは出来ません

恨み続けるのは馬鹿らしいので
被害者意識は手放すよう
努力しますが

それでも
なかったことには出来ません

私はあなた方を見倣い

言動と行動の根底に
愛を据えて

人に接していきたいと
思います

私も
支援者を目指しています

学生を指導する立場になっとき
愛を込めることを忘れずに
行っていきたいと思います


5.「良いことも悪いこともない」

人生は

良いことも
悪いことも
起こる

人生で
起こることに
一喜一憂している間は
結構
人生が辛い

でも

人生に
良いことも
悪いこともなく

全てが必然で
自分にとって必要だから
起こった

そして
起きたことの意味に
気づけたとき

一喜一憂の
振り幅が小さくなり

色んなことが
受け入れられるようになる

良いこと
悪いことの
ジャッジが必要なくなる

喜怒哀楽を
味わい尽くし

色んなことを
腑に落としていく

人生は
その積み重ねに意味がある気がする

その価値観が
必要がなくなるまで
経験する

必要がない結果ではなく
必要がなくなるまでの
過程を積むことが
重要だ

良いことも
悪いことも
ない

それに気付ける
腑に落とせると

かなり
楽に生きられる


6.「暇な時間の潰し方」

レストランでの食事

ランチが届くまでの間
することなくて

ついスマホを
いじりたくなる

けれど
何もせずに
じっと外側に
耳を澄ましてみると良いよ

子供達の笑い声が
底抜けに明るくて
元気がもらえたりして

また
お隣さんのおしゃべりを
盗み聞きして

自分も
その輪の中に入っている気分で
興味津々に聞くのも
面白かったりして

なかなか
良い時間潰しになる

暇な時間の
潰し方は

スマホをいじるだけじゃ
つまらないよ

内にこもるだけじゃ
自分の世界は
広がらないよ

もっと
外側に
意識を向けて
冒険してみなよ

色んな発見があって
人生がもっと
面白くなるよ


7.「猫マッサージ」

寝ている
飼い主の上を
猫が歩く

あぁ
ちょうど良い圧

あぁ
そこそこ
気持ちが良い

猫の肉球から伝わる
猫の重さが
かなり良い

疲れた夜に
猫マッサージ

最高の
心地良さだ


8.「災難から得た教訓(エッセイ)」

疲れているときに起こる
災難は
本当に質が悪い

ナナコカードを
紛失した

いくら探しても
見当たらない

問い合わせセンターに
連絡しようにも

混み合っていて
なかなか繋がらない

疲れているときほど
思考がぐるぐるする

ナナコのことしか
意識が行かず

どうしようと
思考が堂々巡り

やっと繋がっても
上手く登録されていなかったのか
別の部署で対応するからと
再度向こうがかけ直すと言うことで

待つこと
30分

その間
思考も体も
動けなかった

ナナコで支払ったレシートを
運良く見つけて

何とか
利用停止手続きが完了

振り返って
思うことは

疲れているときも
冷静でいるのは
かなりきついということ

何も出来ないときは
何かをすることを
手放しても良いかもしれない

何も出来ないというサインに
従って

大の字に
寝転がっても
良かったと思う

何もかも
器用に完璧にこなすなんて
無理です!

やれなくて
いいじゃん!

つまらない
こだわりを
捨てよう

再発行手続きは
明日に回して

もう
布団に入って
寝ます

出来ないことは
無理してやらない

疲れていないときとか
余裕があるときとか

出来そうな状態の時に
難しいことを回す

急がば回れと
言うけれど

着実に
事を進めたいならば

慌てずに

出来るときにやる

という
教訓を得た


9.「幸せは糖分の形をしている」

私は
甘党

仕事が終われば
いざ
甘い物充填!

甘々ミルクティーに
シュークリーム

コンビニで買って
帰宅すれば
即座にゴクゴク
ペロリ

シュークリームの
中身がこぼれないよう
攻略するのが
楽しい

なんて
楽しみながら食べる
幸せ

食後の
有酸素運動

いい汗かいて
よし
プラマイゼロ!

なんて
思ったら

父が
「ぜんざい食うか?」
なんて言うから

食べるしか
ないじゃないのよ!

コップいっぱいの
熱々ぜんざい

はふはふ
熱さと格闘しながら
完食

うん
明らかに
体の中の糖分の方が
プラスだよね

また運動
なんて
しない

疲れた
暑い

幸せは
糖分の形をしている

疲れた体には
特に
糖分がしみわたる

あぁ
幸せ

甘いの
大好き

そして
おデブ街道
まっしぐらだ


10.「アタックチャンス」

避けないで

避けるよりも
受けとめて欲しい

あなたになら
ぶつかっても良い

私を気遣うなら
受けとめてよ
私のアタック

そこから
ドラマが生まれると良いな

なんて
妄想膨らませる
乙女心

曲がり角で
あなたとぶつかれたら

事故と言う名の
アタックチャンスを
掴みたい


11.「ささくれ」
冬は
ささくれが痛む季節

ほら
今年も
右手の中指に
ささくれが

ほんのり
赤くなっていて

水やアルコール消毒が
しみる

軟膏を塗って
絆創膏を貼るにしても

水仕事をすれば
すぐに剥がれてしまう

だから
痛みは我慢するしかない

痛い野痛いの
飛んでいけ

ところで
ささくれは
親不孝と言われている

ささくれが出来て
痛くて家事や農作業が出来ないから
親不孝と言うらしいけれど

むしろ
熱心に仕事をした結果だよね
ささくれって

何もしなきゃ
ささくれなんてできないよ

それだけ
苦労しているんだね

ささくれの痛みは
日頃の頑張りの証拠だね

お疲れ様


11.最後に

明けましておめでとうございます。
今年も
週一回のペースで
詩を投稿して参りたいと思います。

1.の詩は正月
2.の詩は大晦日のポエム

前後していますが
楽しんで頂けたらと思います。

4.の詩について思い入れがあるので
説明を。

少々くらい内容ですが

過去の振り返りを詩にしました。

精神疾患や発達障害を公表したばっかりに差別や偏見を受ける。
医療職でさえ、差別や偏見を行う。
支援者だからこそ、不適応者は淘汰しなければならないと思ったのでしょうが
何の権利があってそうするのでしょうか?

私は、淘汰されません。
再び支援職を目指し、当事者視点でも考えて行動出来る支援者となります。

障害者だから排除する。
そういう風潮は変えていかなければなりません。

障害者は社会的弱者、という観念。
だから配慮するか、排除するか、そういう考えはいりません。

健常者も障害者も同じ人間であり
同じ世界を生きている。
そこに隔たりを作るのは
何のためでしょうか?

もっと、健常者も障害者も関係なく関わり、お互いを理解する機会が必要です。

私はそのために貢献したいです。

最後までお読み下さり
ありがとうございます(^^)/









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