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ミドルエイジのキャリア継続のためのtips

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30代・40代のキャリアとライフイベントとの関係、キャリアストレッチ、転職、キャリアビジョン再構築などのヒントについてご紹介しています。
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2022年3月の記事一覧

異業界への転身。ミドルエイジの場合

異業界への転身。ミドルエイジの場合

転職や再就職の際に、経験業界と異なる業界へ挑戦したいという方も少なくありません。けれども、企業の視点で見ると、どのように貢献してくれるのか、前職との接点が何か等が気になるものです。
そこで担当するセミナーや個別のキャリア相談では、「接点」について、深堀りすることをおススメしています。

個人の視点

例えば、社会課題解決がキーワードの場合、
そもそも、どの領域に関心があるのか、志望するきっかけとな

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大人のレジュメ添削、キャリアチェンジの場合

大人のレジュメ添削、キャリアチェンジの場合

先日、キャリア支援に関わる方々向けにレジュメアドバイス講座を開催しました。

履歴書、職務経歴書、ポートフォリオは、企業と個人が出会い、新しい価値創造を行っていくためのツールです。何ができるか、何をやりたいのか、一緒にどのような世界を創っていくのかを、会話していくための大切なモノ。

けれども、ただの経歴の棚卸書類になっていたり、自分が望むキャリアパスとの接点がわかりにくかったりと、悩みもあるもの

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アドバイスとカウンセリングの違い

アドバイスとカウンセリングの違い

先日読んだ調査論文の中で、アドバイスとガイダンス、カウンセリングの違いについて明記されているものがありました。

海外では、キャリアの領域で短大→大学→大学院と経験年数が増えるにつれて、担当できる領域が、アドバイスからガイダンスへ、ガイダンスからカウンセリングへと進んでいくというものです。

そこでの定義では、アドバイスは不特定多数向けのものであり、ガイダンスは個人に合わせて情報収集をしながら対応

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越境学習のジレンマ

越境学習のジレンマ

所属組織外で働いたり、ボランティアや学び直し等をすることは、越境学習と呼ばれています。

副業や大人向けインターンも広がり、他社で働く体験をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

書籍によると、越境学習の最初の壁のひとつが、多様な価値観のメンバーとのコミュニケーションです。

普段の職場では通じることが通じない。コミュニケーションスタイルが違いすぎて仕事が進まない。これは、大企業からベンチャ

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アスリートから学ぶ、セカンドキャリア

アスリートから学ぶ、セカンドキャリア

アスリートのキャリア形成支援を行う、スポーツキャリアサポートコンソーシアム。アスリートの方や専門家の方のお話をお聞きする機会がありました。アスリートではない誰にでも参考になるエッセンスをご紹介します。

失敗の数が多いことが強みになる

「挑戦の分、失敗も多く、そこから軌道修正してきたことが強み」
元アスリートのそのような言葉に、ハッとさせられました。

現役時代、アスリートは試合等で結果を出すこ

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ミドルエイジのキャリア停滞期と突破法

ミドルエイジのキャリア停滞期と突破法

法政大学の田中研之輔先生の言葉で「終わりがはっきりと見えた途端、キャリアは加速する」というものがあります。人生の終わりを意識した瞬間から、自分は何をするべきなのかと意識が変わり行動が進んでいくというものです。

「終わりを意識した瞬間」を持つ方の強さは普段の生活でも感じます。

自然災害を経験して、「働くとは何だろうか」「このままの生活でいいのだろうか」と考え、本当にやりたかったことができる転職や

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複数の収入源を持つメリット

複数の収入源を持つメリット

地域の起業家交流会を実施していた時期、印象に残ったセミナーのテーマの一つが「複数の収入源」を持つです。
例えば、以下のようなものです。
☑法人向けの大型案件による収入
☑個人向けの小型案件による収入
☑書籍等による自動的に入る収入

起業家にとっては、法人向けの案件はまとまった収入になりやすいものです。一方で、個人向けには1つの案件は金額は小さいものの、口コミで広まると個人が所属する法人の案件につ

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複業とスキルと信頼構築

複業とスキルと信頼構築

サステナビリティに関わる仕事では、記事執筆も担当しています。

今回は、人・組織・社会の変容デザイン事務所INNOVATE WITH代表の川端元維さんに、会社員時代から続けていた複業についてお聞きしました。環境問題に関わるお仕事に取り組みたい方、次のステージへ進みたい方にヒントとなるお話が満載です。

鎌倉サステナビリティ研究所のキャリア支援

これからも、環境問題や社会課題解決に取り組む方のご紹

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