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アリノ ママヲ 詩集

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僕が鎌倉の仕事先で出会った詩人アリノママヲさん。彼の出版された詩集は現在廃版。とても温厚で素敵な方です。ただ、電子機器が苦手とのことなので、僕がnoteで紹介しても良いか思い切っ… もっと読む
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記事一覧

【詩】喫煙

けむむむりりりいいが たちちちのぞむむむむ場所で しし四肢し死のあいぼーーーー ののののそ…

モジゃもん
8か月前
9

【詩】森影

何か思い出しそうな森の中で 足音が影を探そうとする 涙で唇を湿した少女は成長を選んだ 選ば…

モジゃもん
8か月前
24

【詩】ご挨拶

つながりなどありはしない 世界中の幻覚を言葉からみつけようと かすがいを打つこともできない…

モジゃもん
8か月前
26

【詩】秋の根

蓮池の周りを歩きながら ぼくらがつくった秋の根に思っている あらゆる季節の中に秋の根は巡る…

モジゃもん
9か月前
10

【詩】告白しりとり

     いす       に は  か        だ ぼ  が       俺  み  …

モジゃもん
9か月前
8

【詩】サンノゼ先生

どのようにぼくはしたらよいのですか 先生のよに はなして わらつて しあわせそに なるにはぼ…

モジゃもん
9か月前
6

【詩】赤冬

気に入りの喫茶室の窓際の席で コーヒーとカスタードの向かい合わせが 僕と君の時間をかき混ぜることで確かめたから 行脚する後悔も隣の席に腰を下ろしていた 楽隊は嫉妬と甘えを歌い流して アンフェアな殺しについて考えるフリを示した 告白すると 僕は患部に手で触れて痛みを確認したかった 僕は本当に傷が僕を無視するほどなのか 知りたかった 美術館の園丁はいちばんの働き者で 石化した歴史よりも生々しく実存であったから コーヒーはそれまでより苦く カスタードはそれまでより甘かった 冬

【詩】朝の光のその意味は

言葉の裏に張り付いた粘性の胸の内に気づき 電波の向こうに落ちた呼吸を拾おうと踠く 明け方は…

モジゃもん
9か月前
14

【詩】過ぎゆく五日

僕は言葉でごまかして 憎しみと肉染みを混同する 恐れとoh! that!を混同する いつも誤魔化し…

モジゃもん
9か月前
6

【詩】春待ち電車

四両編成の春待ち電車は 手つなぎ男女の川沿いを 手ぬぐいおじさんの田んぼの横を どこかへ向…

モジゃもん
9か月前
7

【詩】貴様江

出来合の心を転がし続けてたどり着ける と 思うなよ 数滴の痩せ我慢が零れて濡らした仕事場 で…

モジゃもん
9か月前
5

【詩】草る

夜深く眠りから覚めて家の静けさに座り込む 信仰する過去がたった今まで見ていた夢と 同様にく…

モジゃもん
9か月前
2

【詩】恋文

 真っ白いこんちわ! 横たわる涙から感情は流れる 痛みは輝いた夜に残して やがて愛は殺しを…

モジゃもん
9か月前
13

【詩】ターフターフターフ

ぱ からっぱからっ ぱからーらーら  ぱからっ ぱからっ  走れ!  ぱからーらーら  ぱからっぱからっぱからー らーら   ぱからー ぱからー らーら   ぱからっ もっと走れ! ぱからっぱからーらーら 2-4!  ぱからっぱか らっぱからーらーら  スバヤク! ぱからっぱからっぱからーらーら   ぱからー       1/2 ぱからーらーら       ぱからっ おかあちゃん。 ぱからっぱからーらーら ぱからっぱからっぱからーら  これで! ーら    ぱからっ