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2023年12月アムステルダム音楽旅

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♪音楽旅とは♪ コンサートなど音楽鑑賞がメイン目的の旅である。どうしても行きたかったコンサートだけでなく、旅行期間中に鑑賞できる音楽を「ここで出会ったのも何かのご縁!」と考えて積… もっと読む
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ピション&ピグマリオンでメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」 を鑑賞!(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅 - フィナーレ♪

ピション&ピグマリオンでメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」 を鑑賞!(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅 - フィナーレ♪

今回、アムステルダム旅を決断したのは、このコンサートを聴きたいと思ったからだ!(え!コンセルトヘボウなのに、コンセルトヘボウ管弦楽団ではなく?!)

指揮者ラファエル・ピション Raphaël Pichon は憧れの音楽家の一人だ。彼が立ち上げたアンサンブル・ピグマリオン Ensemble Pygmalion は、フランスを拠点に、主に古楽を演奏するアンサンブル。私の知る限り来日していないのでは?

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オランダ国立バレエ「ライモンダ」 (作品予習&生鑑賞の感想)★バレエ界の超大物新スターを発見してしまったかも?! | アムステルダム音楽旅

オランダ国立バレエ「ライモンダ」 (作品予習&生鑑賞の感想)★バレエ界の超大物新スターを発見してしまったかも?! | アムステルダム音楽旅

クラシック音楽コンサートやオペラの鑑賞のついでに、たまにバレエも観るのだが、いまだに楽しみ方がまだよく分からない。舞台は美しく飾られているし、音楽も素敵で、超絶技巧の踊りも凄いねと思う。何か見落としている面白味を、いつか知ることができたらいいな。まだ道半ばである。(鑑賞のヒント等ありますでしょうか?)

というわけで、バレエチケットを買うときは、とりあえず音楽目当てとなってしまう。今回は、自分にと

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ベートーヴェン交響曲第3番とメンデルスゾーン (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

ベートーヴェン交響曲第3番とメンデルスゾーン (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

フィッシャー指揮のブルックナーに続き、コンセルトヘボウ管弦楽団のメンデルスゾーン&ベートーヴェンプログラムを鑑賞した。指揮は若き俊英クラウス・マケラ。

作品予習 | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮ヘルベルト・ブロムシュテット、他ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」も、ブルックナー交響曲第3番に続き、ブロムシュテット指揮のベルリンフィル2023年9月23日の演奏(デジタルコンサートホール

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オランダ国立オペラ「魔笛」 (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

オランダ国立オペラ「魔笛」 (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

1年前のフランス国立ラン歌劇場(ストラスブール)で遭遇した衝撃の巨大なザラストロ様を超えるスーパー「魔笛」の鑑賞となるか?!

作品予習 |ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮サイモン・ラトル作品の一般的な解説はWikipediaでもご覧ください。

少しおかしな(ユニークな)作品予習は、2022年12月フランクフルト&ストラスブール音楽旅の予習編をどうぞ。

 

生演奏の感想|オランダ国立

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オランダ・バッハ協会の「マニフィカト」(作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

オランダ・バッハ協会の「マニフィカト」(作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅


予習(YouTube、IDAGIO)クラシック音楽好きがアムステルダムで音楽鑑賞する場所と言えば、まずコンセルトヘボウは欠かせない。しかし、2005年にオープンした725席の中規模ホール Muziekgebouw ムジークヘボウも忘れてはならない。ざっとコンサートスケジュールを見れば、魅力的な公演が並んでいることが分かるだろう。

オランダ・バッハ協会が展開している演奏動画 All of Bac

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ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 (予習&感想は省略!) | アムステルダム音楽旅

ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 (予習&感想は省略!) | アムステルダム音楽旅

残念かつ演奏者に申し訳ないのだが、私は疲労のピークのため、このコンサートを真剣に集中して鑑賞することはできなかった。旅の初日は疲れているのに興奮して眠れず、2日目は眠い目を擦って何とか活動する。いつものことだ。だから2日目の夜が一番辛い。そして、このコンサートは2日目の夜だった。昼公演のブルックナーは絶対に寝るものかと気合を入れて耐えたのだが、夜はもう無理だった。とほほ。

このコンサートは事前に

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ブルックナーの交響曲第3番を鑑賞(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅

ブルックナーの交響曲第3番を鑑賞(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅

最近の私の鑑賞傾向はオペラ、歌曲、宗教曲などのテキスト付き作品に偏っている。テキスト付き作品は楽しい。文字という強力なサポートのお陰で、ますます妄想力に磨きがかかり、作品の世界に浸りやすい(笑) 作品を通して新しい単語やフレーズを知ることができるので語学力がアップしたような気分にもなる。お得だ!(笑) そろそろクラシック音楽鑑賞を始めたいと思っている語学好きの人は、器楽曲よりテキスト付きの作品から

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デン・ハーグの公園でどん底に落ち込んでいる子がいた・・・生きることが辛い人へ

デン・ハーグの公園でどん底に落ち込んでいる子がいた・・・生きることが辛い人へ

デン・ハーグのマウリッツハイス美術館で絵画を鑑賞した。

アムステルダムに戻るために駅に向かっていたのだが、公園でひどく落ち込んでいる若者の後ろ姿が目に入ったので、声をかけて慰めてやらなきゃと思った。

「おおーい、そこの若者よ!どうしたんだい?オバチャンが話を聞いてあげようか?」(おせっかいオバチャン登場・・・笑)

ところがこの子は、もう立ち直れないぐらい絶望していたのだった(涙)

ああ、ご

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これがオランダ名物のチューリップですよ・・・おっと間違えた!ワインだった!

これがオランダ名物のチューリップですよ・・・おっと間違えた!ワインだった!

ご覧ください!
チューリップたちが首を長くして、お客さんを待っています!
コンサートは休憩タイムです!
チューリップたちは、音楽を満喫中のお客さんの笑顔を見たくて仕方ない様子!
きちんと整列して静かに待つ、健気な可愛らしいチューリップたち!

え?なに?
違うって?

おっと!失礼しました!
よく見たら、チューリップではなくワイングラスではありませんか!
似てるから間違えてしまいました。(え?!笑

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