結婚ってtattooみたいなもんか?
一度籍(tattoo)を入れたら、基本的に消せるものじゃない。でも、結婚もtattooも最近安易に決めて、安易に無かった事にする人が多いな、そんな事を気楽に考えてみた記事です。
「消せない」というメリット
tattooにはレザー除去治療、結婚には離婚といった具合に、これらは別に決して消せないというものでは無くなりました。それでも一度入れた籍(tattoo)を消すということは、社会的、物理的に傷を残す事になります。
逆に捉えるとこれらは基本的に「消せない」という事が、最大のメリットでもあります。つまり、意志の弱い人間にとって消せないという事は、弱い意志を保つ支柱になります。
tattooを入れる際に、決して忘れたくない意志や決意、一生を共にしたいアートとの出会いがあり、入れるに至ったとすれば、それが揺らぎそうになった時に物理的に消しにくいtattooは大きな柱として、その想いや芸術を支えてくれるでしょう。
また、一生をかけて関係を築きたいパートナーとの出会いがあり、結婚したとすれば、目移りする他の女性がいたとしても、結婚という契りがその浮ついた心を止める最後の砦となる事でしょう。
ですが、往々にしてこの「消せない」という事に後悔している人が多いように思うのです。それは何故なのでしょうか。
覚悟の足りない決断
一言で言うなら、覚悟感が足りないのです。言い換えて、自分なりの言葉を使うなら「選ぶ努力」が足りないのです。
つまり、自分が一生を共にしたいパートナーを選ぶ努力、自分が一生を共にしたいアートを選ぶ努力が足りないのです。
それは若気の至りと言い訳出来るものではありません。そのリスクを背負う覚悟が無ければ、至らなければ良いだけの話です。
あるいは、逆転の発想で一度決めたなら言い訳せずに、その決断を肯定する生き方をすれば良いはずです。
決断を肯定する生き方
例えダサいtattooを入れたとしても、当時の考えはダサかったと認めて、今納得のいく生き方をしていれば、ダサいtattooも逆に格好良くみられるはずです。
例え結婚したパートナーの嫌なところが結婚してからたくさん見えてきたとしても、二人の関係をどう良くするかを考えて、話し合って関係を築いていけば良い話です。そもそも家族になるという事は、嫌なところが見えてきたからマイナスという関係性ではなく、いかに二人でプラスを積み上げていくかという関係性なはずです。
自分の決断が間違っていたという過去を悔やむのではなく、その決断が決して間違っていなかったと自分自身思えるぐらいに現在を良く生きて、未来に目を向けていけばよいのです。
重要なのは、その覚悟感(選ぶ努力)と決断の肯定(伸ばす努力)のバランスです。覚悟が足りないとずっと決断を先延ばしにするとおそらくずっと決断はできないですし、早くに決断してその決断を肯定しようとしてもあまりに意に反した決断だと中々肯定できないはずです。
結婚ってtattooみたいなもんかな?
見極めは重要ですし、そのあとの行動も重要です。まぁ、結婚ってtattooみたいなもんか?と聞かれたら似ているけどやはり違いますね。性質は似ているけど、結婚には相手がいてtattooは自己完結します。
さて、もう少し選ぶ努力、探す努力をしてきますか。本日も行動していきましょう。では、また。
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