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#音楽

【詩】坊主頭にありがとう

【詩】坊主頭にありがとう

君の良さと誠実
どう私の気持ちに応えていいか
分からない時、頭丸めちゃう不器用さ
分からないことは「分からない」と言える素直さ
それが、私が君の中に見つけた宝物

5月の誕生日44歳の別れ道
妊娠期間も計算できないのに
大人の男気取りで
主導権握りたかったの?
交際期間も誤魔化して
安倍ちゃんの良いこと探しも、比喩ばかり
背伸びしても、オナゴに待ち伏せされる
良い男にはほど遠く、見え隠れした君の稚

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【詩】いつもの公園 いつもの夜に あなたを想う

【詩】いつもの公園 いつもの夜に あなたを想う

日曜の夜 いつもの公園
普段より多いギター侍
ラブソングを聴きながら
ロマンスに浸る恋人達
仲間と騒ぐ若者たち

一緒に歌うラブソング
沢山の新しい出会いの中で
あなたの影は記憶の彼方へ
遠くなっていくのかな

これからは新しい誰かと
ありきたりな恋愛をするのかな
「それもいいじゃん」て
あなたなら言うのかな

誰かといても頭の片隅に残る
言葉と音楽のキャッチボール
コンディション最低なまま

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【詩】朝焼けの快速

【詩】朝焼けの快速

深夜 誰もいない無人駅のホーム
過去の恐怖と君への依存心
嫉妬 束縛心 心配 執着
それから、見捨てられ不安を
貨物列車に積み込む

「今まで、守ってくれてありがとう」
ゆっくりと走り出す列車を
別れの讃美歌で送り出す

ホームにひとり残された私は
今になって、やっと
君からの思いやりを感じている

君の声を聴きながら
野次馬たちに
背を向けた私は
心の中の親友と手をつないで
次の貨物列車に紛れ

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【詩】私の祈り

【詩】私の祈り

疫病の最中 男社会
世界に愚弄にされながら
蹴散らし蹴散らされ
見失った座標

混乱に振り回されても
振り回しても
エゴや期待を押し付けても
押し付けられても

自然の中で息をして、自由な自分を取り戻したら
失敗だらけで、頑張っても頑張っても
他人と比べて、
自信が持てない自分と仲直りしたら

誰に心配されなくても
君に心配されなくても
君を不安にさせなくても
自分を不安にさせなくても
少しずつ調

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【詩】トンネルの中のぬくもり

【詩】トンネルの中のぬくもり

月夜に天幕の下でギターを奏でながら
勘ぐる私の心を尻目に
明るいトンネル中から聴こえる屈託ない歌声

その歌声に魅かれながら
「適度な距離感」ってやつを探るコード練習で
私は孤高で堅実な職人を気取る

恐怖を乗り越え、一歩足を踏み入れたトンネルの中想像した不幸は、一瞬で消し飛んで
私は、君たちに笑顔で迎えられた

軽口叩き、悪たれ付き合う君たちの間に
流れる信頼と愛情
ありのまま、素直に自分の心を

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【詩】新しい光

【詩】新しい光

いつも君は僕の光だった
まぶしくて
ボロ切れまとった
僕にはそぐわない気がして
自分をとりつくろった

他の誰にも負けたくなかった
君にふさわしい自分で
ありたかった

君にありのままの自分を
見せたら きっと失望するだろう
そんな思い込みと先入観の
美しさを身にまとって
君に媚びて取り入ろうとして
自分を壊した

そんな僕を怪訝な顔で見つめながらも
君は病んだ心に寄り添ってくれた
だから君が病

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【詩】髪結いの宴

【詩】髪結いの宴

星空
噴水の水音と甘い果物の香り
残暑の天幕に集う
若き髪結いの友が
奏でる音楽で結ばれる宴と縁

ぬかるみに嵌まったかのような
君との憂いがこびりついた心

暮らすため、仕事につくため
音楽を禁じられ
対面で会えない日々を
思い出す

君が「会いたいなら来て」と言った時、
私も本当は会いに行きたかった
だけど、罰に怯えて
会いに行くことができなかった

ただただ耐えて心を壊し
出来上がったのは

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【詩】酔拳の夜は明けて

【詩】酔拳の夜は明けて

酔拳ばりに
酔ってギター振り回して
歌ったあと
ヘベレケで女の子に囲まれて
「幸せやわあ」と呟いて
俯いた女の子に
声をかけ続けたからって
誰も君を捕まえたりはしないさ

だって、もう既に君は
謝ったじゃないか
充分反省したじゃないか

言葉を押し付け過ぎた君との最後の夜
お酒と傷つきストレスで
らしくない虚像を演じる君が
酷い男どもとダブって見えて
巡査に通告すると言っただけさ

それでもまだ君

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【詩】リラックマの休息

【詩】リラックマの休息

リラックマの着ぐるみを着て
オザケンを聴きながら
ぐっすり眠り
失恋の傷を癒やすことで
僕から逃げた君を解放してあげたい

人知れず茨の森を全力で
駆け抜けた僕の休息なら
それができるかな

男の欲望は微笑ましく受け流されるのに
月の怒りや悲しみは恐れられるのは嫌

だから、力士の如く
大らかで包容力のある
人間になりたい

今更信じて貰えない
だろうけど
愛おしい存在がいるから