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アダルトチルドレンはさっさと卒業!めざせ、アダルト◯◯◯◯

この記事は、
「毒親の悩みをスッキリ解決して、いますぐ自分の人生を生きたい」
という前向きな毒親サバイバーさんに向けて、シリーズでお伝えしているものです。



毒親育ちはみんなアダルトチルドレン

「アダルトチルドレン」という言葉は最近では認知度が高く、みなさんもご存知かと思います。

アダルトチルドレンとは…
子供のころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そのまま大人になった人たちのことを指す。子供のころの家庭の経験をひきずり、現在、生きる上で支障があると思われる人たちのこと。

毒親育ちのほとんどは、このアダルトチルドレンに当てはまるといっても過言ではありません。


毒親が与える「心的外傷」とは

簡単に毒親のタイプにふれますと…大きく2つ。
外的虐待タイプ と 心的虐待タイプ

心の虐待は、さらにいくつかのタイプに分かれます。
放置(ネグレクト、無関心)
支配
(過保護、過干渉、恐怖で支配する、外的虐待を含む)
否定
(自信を失う、自己肯定感を奪う)
被害者
(かわいそうな自分を演じて同情をかう)

外的虐待は、身体にだけでなく当然大きな心的外傷をともないますので、
全ての虐待は心的外傷を負っている】わけです。

1度や2度の体験くらいでアダルトチルドレンになるわけではありませんが、日常的にこの状況にさらされた場合は、程度はさまざまでもすべて「アダルトチルドレン」の要素を持つと言えるかもしれません。


「心的虐待」は見えづらい

子供に暴力を振るうなんて本当にありえないことですが、実際のところ「外的虐待」は自分からも他人からも、虐待の事実に気づき気づかれやすいという面があります。

真っ当な子育てができない親として毒親認定がしやすく、早い段階で距離をおいたり助けを求めたり、認識した上で対応できるわけです。

しかし「心的虐待」においては、「目に見えない心」が誰の目にも触れずに壊されていくので、自分でも壊れていることになかなか気付けなかったり、周りからも気付かれにくいという面があります。

いい大人になってから、人間関係でストレスをかかえやすい、どこか自信がなくうまく行かない、人生を楽しめないなど、後々に育ちそびれていることに気づくケースも多いのです。


本来は大人になるまでに大人になるべき

大人の定義とは…なんでしょう。
大人=成人?ですか?
少し前は20才からが成人とされていましたが、最近では18才に年齢が引き下げられましたよね。
しかし年齢に達したからといって、みんな自動的に「大人」になるわけではありません。

当たり前ですが「大人」とは「完全に自立している人」を指します。
自立には、経済的、精神的、生活的自立の3種類があり、このどれもコンプリートしていて初めて「自立している大人」と言えるわけです。

ですから、親は子育ての段階からこの3要素の自立を意識し、自立を目的に子育てをする必要があるのです。

子育ての目的がここからズレていると、子供は日一日と自立からは遠のいていきます。
要はスッカリ自立すべき年齢になっても、誰かや何かに頼らないと生きられない人間のまま人生を送ることになってしまうのです。

一見心に傷を負っていないように見えても、親の過干渉や過保護などで、1人では決められない、1人では何もできないといった人たちも、「アダルトチルドレン」なのです。


毒親は100%アダルトチルドレン

子育ての目的もわからず、子供を自分の思い通りにしようとする毒親は、間違いなくアダルトチルドレンです。
完全に自立できずに大人になりそびれている人たちが、子供を産み、子育てをした結果、子供をアダルトチルドレンにしているのです。

自立できていない人は、何かや誰かに依存した生き方しかできませんから、依存先が子供になった場合に、子供も親に依存せざるを得なくなり、互いにアダルトチルドレン仲間となってしまうのです。

人が依存し合う関係というのは、「1対1」では同じ力で寄りかかってバランスが取れている状態が作れますが、いったんパワーバランスの均衡を失うと、共倒れになります。
絶妙にバランスを取るために、自立を阻んだり、成長を阻止したりといった行動を生み、なかなかその関係から抜け出せなくなるわけです。


親よりも先に!抜けたもん勝ち

このことに気付けたのは本当にラッキーなのです。
この時点からが、あなたの人生の本当のスタートです。
親より先にアダルトチルドレンを卒業しましょう!

今まで親の依存先として役割を担ってきたことに気づき、
「は?ふざけんな!」と思うかもしれません。
親を恨む気持ちが、復讐心を掻き立てるかもしれません。
人生を犠牲にしてきたことに愕然とし自暴自棄になるかもしれません。

ですが、そんなことよりも、今すぐ、自分が自立に向けて動き出すほうが、100万倍賢明で残りの人生において断然効率がいいのです。

「自立」への道は、少しの忍耐と勇気が必要かもしれません。
ですが、今まで、誰かに頼ってきて与えられるエネルギーは失うものの、頼られてきたエネルギーを自分に使うことができますよね。

自分の足でまず1歩ふみ出すことで
自分に自信が戻ります。
自己肯定感を育むことができます。
自分から出る言葉も変わります。
周りの人間が自立した人に置き換わります。

いいことばかりで、人生好転に転じます。


めざせ!アダルト〇〇〇〇

自分が自立することで、相手はバランスを失って倒れるでしょう。
ですが、あなたがその人を救う義務はないのです。
自立に向けて努力をしなかったその人が悪いのです。

子供の人生は親のものではありません。
親は子供が自立するために全力を注ぐだけの存在であり、自立した子供の人生は子供のものなのです。

自立を阻み、子供の人生にいつまでも並走しようとする親は、親として完全に間違っています。
自分の人生を搾取する人とは、たとえ親であっても思い切って手を切りましょう(経済的にも精神的にも生活的にもです)

めざせ!アダルトアダルト!です。
それって、ただのアダルトですよね…
そう、「未完の大人」ではなく「完全なる大人」になるんです。




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