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私という地平線に浮かんでくるもの、沈んでゆくもの。

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日々いろいろなことがある。いろいろな人に合う。いろいろな思いが浮かんでくる。受け取って私の中に沈みゆくものがある。大きなものも小さなものも、確かなことも不確かなことも、ここに記し…
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#思考の整理

10/16の絵日記~抽象を抽象のまま描いたら~

10/16の絵日記~抽象を抽象のまま描いたら~

とってもイラっとすることがあったこの日。
人に吐き出したりして一旦は収めたものの、1日の終わり頃に怒りが再燃。怒りの根元に突き止めようと心の内を見つめてみても見えてくるのはこんな〝ザワザワ〟ばかり↓

テレビの砂嵐(もはや死語?)のような状況で、見続けていると余計に気分が悪くなりそうで、脳内で閑話休題。

別のことを考え始めたら、あら不思議。
気分が晴れ、イラっとしていたことに対しても、考え方を切

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明日が来るのが怖い。

それが数年前の私の状態。

毎日、何かしらの不安や苦しさ、しんどさがあって。一日一日を何とか過ごしているような感覚で。家に帰ると、どっとやって来る疲れと同時に明日もまたこんなじゃないかという漠然とした不安に襲われて。そんな明日から逃げたくて、なかなか眠ることができなかった。

寝ても寝なくても変わらず明日は来るのに。遅くまで起きてても、翌日変わらずに出社するわけだから、余計にしんどくなるだけなのに

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【これから】の自分の在り方を考えている~誕生日を迎えて~

【これから】の自分の在り方を考えている~誕生日を迎えて~

先日誕生日を迎え、また無事に1つ年を取った。
干支が3周回った。

子どもと大人の中間のような感覚から
ボチボチ抜け出さねばならないお年頃のせいか、
〝社会人〟にも慣れ、
今の職場の歴も長くなったせいか、
【これから】の自分の在り方が
【これまで】のそれと同じで良いのかを、この頃よく考えている。

同じで良いのかと疑問を抱いている時点で、
良いと思っていない自分がいるのは明らかで、
もどかしさや

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「果」のはなし

「果」のはなし

本日のひらめき。

「結果」は「変える」じゃなく、「変わる」だよな。
結果そのものを、私たち人間は触れない。いじれない。

私たちが「変える」ことができるのは、結果の〝因〟である「過程」、つまり、行動のみ。

「過程(行動)」を「変える【た】」から、「結果」が「変わる【った】」。
過程(行動)を変えずに結果だけ変わるなんてない。それは辻褄が合わないってもんだよ。

〝「結果」は「変え」られる〟とい

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「因」のはなし

「因」のはなし

ここのところ、時間があるのに本を読んでいなかった。なんだか読む気が起きなかった。でも、昨日あたりからまた読みたい気持ちがムクムク。2冊一気に読み始めた。

たぶん、自分的に“やり残してる感”があった仕事の原稿やら個人的に書きたいと思っていたことやらを書き上げたから。

要するに、結局のところ、
「休日だから時間がある」「本を読めるが環境ある」という【外的要因】が整っていたとしても、
自分の心の

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イメージと思考の円滑な接続

イメージと思考の円滑な接続

「〇〇をしよう。」とか「〇〇したいな。」と思うことで、
実際に行動できることと、行動に移せず終わってしまうことがある。
後者の割合が多い私だけど、ちゃんと実行できることもあり、中には自分でも驚くくらいスッと行動できる時もある。
興味深いのは、そういう時たいてい、
行動を始める前から「あ、これはちゃんと達成できるな」という確信めいたものを味わうということ。
そしてなぜ確信を持てるのかといえば、
〝頭

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〝掴んだ〟感触を持てるか否か。~スムーズに文章を書ける理由を分析~

〝掴んだ〟感触を持てるか否か。~スムーズに文章を書ける理由を分析~

取材(インタビュー)をして、人の想いなどを聞き、それを記事として文章で書くことが好きな私ですが、
いつもいつも、すんなり事が運ぶとは限りません。

着地点が見えていて意気揚々と書き始め、スムーズに言葉や表現が浮かんできて、一気に書き上げられる時もあれば、
なかなか筆が進まない、どころか、筆を持ち上げることすらままならない時もあります。

その差は何なのだろうか?それが自分自身で謎で、
今後の自分の

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私のnoteの書き方

私のnoteの書き方

私は、noteを書くことで【思考の整理】【思考の記録】をしています。
そんな私の『noteを書くプロセス』を整理し記してみたいと思います。

このプロセスを踏むことによって、    今でも未熟に毛が生えた程度だけれど、  以前よりは、自分が感じたことも考えたことも整理して書くことができるようになってきた、
書きたいと思っていたことの近くに着地ができるようになってきた、
そんな気がしています。

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noteで有料記事を書いてみた。

noteで有料記事を書いてみた。

3年と少しnoteを書いてきて初めて、記事を有料にしてみました。

普通にやっている人もいるかもしれないので大げさに聞こえるかもしれませんが、私にとってはちょっとした【挑戦】でした。
有料設定にする時はめちゃくちゃドキドキバクバクし、投稿ボタンを押すのを何度も躊躇いました(笑)
最後はもう「えいや!」とボタンを押した私です。
その結果・・・・・・

購入してくれたのは1人でした。
しかもリアルでも

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お気に入り作品の読み返しと、プレゼン大会の振り返りの記録。

お気に入り作品の読み返しと、プレゼン大会の振り返りの記録。

私が、村上春樹作品の中で一二を争うくらいで好きなのが『スプートニクの恋人』。

それが証明になるかはわからないが、過去に二度ほど紛失している(涙)のだが、都度再び手に入れるほどには、好きだ。

つい最近、幼馴染が「読みたい」というので貸すことになり、その前にもう一度読み直してみて、改めてこの作品が好きだと感じた。
天下の村上氏の作品で素晴らしい文章力、春樹ワールド前回なのは言うまでもないのだが、数

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コロナのご利益

新型コロナウイルスの感染拡大、全国への緊急事態宣言の発令に伴って、私の勤める会社、フリーマガジンの編集部も、4月中旬頃から活動自粛となりました。

それに伴い、ふだん毎月発行している我がフリーマガジンも、来月6月号は休刊に。
創刊当初、隔月発行の時期はあったものの、それでも『休刊』というのは初の事態です。

まさに〝前代未聞〟の事態が起こっているのだということを目の当たりにし、当然ショックを受けな

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『カレンの台所』からの視点。

『カレンの台所』からの視点。

引き続き『カレンの台所』を読んでいます。

先日も書きましたが、彼女独特の想像(創造)力と表現に、私の脳ミソはゆっくりとしかついていけないので、
短編集を読むかの如く、1日1~2レシピずつ。
今日もまた読んでいたら、新たな気づきがありました。それは、

この人は、すごくフラットに物を見ているのだな

ということ。
一般的にはネガティブ、悪い意味として捉えられている言葉や表現を、この人はごくごく普通

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My worldを見つめ直して…

My worldを見つめ直して…

先日の社内プレゼンは実に刺激が多く、すでに感じたこと、考えたことをアップしましたが。

時間を持て余していることもあり(笑)、余韻がまだ続いていて、
プレゼンの情景と、そこで感じたことを時々ボーっと反芻する。

結果、My worldを見つめ直すことにもなったりしている。
そこで思い浮かんできたことは、

私は0から1を生み出すことは苦手。
デザイン、商品や事業などの新しいアイデアを考え付く、そし

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脱力系レシピが教えてくれる言葉や表現の可能性。

現在読んでいる本のうちの1冊がこちら。

料理してみよう!と思ったわけではなく、
ほぼ日のサイトで糸井さんとの対談記事が紹介されていて、
どうやらレシピ本とは思えないような表現の仕方をしているらしいと知り、
言葉好きであり、日々言葉を駆使する人種としては、そっち方面で吸収できるものがあるのではないかと期待したから。

滝沢カレンさんと言えば、テレビなどでも独特の言葉遣いが特徴的で注目されているけれ

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