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竹田名平
2023年4月8日 07:51
禅語 風は、花々の間を通り抜けてくるため、香りが豊かである。この前の句は「水自竹辺流出冷」水は、竹林の下を流れてきて、冷ややかである。ものごとも、人も、縁に従って変化する。風がどこを吹き抜けるかも、水がどこを流れるかも「縁」。仕事に恵まれるのも、良い人間関係が保てるのも、きっかけは縁だと思います。その場所、その時間、その相手に巡り合わせというのは、とても奇跡。良い人であれば、縁を結ぶ。さら
2022年11月27日 10:26
「七走一坐」とは、7回走ったら1度は座りなさい、という禅語の言葉です。ずっと走り続けていないと仲間から後れをとってしまう。ついついそう考えてしまう。寓話「目をなくしたカバ」 一頭のカバが川を渡っている時に自分の目をなくした。永遠に目を失ってしまうのではないかと思い、川のあちこちを探し回った。しかし、見つからず、カバは疲れ果てて、座り込んでしまった。すると、川は落ち着き、濁っていた川が透き通って
2021年5月29日 15:44
「人間好事節」と言う言葉があります。春にはいくつもの花が咲き、秋には美しい月がある。夏の暑さの中に吹くそよ風はなんとも心地よい、冬の雪景色は趣深い。「つまらぬことに煩うことがなければ、人間にとってどんな季節も好事節である」ということです。春夏秋冬、どの季節にも辛く厳しい時もありますが、自分が「どう見るか。どう感じるか」によって、自分の気持ちは大きく違ってきます。大きな問題に直面して