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綴る日記

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だれかの言葉を口語体のままですが、まとめてます。
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綴る日記 弐拾陸 「72点」

綴る日記 弐拾陸 「72点」

「世の中って本当に難しいですよね。私は『何事も極端は良くない』っていうのが、人生クリアの難易度を上げている要因の一つだと思います。

どっちかに振り切った方が良いのであれば、楽じゃないですか。

例えば簡単な話で行くと、お風呂の温度とか。

身体が冷えたからお風呂に入りたい、でも湯温設定を50℃なんかにしたら暑くて入れない。適温が良い。

カレーもそうですね、はちみつなんか入った甘口なんぞは食べれ

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綴る日記 弐拾伍 「BUT」

綴る日記 弐拾伍 「BUT」

「誰かが話しているのを聞いている時、相手のある言葉に注目すると面白いです。

それは『でも』と『だけど』。

相手の話す内容や雰囲気で、ここで話の起承転結の『転』が来そう、変調してくるなコイツっていうのが分かる時があるじゃないですか。

それに備えるんです。待ち構えるんです。来るぞ,,,『転』が来るぞ,,,。

そしてこの間、この人は『でも』で始めるかな、それとも『だけど』で始めるのかなぁとか考え

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綴る日記 弐拾肆 「一度した話」

綴る日記 弐拾肆 「一度した話」

「『人に一度した話をその人がいるところで再びするな』ってわけで。

何回聞いてもすべらんなぁって話は特例として、その話を聞いたことがある人がいるところで、同じ話をしてはいけないです。

なぜかっていうと、2回目を聞く人の気持ちを考えてみてください。

『これこの間聞いた話だな、どんな顔して聞けばいいだろ』とか、

『この人この間の話自分の”すべらない話リスト”に追加したんだ』とか、

『話のレパー

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綴る日記 弐拾参 「本当の友達」

綴る日記 弐拾参 「本当の友達」

「友達いなかった奴(自分)から、今友達いない奴に送りたい言葉がある。

『友達を作るのは簡単だ。』

いやいやいやと。ムズくて苦労してるわボケと。思われるかもしれない。

一旦騙されたと思って、今あなたの周りでわちゃわちゃとしている輩を見てみてほしい(あまり見すぎると陰口を叩かれるので注意)。

あの輩たちは一見楽しそうにしている。友達との談笑に励んでいるんだろう。

しかしだ、そこで会話するあの

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綴る日記 弐拾弐 「敵前逃亡」

綴る日記 弐拾弐 「敵前逃亡」

「『こんなの才能がないとできないよ』っていう前にさ、才能と勝負できるくらい努力した方がいいと、俺は思うんだよなぁ。それじゃあ敵前逃亡門前払いだよ。ダサい!非常に。」

綴る日記 弐拾壱 「余裕のある生活」

綴る日記 弐拾壱 「余裕のある生活」

「『いけないいけない、こうしてるうちに人生が終わっちゃう。』

考えてみれば生活というのは、大半の人からしたら暇の積み重ねである。

忙しそうに見えて、暇の積み重ね。

通勤バスに乗ってる時間、宿題やりたくないなーと駄々を捏ねてる時間、トイレにいる時間。。。

手の空いてるこういう時間を、やらねばのことやらねばのこと、と空白がないように切り詰めていけば、生活に文字通りの余裕が生まれてくるのではない

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綴る日記 弐拾 「ありがとう」

綴る日記 弐拾 「ありがとう」

「これまであまり『ありがとう』を人に言えなかった。その習慣がなかったから。特に一番感謝を伝えなければいけない相手、両親に面と向かって感謝を伝えるのにはかなりのハードルがあった。しかし、これをポジティブに捉える。これまでここぞという時のために『ありがとう』の威力を上げてきた、そう考えると自分の『ありがとう』には、計り知れないほどの重みがあると思う。この『ありがとう』をいつ言ってやろうか。成人式か、結

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綴る日記 拾玖 「主人公」

綴る日記 拾玖 「主人公」

「よくある正義感強めの主人公のように生きたいと思うようになった。あの人たちはいい意味でも悪い意味でも真っ直ぐだ。誘惑に負けない。暇さえあればスマホに手を伸ばす自分とは大きくかけ離れている。彼らが真っ直ぐな理由、これは当たり前のことで且つ、少しメタ的だが、彼らはストーリー上必要なことしかやらないからだ。宿敵を倒すために鍛錬を積む。その描写の合間にスマホをいじっている様子なんかない、ある訳がない。宿敵

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綴る日記 拾捌 「人見知り」

綴る日記 拾捌 「人見知り」

「『人見知り』は本来子どもに使う言葉で、大人相手には『恥ずかしがり屋』というのが正確なんです。だからあなたは人見知りなんですって自分で言ってるけど、ただの恥ずかしがり屋なのよ、恥ずかしがり屋。そんなにお洒落して、髪とか爪とか美容に拘って、お金使って、それでもまだ『恥ずかしがり屋』なの?もっと自分に自信もちなさいよ。いや、もたないといけないのよ、その容姿を作るまでにたくさんのお金と労力を使ったんだか

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綴る日記 拾漆 「話し下手」

綴る日記 拾漆 「話し下手」

「自分の中では、自分は話が上手い方だと思ってたんですけど、周りの反応、それと時間の過ぎ方を見るとどうやらそうではないみたいでしてね。じゃあなんでこれまで上手いと思ってたかっていうと、頭の中では構図が完成されているんです、毎回完璧に。自分は地頭がいいと思っていても、アウトプットが下手じゃあ意味ないですよね笑。」

綴る日記 拾陸 「芯がある人」

綴る日記 拾陸 「芯がある人」

「芯がある人に、人は憧れてしまうもので。人に流されない人。自分を持っている人。我を貫く人。こんな人に自分もなろうなろうと思っても、これがなかなかできない。『だって周りに合わせなきゃ置いてかれてしまう。窮屈だけど、ここに居ればピラミッドの下の方でうじゃうじゃしているアイツらみたいには、ならない。下に行くのは絶対イヤだ。』と。そう考えている人は、多分一生ずっと居座ることになる。『だって立ち上がるのは怖

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綴る日記 拾伍 「暇の悪魔」

綴る日記 拾伍 「暇の悪魔」

「日常にスパイスを求めている節がある。『ずっとぬくぬくと温室で暮らしたい』という人もいるが、それは今の日々が忙しいと感じているからであって、もし何もかも上手くいってその生活を手に入れたとしたら、1週間足らずで飽きてしまうと思う。だから意外と、5日体を動かして働き、2日休息するシステム自体は間違っていないのかもしれない。2日間自分のためにしっかり休めないようになっているのが悪い。ただ、私は多分5日働

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綴る日記 拾肆 「病は気から」

綴る日記 拾肆 「病は気から」

「この歳になって、昔の人は上手いこと言ったなぁって凄く思うことが1つあって。それは『病は気から』なんですよね。なんか今日鼻出るなって時にこれコロナかも…って今の時代頭の片隅に浮かんでしまうじゃないですか。最近の行動振り返っちゃったりなんかして。そこで、とりあえず『絶対違う』って思い込むんですよね、自分の中で。もちろん本当にコロナかもしれないので家にはいないといけませんけど、風邪っぽいことを行動に出

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綴る日記 拾参 「処方箋としての音楽」

綴る日記 拾参 「処方箋としての音楽」

「音楽っつうもんは本当にすごい。どこにでも現れる。なんかが上手くいった時に『このコーフンをどうしてくれよう!』ってテンション上がって、音楽かけてダンスするとかならまだ分かる。需要に対する供給をもろに感じる。しかし、オレが音楽すげぇ!と思うのは、落ち込んでいる時の処方箋として音楽を聴いてしまうということだ。落ち込んでいる時っていうのは、落ち込んでいるんだからとりあえずは何もしたくないもんである。でも

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