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モンゴルでのトレーナー活動(その他のスポーツ現場編)

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レスリング、フェンシング、バレーボール
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【写真で振り返る】杭州アジア競技大会選手村

【写真で振り返る】杭州アジア競技大会選手村

2023年9月23日〜10月8日にかけて、中国の杭州で第19回アジア競技大会が開催されました。僕は柔道モンゴル代表チームに帯同し、選手村には9日間滞在しました。

今回の記事では、その選手村の施設や実際の様子についてご紹介。大会関係者でも限られた人しか入ることができない裏側を写真メインで振り返っていきます。文章は控えめなのでサクッと見れると思います。

なお、この記事は有料となっていますが、X(旧

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【勝負事に熱いモンゴル】バスケ大会での活動記録

【勝負事に熱いモンゴル】バスケ大会での活動記録

先日、モンゴル馬術協会のバスケットボール大会に救護班として活動してきました。そこでの様子や症例、ついでにモンゴル人の特徴などをご紹介。

きっかけ過去にフェンシング大会でも同様にスポットで何度か救護班活動をしており、そこの選手から今回の依頼をいただきました。

当初は10-18時で3日間働いて欲しいという内容でした。ところが、ここはモンゴル。時間の急な変更は当たり前。前日になって「急遽8時開始にな

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そうだ、トレ研を作ろう@モンゴル

そうだ、トレ研を作ろう@モンゴル

トレーナー研究会(以下、トレ研)を
モンゴルで作ろうという内容です。

モンゴルの現状として
各スポーツチームはトレーナーを必要としているのに、国内ではトレーナーの存在はおろか教育する環境がほとんどありません。

それに対する解決策について
少しご紹介していきます。

トレ研とはアスレティックトレーナー
(以下、AT)を学ぶコースを有する
大学および専門学校には
トレ研のようなサークルが
作られて

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コロナ禍における柔道の国際大会 ~ワールドマスターズ2021ドーハ~

コロナ禍における柔道の国際大会 ~ワールドマスターズ2021ドーハ~

日本は緊急事態宣言が発令されたり
外国人の入国を制限するなど、
世界的にもコロナが蔓延している
状態が続いてますね。

そんな状況の2021年1月11~13日
カタール🇶🇦のドーハにて
ワールドマスターズが開催されました。

日本代表選手も7名(男子3名、女子4名)が
参加することが報じられ、
ネットニュースのコメント欄には
危惧の念を抱く内容がいくつか散見されました。

では、実際どのようで

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モンゴルにおけるレスリングの医療事情

モンゴルにおけるレスリングの医療事情

さて、モンゴルにおいて、サッカーの現場で活動していましたが、2019年1月より、レスリングのチームをサポートすることになりました。

その一番の目的は、オリンピックに帯同するためです。

モンゴルでオリンピックに出場する可能性のある種目は、柔道、レスリング、ボクシング、射撃くらいでしょうか?団体種目はかなり不得意です。

クラブチームに入った経緯開催まで1年半前となり、そろそろどこかに入り込まない

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ロシア・ウランウデ遠征

ロシア・ウランウデ遠征

2019年5月、レスリングの大会帯同で、ロシアのウランウデに行きました。BAIKAL OPENという、誰でも参加可能な大会です。したがって、代表ではなく、クラブチームに帯同していきました。

ウランウデロシアの東シベリアにあるブリヤート共和国の首都です。日本人の起源はここからではないかという説があり、ロシアっぽくないアジア系の顔立ちの方も多くいらっしゃいました。また、モンゴルから近く、モンゴル語を

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モンゴルにおけるフェンシングおよびのバレーボール医療事情

モンゴルにおけるフェンシングおよびのバレーボール医療事情

今までモンゴルのサッカーとレスリングに関することをご紹介してきました。今回はフェンシングとバレーボールの現場での経験を書いていきます。

それぞれ内容が短いため2つをまとめることにしました。

フェンシングフェンシングに関わるきっかけは、オリンピックに関われるかもしれないと思ったからです。(レスリングに入る以前の2018年11月のお話です。)

なんとなくFacebookを見ていたら、アジア競技大

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