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言葉の花束ーアキの詩集No.133


1.「生きる力」

鳥達の
おしゃべりを
聞きたくて

やわらかな
風と
ハグしたくて

外に
出てみたんだ

お日様が
燦々としていて

私の
生きる力が
わいてきたよ

ありがとう

今日も
生きたいと
思うことが出来たよ


2.「世界を鬱陶しく感じても」

世界が
鬱陶しく感じても

相も
変わらず

空が
澄み渡り

陽射しが
暖かくて

こんなにも
世界が

優しく私を
包みこんでくれるから

結局
世界を

嫌いに
なれないんだよね


3.「感情の波」

今の私は

感情の
波に揺られる
海月のようだ

辛く
苦しい感情に
揺られ

かと
思ったら

喜びや
楽しさの感情の波に
揺られ

感情の波に
苦しめられては
救われている

感じることが
嫌になっても

だから
止められない

感情の
波に乗って

行けるところまで
漂い

存分に
味わい尽くしたい


4.「心が追いつかない」

いくら
反省しても

罪悪感が
なくならない

治まったかと
思えば
ぶり返す

頭では
これ以上
自分を責めなくて良いと
分かっていても

心が
追いつかない

心は
機械ではない

腑に落とすまで
時間がかかるんだろうな

そんな
弱くて
繊細な自分が

昔は
嫌いだったけれど

今は
自分らしさと
受け入れることが出来た分

成長したんだね


5.「愚かさ」

人は皆
愚かさをやりに
生まれて来て

そこから
気づきを得に来ている

だから
前に進むために

自分を
許しましょう


6.「生きるしかない」

上手くいかず

辛く
苦しいことがあっても

時は
流れていく

今すぐ
消えてしまいたくなっても

世界が
自分に
生きる時間と場所を
提供してくる

なら
諦めて

腹をくくって
生きるしかないね

弱音は
いくらでも
吐いて良い

弱音
吐きながらも

泥臭く
生きていこうと思う


7.「分からないからこそ」

分からないなら

分からないことを
楽しもうよ

分からないからこそ
知ろうとする

分かるまでの
過程が楽しいから

知ることに
意味があるんだよ

分からないからこそ
知る権利が生きるんだよ

どんどん
知り尽くして
人生を楽しもうよ


8.「待つことを楽しみたい」

私は
待つのが
大嫌い

美味しい
ラーメン屋があっても

長蛇の列を
並ぶよりは

直ぐに
入れる
不味いラーメン屋を
迷わず選ぶくらい

でも
待つ時間を

何か
ワクワクするような
ことを考える時間に
遣ったり

または
何もせず

徒然なるまま
ぼんやりと過ごしたりして

楽しむことが
出来たら
良いのになぁ

待つ時間を
苦行にせずに

レクにする
スキルが欲しいよ


9.「人に恵まれたよ」

久々の職場

実習の間
ご迷惑おかけしましたと

出会う人々に
頭を下げれば


笑顔で迎えてくれて

実際
お疲れ様

転職活動
頑張ってと

エールを
送ってくれた

私は
本当に
人に恵まれたよ

ここを
いつか離れるのは
惜しいけれど

皆さんの期待に
恥じぬよう

全力で
転職を進めていきたい


10.「目が覚めるほどのイケメン」

うとうとしながら
眠い目をこすり

ハローワークにて
順番を待つ

まだかな?
うとうと

早く
給付金申請を
済ませたい

お待たせしました

やっと
呼ばれたと

声のする方を
見てみれば

目が覚めるほどの
イケメン

待ってました
貴方を

今日
貴方に会うために
はるばる来ました

何て
ときめいて

このやり取りが
もっと続けば良いのに

別れが
悲しいなんて

メンクイ心が
刺激された
朝だったよ








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