モジゃもん
職人二世。大工になりたくなかった意識低い系大工のnote。階段作れない、和室作れない、大八ですけど喰えてます。
僕が鎌倉の仕事先で出会った詩人アリノママヲさん。彼の出版された詩集は現在廃版。とても温厚で素敵な方です。ただ、電子機器が苦手とのことなので、僕がnoteで紹介しても良いか思い切って訪ねてみたところ快くOKを頂いたので、小出しに紹介させて頂きます。
ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』の翻訳っぽい文体で思い出を語る遊び場。
PROLOGUE アイアニア電心大戦 あらゆる文明を焼き尽くした 争いの後 平和の代償に「電心」と呼ばれた力は失われた・・・
横浜出身のバンドマンと舘林出身の少女の小説。
試しに『職人二世』や『職人二世問題』とネットで検索してみると、出てくるのは伝統工芸や伝統芸能の後継ぎ不足の問題がほとんど。それと、芸能人やタレント二世の記事く…
窓際で絶と共に日暮れを待つ日を過ごしていた頃 残る薫りに記憶をぶら下げて また日暮れを待った 花部屋の二階で眠る僕のための肌 虹山日暮れの北一文字を指差して 世界の…
何か思い出しそうな森の中で 足音が影を探そうとする 涙で唇を湿した少女は成長を選んだ 選ばれなかった少年は何処へ 思い出しそうに心音は擦れる 樹々の葉叢に踊る影 木漏…
つながりなどありはしない 世界中の幻覚を言葉からみつけようと かすがいを打つこともできない空気のような 肉体には探せども結び目などみつからない 一箱のボール紙のよう…
さあ、小説も書き進めて一年も二年も過ぎてゆくと次第に考えなければいけなくなるのが、終わり方の問題。 「えっと、この話って最後どうなるんだ・・・?」って、書い…
えっとね、小説を書こうとする人なんて、ぜ~ったいナルシストで私小説的なことをオリジナルの物語だと言い放って書き始めるんですよ。 少なくとも、物語を作ろうって…
けむむむりりりいいが たちちちのぞむむむむ場所で しし四肢し死のあいぼーーーー ののののそそそのそのととと ししししなんてててててててね 仏と吐いて おおちついいいて…
うつ病&無職で同棲生活がスタートしてすぐ、僕は小説を書こうと躍起になって興奮状態。 そのくせに、それまでほとんど小説なんて読んだことなかったんです。児童文学…
バンドと職を失って、うつ病時代に突入した頃の僕は、とかく人生の目標をなくして心も身体もフラフラしていました。 にもかかわらず、現在の妻と同棲するべく実家を飛…
着の身着のまま心の赴くまま、働きたかったら働けばいい、やりたくなければ寝てればいい、そう、自由が売りよの職人生活ですが、真夏は暑さとの戦いです。 連日…
「自社施工だから安心」「100%自社施工」など、町を歩けばこうした宣伝広告を見かけます。 これは「自社の社員が職人として作業を行います。下請け会社に外注しな…
蓮池の周りを歩きながら ぼくらがつくった秋の根に思っている あらゆる季節の中に秋の根は巡る いつどこで倒れてもいいように 忘れ去られた名前は秋 すれ違い知りえぬ人は…
大工の息子として生まれた僕は、間違ってもなりたくて大工になったわけではありません。親が大工じゃなかったら100%大工にはなっていなかったと思います。 そんな…
一人親方として独立してからホームセンターによく行くようになりました。大工なので、釘だのビスだのノコギリの刃だのと消耗品を買う必要があるからね。 工務店時代は…
2023年7月10日 20:08
試しに『職人二世』や『職人二世問題』とネットで検索してみると、出てくるのは伝統工芸や伝統芸能の後継ぎ不足の問題がほとんど。それと、芸能人やタレント二世の記事くらいです。 タレント二世の話は置いといて。話題にしたいのは後継ぎ不足の問題の方。ちなみにChatGPTに『職人二世問題とは何か』と尋ねてみたら、『伝統的な職人の技術や技能が次世代に受け継がれずに、失われてしまう問題』という答えが返ってき
2023年9月17日 07:08
窓際で絶と共に日暮れを待つ日を過ごしていた頃残る薫りに記憶をぶら下げてまた日暮れを待った花部屋の二階で眠る僕のための肌虹山日暮れの北一文字を指差して世界の隙間を舐める彼女の舌鬼田んぼの泥ころがしで汗を流し夜落ちの銀野菜を料理してくれた御両親繋いで歩けば足元から立ちイヅル恋いきれ生まれた街を離れた寂寥のくせに僕たちは歩幅まで生意気でいた絶窓に雨が垂れる与えられた病名は忘れ
2023年9月13日 22:43
ダッシュボードってオモロいですね。僕の投稿したもので、詩の 春の作品が やたら見ていただいてるのは、どういった流れからなんにゃろか。。 春は愛されるのかしら。
2023年9月13日 22:39
何か思い出しそうな森の中で足音が影を探そうとする涙で唇を湿した少女は成長を選んだ選ばれなかった少年は何処へ思い出しそうに心音は擦れる樹々の葉叢に踊る影木漏れ日と笑い声だけが光が影を隠そうともう一度と揺れている何処へも行けぬ影が一人付いてくる何か思い出しそうな森の中から笑顔は森には探さない足音が影を探そうとする何か思い出しそうな森の中で
2023年9月7日 21:04
つながりなどありはしない世界中の幻覚を言葉からみつけようとかすがいを打つこともできない空気のような肉体には探せども結び目などみつからない一箱のボール紙のように心には余地しかあらず日曜日のソファに贅肉を沈めて孤独を騒ぐやはりつながりなどありはしないから空腹に逆らわずいらいらを肉食や菓子喰らいでほったらかしの掃除機のダストパックも針のように刺さる仕事の失敗もやはりつながりなどあ
2023年9月3日 06:23
さあ、小説も書き進めて一年も二年も過ぎてゆくと次第に考えなければいけなくなるのが、終わり方の問題。 「えっと、この話って最後どうなるんだ・・・?」って、書いてる本人が思っちゃうのよね。 これについては人それぞれだから個人差があると思います。終わり方を決めてからそこに向かって書く人もいるだろうし、なんとなく終わりのシーンを決めてから書く人は少なくないと思うよ。 ていうか、僕だって最後は
2023年9月1日 06:01
えっとね、小説を書こうとする人なんて、ぜ~ったいナルシストで私小説的なことをオリジナルの物語だと言い放って書き始めるんですよ。 少なくとも、物語を作ろうって時には、自信の体験を参考にして構築していく方が完全にオリジナルの物語を作るよりは難易度が易しいと思います。 でね、パソコンに向かって書式を設定して、フォントなんかもそれっぽくして、カタカタ書き始めるわけです。書き出しもそれっぽく書ける
2023年8月31日 05:59
けむむむりりりいいがたちちちのぞむむむむ場所でしし四肢し死のあいぼーーーーののののそそそのそのとととししししなんてててててててね仏と吐いておおちついいいてててええええけむむりりりひりいいいいがあああししをのぞむむむむむ無夢むむむむ許してるからぼく受け入れ」てるからああーああなんもかがえないんだよーーー」「ん
2023年8月30日 06:46
うつ病&無職で同棲生活がスタートしてすぐ、僕は小説を書こうと躍起になって興奮状態。 そのくせに、それまでほとんど小説なんて読んだことなかったんです。児童文学は好きだったんですけど、小説と言えば司馬遼太郎の『竜馬がゆく』とモームの『月と六ペンス』くらいしか読んだことがなかった。 だから、書きたくっても書き方がわからない。どうやら作文とは違うらしい、プロットってものがあるらしい、っていう状態
2023年8月28日 06:00
バンドと職を失って、うつ病時代に突入した頃の僕は、とかく人生の目標をなくして心も身体もフラフラしていました。 にもかかわらず、現在の妻と同棲するべく実家を飛び出してしまった時期でもあるんです。うつ病持ちの無職男と一緒に住もうとする妻もすごい。 生活費を稼ぐための仕事周辺の話は以前に書いたので、このうつ病時代に日常の方では何をしていたのか、改めてお話しさせてください。 ずばり、小説を書
2023年8月25日 06:00
着の身着のまま心の赴くまま、働きたかったら働けばいい、やりたくなければ寝てればいい、そう、自由が売りよの職人生活ですが、真夏は暑さとの戦いです。 連日の猛暑猛暑猛暑、もうしょうがないよ・・・コホン。 最近は見かけなくなりましたが、僕が二十代の頃には建築現場で上半身裸の半裸族職人をよく見かけました。ってか結構普通にいた。 大工にしろ、設備屋にしろ、屋根屋にしろ、半裸半裸の上裸上
2023年8月23日 06:00
「自社施工だから安心」「100%自社施工」など、町を歩けばこうした宣伝広告を見かけます。 これは「自社の社員が職人として作業を行います。下請け会社に外注しないから責任の所在も明確だし、中間マージンも発生しなくて金額的にも安心です」って意味ですよね。当たり前だけど。 でね、この意味での自社施工が本当ですかって話なのですが、リフォーム会社に関してはハッキリ言ってほとんど嘘です。大概の会社が営
2023年8月22日 19:06
蓮池の周りを歩きながらぼくらがつくった秋の根に思っているあらゆる季節の中に秋の根は巡るいつどこで倒れてもいいように忘れ去られた名前は秋すれ違い知りえぬ人は秋いくつかの秋の後先秋が不在を証明する原点は淋しさにある だがあらゆる季節の中に秋の根は巡るいつどこで倒れてもいいように
2023年8月21日 06:00
大工の息子として生まれた僕は、間違ってもなりたくて大工になったわけではありません。親が大工じゃなかったら100%大工にはなっていなかったと思います。 そんな僕ですが、小学校四年生の図工の授業で不思議な経験をしたんです。 授業の内容はノコギリ、トンカチ、釘などの大工道具を使って板を加工し、木製小箱を作りましょう、というもの。この時、僕はまだこれらの道具を使ったことはありませんでした。てかさ
2023年8月19日 13:58
ゾコーバめっちゃ効く。飲んでよかった〜!!
2023年8月18日 06:00
一人親方として独立してからホームセンターによく行くようになりました。大工なので、釘だのビスだのノコギリの刃だのと消耗品を買う必要があるからね。 工務店時代は懇意にしてた金物屋さんでみ~んなツケで購入してました。んで、これが独立してできなくなり、ホムセンの常連になったというわけです。 ところで、このホームセンターって昔はなかったよね。どれくらい昔かというと、僕が子供の頃なので30年以上前の