フォローしませんか?
シェア
よはん
2022年12月23日 08:49
木曜夜の零時少し前凍てつく夜も温かく下り電車の賑わいは健やかなる無法地帯幽霊の様な境界線を何でもない風に跨ぐ通路という概念など誰も覚えてはいないど真ん中に置かれた高級百貨店の紙袋はその威厳も虚しく、なんてことでもなく夢現の主人よろしくやけに堂々とした姿それこそ実に本来の私だとでも言う様に昼のいきぐるしさが存在すら不確かな夜ただそこに在るのは星と空と少し
2021年1月30日 23:09
必死に今の気持ちに合う音楽を探していた。プレイリストを作っては修正して、付け足しては消して、そんなこと、繰り返して。だけど、そうじゃなかった。わたしは今、音楽なんて聞きたくないんだ!音楽をブランド品みたいに扱うのが大嫌いだ。偽善者のホーリーソングなんて、まっぴらごめんだ。わたしは今、そういう気分なんだ。いつもの癖、外に出れば耳にイヤフォン。そうするのが当たり前で、そ
2020年4月1日 18:50
油絵ほどに近づいてきて愛を吸うみたいに空気を覚えていてほしくて走る春の夜の声もなきその香せつなく儚くそこにいてでもそっと吹いただけで消えるほど弱くはないの愛おしさはどんな時でも心のどこかに住んでいて永遠に巡る、春への憧れその香りを恋い慕うまま------久しぶりに詩を。。先日、仕事帰りにいつもの道を通って今年はお花見もできないかぁ、とふと夜桜を見たときに