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SDGs of note Action record

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会社や団体、個人の方など、皆さんが発信しているSDGsの取り組みや体験などのnote記事を集めています。
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#アップサイクル

裂き織り:裁断屑のアップサイクル

裂き織り:裁断屑のアップサイクル

裂き織を説明するのに、いちばん分かってもらえるのはツルの恩返し。
古くからある、アレねと
なんとなくイメージしてもらえるだろうか。

あの織り機は、童話の中の遠いことのようにとらえられますが
日本の暮らしの中で、かつてとても身近なものでした。
反物も簡単に手に入らない中
使い古した手ぬぐいや布団を裂いて、細くして、織って服にしたり
こたつ布団にしたりを繰り返し、それでも古くなるとひも状にして抱っこ

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なぜ日本にアップサイクルプロダクトが必要なのか

なぜ日本にアップサイクルプロダクトが必要なのか

この数年でよく聞くワードの一つとなった”アップサイクル”という言葉。
アップサイクルとは、廃棄予定であったものに手を加えることで、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせる手法のこと。
創造的再利用とも呼ばれており、元々持っている素材や形の良い特徴を生かすことが重要です。
ダウンサイクル(元の状態より悪い状態になること)ではなく、より良いものへと作り変えることでアップサイクルが完結すると言われて

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【アップサイクル話vol.4】みんなの想いをカタチにしたら、美味しくて持続可能な米粉パンができました

【アップサイクル話vol.4】みんなの想いをカタチにしたら、美味しくて持続可能な米粉パンができました

こんにちは!シェアシマ広報担当です。
このnoteでは、私たちのパーパスである ”大切な食資源を活かす”をテーマに、あらゆる人・コミュニティ・企業にインタビューをしています。

今回は、「おいしい」の素となる原材料、機械を幅広く取りそろえ、パン・お菓子づくりや開業サポートをされている株式会社丸冨士 代表取締役社長倉石さんと、当社代表・小池による対談です。丸冨士さんとは、未利用の食品原料を生地に練り

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長崎県対馬で海洋プラスチックのモノづくり活動を始めます!

長崎県対馬で海洋プラスチックのモノづくり活動を始めます!

初めまして、長崎県対馬在住の阿比留です。

今回、長崎県対馬という場所にて、
「AHORA(アオーラ)」という名前で、海洋プラスチックを使ったモノづくり活動を始めました。
※AHORAのHPも公開しました!ECサイトはこれからオープン予定です(2024年2月現在)

なぜ、そのような活動を始めるのか、具体的にどういう活動をして、何を目指しているのか、ここに綴っていきたいと思います。

1.自己紹介

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アパレル業界の「衣類ロス」の話

アパレル業界の「衣類ロス」の話

悲しいことにファッション産業は、生産から廃棄の過程において「持続不可能」な状態が多数見られます。
その過程でおこる環境破壊や人権問題は未だ解決されていません。

おもな要因は、全世界で行われている衣類の「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」。
これらのシステムの中で直面する問題のうちの1つが「衣類ロス」です。

衣類の生産時、加工時、消費後にでる廃棄は、日本だけではなく世界が直面している問題で、年間

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SDGs関連用語集|3R・アップサイクル・ダウンサイクル

SDGs関連用語集|3R・アップサイクル・ダウンサイクル

3R(スリーアール)3Rのそれぞれの意味は、以下の通りです。

リサイクル

ゴミ(廃棄物)や不用品などを再資源化し再利用すること。
容器包装リサイクル法(改正容器包装リサイクル法)により、プラマークや紙マークの識別マークの表示が義務化されています。

リデュース

ものを作るときに使う資源の量やゴミの発生を少なくすること。
マイボトルやエコバックの利用、長期間利用できる製品の購入、簡易包装などが

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