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雑学のすゝめ

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トーク形式で、ちょっとした雑学をご紹介します! 明日のお話のネタ作りに、或いは時間つぶしに、気軽にお読みいただければ幸いです<m(__)m> その他の記事が長文でやや重めなので、…
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2019年4月の記事一覧

クサンティッペは「悪妻」か。

クサンティッペは「悪妻」か。

今日は、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが、毒をあおいで亡くなった日です。
同時に、「悪妻の日」という何とも妙な日にもなっています。

ソクラテスの生涯や思想については

こちらの記事が読みやすいかな?
ソクラテスの思想を簡単に理解できるとすれば

こちらもとても参考になると思います。

さて、ソクラテスの業績が後世の思想に大きな影響を与えていることは言うまでもありませんが、実はソクラテスにはもう一

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サン・ジョルディの日

サン・ジョルディの日

今日は、本好きにはちょっとした記念日かもしれません。

4月23日は、「サン・ジョルディの日」。
スペインのカタルーニャ地方に伝わる伝統の記念日です。

互いに薔薇の花と本を贈りあい、愛を確かめ合う日とされています。

1、サン・ジョルディとは何者?スペインのカタルーニャ自治州に伝わる守護聖人ゲオルギオス

のことです。(ジョルディはゲオルギオスのカタロニア語読み)

イングランドやグルジア、モス

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「ひやかし」も江戸時代、吉原遊郭生まれの言葉。
吉原近くの隅田川で和紙の原料(楮)を冷やしている間、職人達は暇つぶしに吉原に遊女を見に行きました。
彼らは実際に遊ぶわけではなく、見て回るだけ。その様子を遊郭の人達が「冷やかしてるんだよ」と揶揄したことから、この言葉は生まれました。

「ゆびきりげんまん…」と言いますが、「指切り」の風習は吉原の遊郭で生まれました。
遊女が客への愛を誓う際に、相手に信用してもらうために自分の小指を切って渡したことが由来。ただ、客寄せのテクニックとして、実際には自分の指ではなく模造品や死体の指を買って渡していた遊女も多かったとか。

世界初の熱気球の実験は1783年、ヴェルサイユ宮殿で国王一家も見守る中行われました。
ちなみに乗せられたのは羊・アヒル・鶏。当初は囚人を乗せる予定でしたが、あまりの恐怖に「一思いに死刑にしてくれ」と懇願される始末だったため予定を変更。
なお実験は成功。動物達は無事帰還できました。

硬貨の大きさやギザギザや穴の有無が異なるのは、全ての硬貨を「手で触っただけで」識別できるようにするため。
かつて「ギザ十」が存在しましたが、昭和32年に100円玉が発行された際、触っても10円玉との識別が難しいという問題が発生、100円玉にだけギザギザを残すことになったのです。

かつて、救急・消防への通報は「112」でした。
しかし、ダイヤル式の電話機では「1」と「2」の指穴の位置が近く、慌てて掛け間違いが多発した事から、指穴の位置が遠い「9」に番号を変更しました。
また、ダイヤルが戻る時間が長いため、通報者が深呼吸し落ち着きを取り戻す効果も狙ったとか。

明治期の偉人、大隈重信公。この頃の偉人は達筆な書を多く残していますが、大隈公はたった2点しかありません。
それは、弘道館で学んでいた頃「書道」で勝てなかった相手がいたため。超負けず嫌いの大隈公は「ならば、書かなければ負けない」と決意し、その後ほとんど文字を書くことはなかったとか。