マガジンのカバー画像

私という地平線に浮かんでくるもの、沈んでゆくもの。

128
日々いろいろなことがある。いろいろな人に合う。いろいろな思いが浮かんでくる。受け取って私の中に沈みゆくものがある。大きなものも小さなものも、確かなことも不確かなことも、ここに記し… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

満ちるからあふれ出る。

満ちるからあふれ出る。

少し前にたまたま見た『tiny desk concerts JAPAN』。藤井風とメンバーによるパフォーマンスが言うまでもなく素晴らしかったことと並んで私の心に残ったのは、MCを全編英語で通す中、『満ちてゆく』の英語紹介が〝Overflowing”という語だったこと。
個人的にこの語のイメージは「あふれ出す」とか「氾濫する」で、外側からの目線による表現として捉えていて(無意識に)、
一方、日本語の

もっとみる
コーヒー牛乳、それはお守りのような。

コーヒー牛乳、それはお守りのような。

基本、コーヒーはブラック派。

朝、出社してまずすることは、会社に常備されているドリップバッグのコーヒーを淹れること。それで気合いを入れる。数少ないルーティーンのひとつ。午後もデスクワークが続くようなら、3~4時頃にもう一杯欲しくなる。やはりブラックで。
でも少し体も心も緩めたいと感じる時は〝牛乳入り〟にすることが多い。外回りが続く日、アポイントの隙間があればコンビニでカフェラテを買って小休憩。そ

もっとみる

新年度、リセット、リスタート!

明日から、新年度。
何だかいろいろと手につかなかったここ2ヶ月を良くも悪くもリセットし、新しくスタートを切ることにする。
少し前に読みおあわった『クジラアタマの王様』のクライマックス、たたみかけるような主人公の言葉を自分に突き刺して喝を入れたいと思います。

言わずもがな、情報は大事。そして夢見る力や想像力も。
(「イメージできることは実現する」とも言われるし、そういった経験は私自身にもある)

もっとみる
2024年のテーマ

2024年のテーマ

というか心構えを3つ、決めました。

1つ目は「行き当たり、ばっちり。」
いつも行き当たりばったりな自分なのですが、その反面、計画的に物事を進められない自分にがっかりしたり、「次こそ!」と毎回のように思って来ました。でも昨年、とある本でこの言葉に出逢い(何の本だったかは忘れました。こんなところも行き当たりばったり笑)、自分にピッタリだと思ったのです。思い返せばこれまでも、なんだかんだ最後の踏ん張り

もっとみる
12年目のはじまり。

12年目のはじまり。

11年目は、その直前に入社した社員を筆頭に今年4月入社の新卒2人を含め5人の仲間が増えました。
10年以上在籍し、ある程度、仕事を把握しているがゆえにマンネリ化してる部分があるのを否めない自分にとって、
『すろーかる』の読者から社員になってくれたメンバーの、フレッシュでポジティブな働きぶりと短期間での成長ぶりは
とても嬉しく、頼もしく、ありがたい。

そしてもう一つ大きかった出来事。
昨年11月に

もっとみる
非日常/日常

非日常/日常

お気に入りの喫茶店が、火曜日限定、メニューも限られたものだけを提供する形で、夜営業を始めた。

ふだんは18:00閉店だから、平日に寄るのは難しく、行くならだいたい休日。
仕事中心の日常からのリフレッシュ目的が大きいと言える。
でも今回は平日の仕事終わりのこと。

そこで実感。

気分転換には「非日常」も必要だけど、
こういうちょっとした「日常」と「非日常」の間みたいな場もとても重要だなということ

もっとみる
「積読パラドックス」by Mochiya

「積読パラドックス」by Mochiya

ふだん2~3冊を並行して読む。1冊だけ読んでいると、例えば悲しい物語に息が詰まり過ぎたり、難しい人文書に脳が疲れ過ぎたり、すごくハマったものだとすぐに読み終わりたくなかったり(笑)するからだ。さて、こういう読み方だと、2~3冊をほぼ同じタイミングで読了してしまうことがある。すると何が起こるか……「読む本がなくなってしまう!」という焦燥感に襲われる。そして、読み終わったのと同じ、あるいはそれ以上の数

もっとみる
10/16の絵日記~抽象を抽象のまま描いたら~

10/16の絵日記~抽象を抽象のまま描いたら~

とってもイラっとすることがあったこの日。
人に吐き出したりして一旦は収めたものの、1日の終わり頃に怒りが再燃。怒りの根元に突き止めようと心の内を見つめてみても見えてくるのはこんな〝ザワザワ〟ばかり↓

テレビの砂嵐(もはや死語?)のような状況で、見続けていると余計に気分が悪くなりそうで、脳内で閑話休題。

別のことを考え始めたら、あら不思議。
気分が晴れ、イラっとしていたことに対しても、考え方を切

もっとみる

明日が来るのが怖い。

それが数年前の私の状態。

毎日、何かしらの不安や苦しさ、しんどさがあって。一日一日を何とか過ごしているような感覚で。家に帰ると、どっとやって来る疲れと同時に明日もまたこんなじゃないかという漠然とした不安に襲われて。そんな明日から逃げたくて、なかなか眠ることができなかった。

寝ても寝なくても変わらず明日は来るのに。遅くまで起きてても、翌日変わらずに出社するわけだから、余計にしんどくなるだけなのに

もっとみる

自信についての考察 その2

単独のものとしてもいいくらい、前回から時間が経ってしまった(笑)

書く書く詐欺だと言われても仕方のないくらい、書こうと宣言していながら全然書けず…。まあ、誰も気にもかけていないかもしれないけれど、当の本人としては常にこのテーマが頭の中にあって、「あ!そういうことか」と〝感覚的に〟は掴めるものがあったのだけれど、なかなか言葉や文章に出来ずじまいが続いていたのだ。改めて、抽象的な事柄を言語化すること

もっとみる
「やさしい」の理由~絵日記学を学んで私ができるようになったこと 番外編~

「やさしい」の理由~絵日記学を学んで私ができるようになったこと 番外編~

ここ数か月、人から「やさしい」と言われることが何度かあって、自分的にちょっと印象に残っている。
元々、人にやさしくありたいという気持ちは持っていたので、そう言ってもらえることは願ったり叶ったりではあるのだけれど、自分では全然そんなつもりがないから(笑)驚いている。

だって、人にやさしくありたいと強く意識していた頃、
自分としては人のためを思って行動していても、全然「やさしい」って言われなくて。

もっとみる
足りないところだらけの私の価値。

足りないところだらけの私の価値。

夏が足早に過ぎ去ろうとするのを感じながら、ふと気づいたこと。

               ***

それほど予定がなくゆるりと過ごしたお盆休み。唯一の予定は、高校時代の友人の結婚を祝して集まったこと。私は仕事が入ってしまい遅れての参加だったけど、友人の自然体な笑顔が見られて嬉しかった(*´-`)

その後、残れるメンバーで場所を変えながら夜まで一緒に過ごしたのだけれど。
家に帰ってから、あんな

もっとみる
『あらしのよるに』を読んで ~自分と向き合うのに、なぜ、〝絵〟日記なのか?~

『あらしのよるに』を読んで ~自分と向き合うのに、なぜ、〝絵〟日記なのか?~

先日、古本屋さんで偶然見つけ、100円という破格だったので即買いした絵本『あらしのよるに』。

有名な作品なのでご存知の方も多いと思いますが、知らない方のためにあらすじをざっくり説明すると。
物語が起こるのは、タイトル通り嵐の夜。一軒の小屋に避難してきたヤギが一匹。そして少し後にもう一匹…なんとオオカミがやってくる!
これが晴れた日の昼間ならオオカミがヤギに襲い掛かり、ドタバタ劇が繰り広げられたか

もっとみる

明日が来るのが怖い。~絵日記学を学んで私ができるようになったこと 番外編~

それが数年前の私の状態。
今はそんなことはなくなったなと昨日改めて感じた。
同じようなことを今年の2月にFacebookで書いていたんだけど、タイムラインだと振り返るのが大変だからこちらに記録しておく。

以下、2月に書いたこと。

毎日、何かしらの不安や苦しさ、しんどさがあって。一日一日を何とか過ごしているような感覚で。家に帰ると、どっとやって来る疲れと同時に明日もまたこんなじゃないかという漠然

もっとみる