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「変な英語教師」の日常

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「変」というと語弊があると思うのですが、インパクトをとって「変」という言葉を使っています。子どもたちからも「先生って変」って言われます。これは「変わってる」って意味だと思います。… もっと読む
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2021年2月の記事一覧

別に英語出来んでもいいし

別に英語出来んでもいいし

 小学校で全国的に外国語活動という名の英語活動が始まった2011年。私も小学校で英語指導に携わり始めた。その時よく耳にした言葉が、これ。

「別に英語出来んでも生きていけるし」

 あれから10年。それを言う子どもたちが減ってきた様に感じるのは、おうちの方や周りの大人たちの意識の変化だろうか。確かに日本は「日本単独でも生きていける」というなんだかイキった雰囲気から「世界の中の日本」色が強くなってき

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先生は怒らない

先生は怒らない

 英語教室だけど、保護者面談をしている。いや英語教室だから、かな。
おうちの方から見た景色、おうちの方から見たお子さん、子どもの目からの景色、いろいろな視点がものすごく学び深い。
 その中で私のことを子どもたちが「先生は怒らない」と言っているとたくさんのおうちの方から聞いた。そして不思議なことに気付いた。その言葉は特に私が対応に迷った経験のあるクラスの子から出ていることが多いのだ。

 私との関係

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親のコツ

親のコツ

 英語教室。長いお子さんで幼児から中学生まで十数年。習い事の中でもお付き合いが長いもの。その中で、おうちの方々と語らい想いを揃えることを心がけている。おうちの方の想いを子どもたちに届ける。時には違う形で。

ついついガミガミ おうちの方とお話ししていると、最初にお子さんへの想いを感じる。「笑っていてくれたらいい」「楽しく過ごしてくれたらいい」「元気でいてくれたら」...それからすぐに申し訳なさそう

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『好き』しか勝たん

『好き』しか勝たん

 最初に結論を言うと、人が仕事に就くには二つの道があって。
幼い頃から大好きだったことやずっと描いていたことにまっすぐ突き進んでいく道と、目の前のことをしている内にたどり着いているって道。

 いずれにしても最大の原動力は「好き」だと思う。子どもが自分の好きなことをただ「好き」と言える環境は実はとても大切なものかも知れない。

将来の夢 私も経験したが、子どもの頃将来の夢を聞かれることは面白くもあ

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本の感想(勢いでメモ 絶賛更新中)

本の感想(勢いでメモ 絶賛更新中)

 紹介された本を読んでいるが、読みながらいろいろと頭の中に浮かんでは消えるので、メモしながら読むことにする。読了するまでにこのnoteは更新され続けると思う。(読んでいる本 #新エリート教育

人を育てること 本によると、アメリカで始まったのがカリキュラムを作っての一斉授業。工場で働く人たちを一律で育てるために始めた授業の延長線上とある。
ん?ちょっと待て待て。友人が、すごい良いセミナーに行って

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