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『カレンの台所』からの視点。

引き続き『カレンの台所』を読んでいます。


先日も書きましたが、彼女独特の想像(創造)力と表現に、私の脳ミソはゆっくりとしかついていけないので、
短編集を読むかの如く、1日1~2レシピずつ。
今日もまた読んでいたら、新たな気づきがありました。それは、

この人は、すごくフラットに物を見ているのだな

ということ。
一般的にはネガティブ、悪い意味として捉えられている言葉や表現を、この人はごくごく普通に、時には称賛の意味で使っている。
違和感を持つのはそれが原因だったんだ!と思うと同時に、
糸井重里さんが帯で書いている「新しい日本語をデザインしている」という感覚も少しわかった気がしました。

それが良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかは人それぞれだろうけれど、先日も書いた
言葉や表現の可能性を広げてくれたり、新たな視点を与えてくれるということはますます強く感じます。



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