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2024年7月の記事一覧

2024.7.28 ほぼ3行日記 過去と現在の自分の同一性の証明は難しい

2024.7.28 ほぼ3行日記 過去と現在の自分の同一性の証明は難しい

私たちの細胞は毎日少しずつ入れ替わっている。血液は120日程度で全て入れ替わる。脳の細胞は約1年で全て入れ替わってしまうという。1年前の自分と今生きている自分の同一性を示すものは何か。少なくとも細胞や血液をもって同一性を示すことはできなくなる。

こう考えていると昔の自分はこうだった、とかああだった、とか考えるのがバカらしくなってくる。今の自分と昔の自分は全く違う生き物なのだ。今、脳の中に記憶され

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なぜ真の金持ちは金持ちであるかのような見た目や振る舞いを避けるのか

なぜ真の金持ちは金持ちであるかのような見た目や振る舞いを避けるのか

見るからに高そうな腕時計やスーツを身につけ、ブランド物や高級外車に乗り、タワマンに住む。これが一般的な金持ちのイメージだと思う。

だが、実際には真の金持ちとは自ら進んで「私は金持ちです」などと誇示するような振る舞いはしない。なぜか。

本当の金持ちは、他者から金持ちだと思われた途端、よってたかって面倒なことに巻き込まれることを知っているからだ。だから、本当の金持ちとは実は質素に暮らしている人のほ

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ほぼ三行日記 2024.7.25 今日の株価急落を受けて

ほぼ三行日記 2024.7.25 今日の株価急落を受けて

今日の株式相場の下落を受けて、何人の人が
「やっぱり積立NISA無理」と思ったことだろうか。

何人の人があわてて個別株売却に走ったのだろうか。

「一生一緒にNVIDIA」と言っていた個人投資家のうち、何人が青ざめ、そして「やっぱ一生一緒なんて無理」と思ったのだろうか。

何人の人が今後の円高を確信し、海外旅行の計画を立て始めたのだろうか。

こんな相場でも一喜一憂せずにコツコツと株式相場を続け

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「心配事の9割は起こらない」説の真偽について

「心配事の9割は起こらない」説の真偽について

よく、「心配事の9割は起こらない」と言われるが、これには思うことがある。

それは、「心配事の9割は、心配している限りにおいては起こらない」が、「何も考えていないとそれは起こる」ということだ。

「事故に遭ったらどうしよう」「明日遅刻したらどうしよう」「この仕事が炎上したらどうしよう」といった出来事は、それを心配し続けている限りは確かにほとんど起こらない。

なぜならば、心に気をとめている分、気も

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2024.7.22 ほぼ三行日記 最近の日本の株式相場に思うこと

2024.7.22 ほぼ三行日記 最近の日本の株式相場に思うこと

最近改めて実感したことを以下書き記しておきたい。

過去最高値を更新している日経平均株価だが、ドル建てではそこまで大きく上昇していない。今の相場は将来、「円安相場」として振り返られるだろう。

配当性向が高い企業には、「業績が好調なのでその利益を株主にもきちんと還元しよう」というものと「事業の先行きが見通せず、配当性向を高くしなければ株価が維持できないから高くしよう」というものが存在する。その見極

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ほぼ三行日記2024.7.18 :トランプ次期大統領の下で外国為替市場は急速に円高ドル安に向かう

ほぼ三行日記2024.7.18 :トランプ次期大統領の下で外国為替市場は急速に円高ドル安に向かう

世界最大の消費大国である米国。消費者にとっては円安・ドル高の方が安く世界からモノを仕入れることができて都合が良いはず。

にもかかわらず、円安・ドル高に「次期」トランプ大統領が懸念を表明しているのは、これからの大統領選を考えた時にその方が都合が良いからだろう。

つまり、彼の支持基盤であるテキサス州の周辺にはドル安のメリットを享受できる原油・天然ガス輸出業者が多数存在し、ミシガン州には同じくドル安

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米中デカップリングの実態がわかる記事を発見

米中デカップリングの実態がわかる記事を発見

https://www.saa.or.jp/dc/sale/apps/journal/JournalShowDetail.do?goDownload=&itmNo=40608

証券アナリストジャーナルの「中国経済の行方」(冒頭URLご参照)が大変勉強になったので概要を以下メモしておきたい。

<Small Yard、High Fence>

今のG7の考え方はデカップリングではなくデリスキングだ

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ほぼ三行日記;生成AIをうまく利用するには

ほぼ三行日記;生成AIをうまく利用するには

冒頭の引用は証券アナリストジャーナル2024年1月号にて、三菱総合研究所の武田洋子氏が「日本再生への道」で述べた言葉である。

特に3番目の「生成AIが出した答えが正しいかどうかを判断する力」は重要だと思う。自分のベースの能力や知識がなければ、生成AIが出してきた答えの間違い・違和感に気づけない。この「間違い・違和感」に気づく能力だけは、生成AIが普及した社会でも廃れることのない能力になるだろう。

ほぼ三行日記:大統領選の勝利はほぼトランプで決まり

ほぼ三行日記:大統領選の勝利はほぼトランプで決まり

耄碌しダメさ加減を露呈したバイデンと、銃弾に屈することなく星条旗の下拳を振り上げたトランプ。今日でほぼ勝敗が決まったと思われる。さらに追い討ちをかけるように民衆の心を掴むような銃撃後の彼のX上の投稿(以下スクリーンショットをご参照)。自分の身体のことはさておき、銃弾で亡くなった方や怪我をした方を気遣うその寛大な心のアピール。

勝敗は今日で決してしまった。

ほぼ三行日記:日本でもディズニークルーズ事業が開始される

ほぼ三行日記:日本でもディズニークルーズ事業が開始される

オリエンタルランドがついに日本でもディズニークルーズ事業を開始するらしい。

ディズニークルーズは米国駐在時代、サンディエゴ発エンセナダ行のクルーズに乗ったことがあったが、スライダープールあり、各種ミュージカルあり、子供の遊び場あり、と夢の国の夢の船の上で非現実的な時間を過ごすことができた。カリブ海周遊コースだと、ディズニー社所有の島で一泊できるらしいがこちらは行ったことがない。

日本のクルーズ

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ほぼ三行日記2024.7.9 Human CapitalとHuman Resourceの違いについて

ほぼ三行日記2024.7.9 Human CapitalとHuman Resourceの違いについて

Human Capital(人的資本)は磨き、使えば使うほど磨かれ成長する。Human Resource(人的資源)は、資源であり、使うと減るもの。すでに手元に確保しているものである。By 三瓶裕喜  

「人材」「人財」「人的資本」・・・使う言葉一つで、ここまで違う意味合いを持たせることができるのかと思わされた。

これからは一字一句、使う言葉に気をつけてみよう。

ほぼ三行日記 2024.7.5 コブハサミムシのメスについて

ほぼ三行日記 2024.7.5 コブハサミムシのメスについて

虫好きの息子から聞いた話。コブハサミムシという虫のメスは、自分の体をエサにして生まれてきた子供たちに食べさせるらしい。子供たちの血肉となり、天国から成長を見守るのだ。
一方でオスは、また別のメスを見つけて交尾を行い続けるらしい。
メスの素晴らしさとオスの駄目さ加減の落差が激しくて勉強になった。

ほぼ三行日記 2024.7.4 大量情報浪費社会

ほぼ三行日記 2024.7.4 大量情報浪費社会

日々、noteで無数の投稿が読まれずにサーバーに蓄積されていく(含むこの投稿)。会社では日々、無数の会社のメールや面談記録、レポートが読まれずにサーバーに蓄積されていく。情報大量浪費社会に生きるものとしては、浪費されない価値ある情報を提供できるようになりたいと改めて思った。

日系大企業の年収2000万円弱の管理職は通勤時間中、何をしているか

日系大企業の年収2000万円弱の管理職は通勤時間中、何をしているか

ついこの間、通勤電車の中で日系大企業の部長(知人)と偶然遭遇した。

彼は私より前の駅から座って乗っていたのだが、その隣に偶然私は座った。彼は私には気づいていない様子だった。

彼は年収2000万円弱のいわゆるエリートサラリーマンで社会的にも経済的にも大変恵まれた地位にいる方である。

少し横に目をやると、彼はスマホを一生懸命いじっていた。きっと通勤中もスマホで勉強しているのだろうと思い、大変失礼

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