スズキさん

クラシック音楽・オペラ・シェイクスピア中毒でヨーロッパ贔屓の人 |東京在住 | 国内外…

スズキさん

クラシック音楽・オペラ・シェイクスピア中毒でヨーロッパ贔屓の人 |東京在住 | 国内外のコンサートホールで音楽鑑賞 | 作曲家、作品、演奏家、演奏団体の推し活 | https://msuzuki.art

マガジン

  • 音楽好きのスズキ 第3楽章

    クラシック音楽、オペラ、シェイクスピアの鑑賞レポートを中心とした芸術文化の楽しみを共有するマガジンです。不定期更新。

  • 2023年12月アムステルダム音楽旅

    ♪音楽旅とは♪ コンサートなど音楽鑑賞がメイン目的の旅である。どうしても行きたかったコンサートだけでなく、旅行期間中に鑑賞できる音楽を「ここで出会ったのも何かのご縁!」と考えて積極的にたくさん鑑賞しよう。わざわざ行くのだから、作品をしっかり予習して行こう。旅をきっかけに鑑賞範囲を拡大して、さらに音楽人生を充実させるのだ!

最近の記事

アドレナリン出まくり興奮するピアノ曲6選

クラシック音楽命のスズキです。こんばんは。 私にとって音楽とは基本的にナマ音楽、つまりライブである。録音・録画されたものはライブの予習として利用するもの、あるいはCDなどはサイン会でサインをもらう権利を買うためのものという位置付けである。 他のクラオタの皆様のように立派なオーディオセットを持っていれば、もう少し興味を持って楽しく音源鑑賞できるのかもしれないが、オーディオセットにお金をかけるぐらいなら、コンサートチケットや旅行にお金を費やしたい。そんな人間である。 とはい

    • 鑑賞予定コンサート(5月〜7月、東京他)

      終わってから感想を書くより、行く前に書いて推すのが better なのでは? 人混みが激しく極めて退屈で不快な東京だが(ネガティブでごめんよ)、そんな東京にも自慢できる点が1つだけある。クラシック音楽の公演数とそのレベルは、アジアでは確実にナンバーワンだ。すごいぞ!東京! 3月〜4月の鑑賞予定は残すところあと1公演。公私とも多忙だったが、皆勤賞の見込み。(何か忘れていないだろうか・・・笑) 5月・6月・7月は以下の5公演を鑑賞予定。 それぞれ、多くのコンサートの中から

      • 「トリスタンとイゾルデ」をイメージして画像を作りました

        昨日、テーブルの上の2本だけ残ったバナナを見て、ふと思った。 これはトリスタンとイゾルデかもしれない。 さっそく写真を撮ってAdobe Photoshopで加工してみた。 コロナ禍だった2020年夏、キャンセルしたドイツ旅(バイロイトではなく、ミュンヘンのオペラ祭りに行く予定だった)の旅費が戻ってきたとき、何か新しい勉強をしたいと思ってAdobe Creative Cloudのサブスクリプションを購入したのだった。これにはPhotoshopやIllustratorなどAdo

        • 【ドイツ語】「トリスタンとイゾルデ」第1幕から気になる言葉を抜き出して語るだけの記事

          この記事に辿り着くのは誰だろう?! あなたはワーグナーのオペラなんて全然知らないドイツ語学習者?それならぜひワーグナーの世界に足を踏み入れてみてはどうだろうか?ドイツ語を少しでも知っているなら、あなたには大きなアドバンテージがある。中世とかゲルマン神話とか哲学とか宗教とか愛とか死とか名誉とか、素人が挫折してしまうかもしれない長々しいストーリーでも、ドイツ語学習の一環と考えれば、きっと楽しく研究していけるはず。え!研究ですって?はい、研究です。オペラの世界は。 あるいは、あ

        アドレナリン出まくり興奮するピアノ曲6選

        マガジン

        • 音楽好きのスズキ 第3楽章
          21本
        • 2023年12月アムステルダム音楽旅
          9本

        記事

          オペラに行く前にやること<鉄則>

          妄想が好きですか? 刺激たっぷりのオペラの世界へようこそ! 世間では、短い時間でコアな部分を手っ取り早く楽しむ「タイパ」なコンテンツが人気らしいけど、本当に好奇心が強いあなたはきっと1分の動画なんてすぐ飽きてしまうのでは? それならぜひオペラを鑑賞してみよう。 長く楽しめます(笑) 美しいだけではないグロテスクな音楽に唸るかも知れない。 感動の物語かと思いきや、謎解きのような不可解なストーリーで戸惑ったり。 ドキドキ。 そんな時はどうするかって? 自分ならではの妄想を展開

          オペラに行く前にやること<鉄則>

          憧れのフランスのピアニストが今もまだ相変わらずカッコイイので紹介する

          自動レコメンドが大嫌いだ。 私の好みに合わせて勝手に表示を決めるな! 私の興味範囲を勝手に狭めるな! 世間で人気の情報をトップに載せるな! (私にとってはそんなのどうでもいい!) この世は退屈だ。退屈な情報ばかり押し付けてくるサイトばかり。 noteでもYouTubeでもトップページにずらりと並ぶ自動レコメンドは基本的に無視する。 しかし・・・たまに観てしまうこともある。 下の動画は、昨日YouTubeトップページの2列目ぐらいに、控えめに表示された新しい動画である。サム

          憧れのフランスのピアニストが今もまだ相変わらずカッコイイので紹介する

          鑑賞予定コンサート(3月〜4月、東京)

          終わってから感想を書くより、行く前に書いて推すのが better なのでは? 人混みが激しくなり、ますますストレス指数が上がった、極めて退屈で不快な東京だが(ネガティブでごめんよ)、そんな東京にも自慢できる点が1つだけある。クラシック音楽の公演数とそのレベルは、アジアでは確実にナンバーワンだ。 3月・4月は以下の5公演を鑑賞予定。 数多くのコンサートの中から選んだ理由や演奏に対する期待度を書く。 「あら!面白そう!」と思ったら、チケットを買ってしまいましょう! 一緒に鑑賞

          鑑賞予定コンサート(3月〜4月、東京)

          ここが変だよ・・・おっと失礼、ここがユニークだよ日本のクラシック音楽コンサート

          ヨーロッパのコンサートと比較して、日本のユニークなところをピックアップした。どうでも良いものもあるが、良い方向に変化していくといいなと思うものもある。 ヨーロッパといっても、国によってコンサート鑑賞のお作法は異なる部分もあると思うが、大きくは違わないと感じる。まだ訪問していない国や訪問からだいぶ年数が経った国もあるので、私の知識は限られている。それでも、やはりヨーロッパと比べると日本は独特だと思う。 日本:コンビニでチケット発券!ヨーロッパのコンサートチケットは日本から簡

          ここが変だよ・・・おっと失礼、ここがユニークだよ日本のクラシック音楽コンサート

          【推し音楽】ムソルグスキー作曲の歌曲「死の歌と踊り」・・・死神さんが変幻自在!

          この曲が好きだ! 好きな歌なので、面白さが伝わるように絵を描いてみた! 歌を聴きながらどうぞ♪ 歌って踊れるステキな死神さんの歌(1番〜4番)を、わたくしスズキがご案内しよう。ちょっぴり妄想を加えながら。 大丈夫!怖がらないで! 一緒に前に進んでいきましょう! きっと死神さんとお友達になれます!(え!?) モデスト・ムソルグスキー作曲 Modest Mussorgsky (1839-1881, Russia) 歌曲「死の歌と踊り」 Песни и пляски смер

          【推し音楽】ムソルグスキー作曲の歌曲「死の歌と踊り」・・・死神さんが変幻自在!

          ピション&ピグマリオンでメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」 を鑑賞!(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅 - フィナーレ♪

          今回、アムステルダム旅を決断したのは、このコンサートを聴きたいと思ったからだ!(え!コンセルトヘボウなのに、コンセルトヘボウ管弦楽団ではなく?!) 指揮者ラファエル・ピション Raphaël Pichon は憧れの音楽家の一人だ。彼が立ち上げたアンサンブル・ピグマリオン Ensemble Pygmalion は、フランスを拠点に、主に古楽を演奏するアンサンブル。私の知る限り来日していないのでは?(日本で聴いた人いますか?) 彼らは今シーズン、ヨーロッパ各地でこのプログラム

          ピション&ピグマリオンでメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」 を鑑賞!(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅 - フィナーレ♪

          オランダ国立バレエ「ライモンダ」 (作品予習&生鑑賞の感想)★バレエ界の超大物新スターを発見してしまったかも?! | アムステルダム音楽旅

          クラシック音楽コンサートやオペラの鑑賞のついでに、たまにバレエも観るのだが、いまだに楽しみ方がまだよく分からない。舞台は美しく飾られているし、音楽も素敵で、超絶技巧の踊りも凄いねと思う。何か見落としている面白味を、いつか知ることができたらいいな。まだ道半ばである。(鑑賞のヒント等ありますでしょうか?) というわけで、バレエチケットを買うときは、とりあえず音楽目当てとなってしまう。今回は、自分にとってあまり馴染みのないアレクサンドル・グラズノフ(ロシア 1865-1936)が

          オランダ国立バレエ「ライモンダ」 (作品予習&生鑑賞の感想)★バレエ界の超大物新スターを発見してしまったかも?! | アムステルダム音楽旅

          ベートーヴェン交響曲第3番とメンデルスゾーン (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          フィッシャー指揮のブルックナーに続き、コンセルトヘボウ管弦楽団のメンデルスゾーン&ベートーヴェンプログラムを鑑賞した。指揮は若き俊英クラウス・マケラ。 作品予習 | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮ヘルベルト・ブロムシュテット、他ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」も、ブルックナー交響曲第3番に続き、ブロムシュテット指揮のベルリンフィル2023年9月23日の演奏(デジタルコンサートホール)で予習した。 これもブロムシュテットのインタビュー動画(無料)が参考になった

          ベートーヴェン交響曲第3番とメンデルスゾーン (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          オランダ国立オペラ「魔笛」 (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          1年前のフランス国立ラン歌劇場(ストラスブール)で遭遇した衝撃の巨大なザラストロ様を超えるスーパー「魔笛」の鑑賞となるか?! 作品予習 |ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮サイモン・ラトル作品の一般的な解説はWikipediaでもご覧ください。 少しおかしな(ユニークな)作品予習は、2022年12月フランクフルト&ストラスブール音楽旅の予習編をどうぞ。   生演奏の感想|オランダ国立オペラ&バレエ、指揮リッカルド・ミナージあれれ! 暗くなったと思ったら、いきなり

          オランダ国立オペラ「魔笛」 (作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          オランダ・バッハ協会の「マニフィカト」(作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          予習(YouTube、IDAGIO)クラシック音楽好きがアムステルダムで音楽鑑賞する場所と言えば、まずコンセルトヘボウは欠かせない。しかし、2005年にオープンした725席の中規模ホール Muziekgebouw ムジークヘボウも忘れてはならない。ざっとコンサートスケジュールを見れば、魅力的な公演が並んでいることが分かるだろう。 オランダ・バッハ協会が展開している演奏動画 All of Bach バッハ全集(YouTubeでも視聴可)には、コロナ前もコロナ禍の真っ只中も大

          オランダ・バッハ協会の「マニフィカト」(作品予習&生演奏の感想) | アムステルダム音楽旅

          ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 (予習&感想は省略!) | アムステルダム音楽旅

          残念かつ演奏者に申し訳ないのだが、私は疲労のピークのため、このコンサートを真剣に集中して鑑賞することはできなかった。旅の初日は疲れているのに興奮して眠れず、2日目は眠い目を擦って何とか活動する。いつものことだ。だから2日目の夜が一番辛い。そして、このコンサートは2日目の夜だった。昼公演のブルックナーは絶対に寝るものかと気合を入れて耐えたのだが、夜はもう無理だった。とほほ。 このコンサートは事前にプログラムを公開していなかった。だから予習はできなかった。クラシック音楽系のクリ

          ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 (予習&感想は省略!) | アムステルダム音楽旅

          ブルックナーの交響曲第3番を鑑賞(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅

          最近の私の鑑賞傾向はオペラ、歌曲、宗教曲などのテキスト付き作品に偏っている。テキスト付き作品は楽しい。文字という強力なサポートのお陰で、ますます妄想力に磨きがかかり、作品の世界に浸りやすい(笑) 作品を通して新しい単語やフレーズを知ることができるので語学力がアップしたような気分にもなる。お得だ!(笑) そろそろクラシック音楽鑑賞を始めたいと思っている語学好きの人は、器楽曲よりテキスト付きの作品からスタートすると良い。 というわけで、最近はクラシック音楽の王道であるオーケスト

          ブルックナーの交響曲第3番を鑑賞(作品予習&生演奏の感想)|アムステルダム音楽旅